センダックの挿し絵がすばらしい「こぐまのくまくん」シリーズの中の一冊です。
くまくんが、人間の女の子、エミリーと知り合い楽しい夏を過ごし、夏が終わってエミリーが学校に帰るまでの夏の思い出といった内容です。大人には時間がゆったりと流れていた子供時代の夏休みを思い出させてくれます。
特に微笑ましいのはふくろうがパーティーを開くという内容のお話で、パーティーの出席者はいつものメンバーねこ、あひるくん、めんどりにくまくん、エミリーそしてエミリーの大切なお人形ルーシーです。パーティーに行くまでの道のりでおこるパプニングもかわいいし、パーティでルーシーを襲った災難!その中でのみんなのやりとりや表情がたまらなく可愛い(大人には)!
こどもってホントにどんなことにも一生懸命なんだよね〜って思います。
最後にエミリーが学校にかえるときのくまくんの表情・・。でもくまくんはエミリーにお手紙を書きたいので一所懸命字を覚えてお手紙を書くんですよ!