ジャン・シャロンは、イギリスの作家で、この作品は彼の最初の絵本になるのですが、出版は1958年と50年近く前の作品です。
物語の主人公は2階建てのみどりいろのバスです。
今は年をとったので、森の中に捨てられてしまいます。
そこに、ふたりの子供がやってきて、家にしてしまいます。
家というより、秘密基地のイメージでしょうか?
こうした対象って、子供の時分に凄く憧れたのですが、見ているだけで楽しくさせられました。
そして、みどりのバスと二人の子供は、いろんな冒険をして最後に定住の地を見つけるというエンドを向かえます。
イギリスの田園風景とかが素晴らしく、絵は全く古さを感じさせないどころか、見慣れない風景に子供は大喜びでした。
単純なストーリーなのですが、絵本らしい作品でイギリスではずっと読み続けられているというのも納得の絵本でした。