誰もが一度は行ってみたいと思う龍宮城。
いわさきさんの挿絵は、その龍宮城という夢の世界を表現する素敵な絵で、いきたい!!と思わせること間違いなしですし、たろうのようにおとぎの世界にいる気分が味わえます。
たろうもすごく凛々しくて、ページをめくるたびに少しずつ大人びてきているような感じがします。
その上、文章がすごく丁寧で、民話によってそれぞれ語りぐさは違うのかもしれませんが、たろうが助けたカメが乙姫だったとか、何で玉手箱をもたせたのかとか、知っていたようでしらないことがあって、親の私も非常に新鮮でした。
息子は男の子だから、男の子の主人公のうらしまたろうはとても気に入ったようでした。