この本を読むたびに、涙が止まりません。
私は、上に4歳の女の子がいますが、二人目が欲しくてたまらなかったのですが、やっと妊娠できたと思った矢先に流産してしまい、切なくて自分を責め、不覚にも人前で泣いてしまうほどつらい思いをしました。
しかしその直後、妊娠が発覚しただいま妊娠8ヶ月♪です。妊娠してからもつわりがひどく、出血に見舞われたりとトラブルもありましたが、この本を読むたびに癒され、慰められ元気づけられました。
この本は女性だけでなく、男性にも読んでいただけたら同じ気持ちを共有できると思います。
作者の鮫島先生は、産婦人科の先生で三男のパパということで、妊婦の気持ちや母の気持ち、分かってくださっているなぁと実感できる本です。
私の場合、この本を読んでいるとまるでお腹の子が私や主人に宛てたメッセージを先生が代弁してくださっているのかな?と思えるような内容に感じます。
4歳の娘とこの本の表紙を見たときに、絵を見てプチトマトみたいな絵はなあに?と聞いてきました。これは赤ちゃんなんだよ♪と話したら私のお腹に頬ずりしながら、ミッキー(娘がつけたお腹の子のあだ名)と同じだね♪と言いました。中身を一緒に見ているときにプチトマトのような絵が出てくるたびに、「みーちゃんも赤ちゃんのときは、こうだったの?」と興味津々で聞いてくるので、「そうだよ♪」と答えるととてもうれしそうでした。それから「丸いのとお月様みたいなのはなあに?」と聞くので、「丸いのはお父さんでお月様みたいなのがお母さんだよ。」というと納得したようにうなづいていました。内容は4歳の子には難しいですが、絵を見るだけでも伝わるものがあるんだなぁと実感しました。イラストを描かれている植野ゆかりさんは三男一女のママさんですから、子供にも伝えられる絵が描けるんでしょうね〜素敵です!絵自体も子供だけでなく大人にも見れば見るほど味が出てきますよ☆