遠足に着たのにひとりぽっちのリナの前にのねずみのお店が現れて、なぞなぞ一つと水の中が見えるフキを取り替えます。つぎつぎにお店が現れて、最後にいいことと歌を取り替えると……。
春らしいのはらと甘さのないちょっと不気味なかんじのするのねずみの表紙に惹かれて図書館から借りてきました。
引っ込みじあんのためにお友だちがいない、切ない女の子の気持ちがだんだん、春の日差しのように明るくなってくる楽しいお話です。
春らしい絵と消極的だった女の子が明るくなってくるところに幼稚園に入りたての彼女は共感できたようです。
引っ込みじあんの子に勇気を与えてくれるお話です。