もともと児童書が大好きすぎて、大人の小説へ移行できなかったワタシ。
長男妊娠中に、富安陽子さんの本と図書館で出会いました。
最初に出会ったのは「れんげ畑のまんなかで」。
おいしそうな描写と、ドキドキな展開、心の中に風景が浮かんでくるような言葉の流れが、ビンゴ!!でした。
そして次にであったのが、この「やまんば山のモッコたち」だったのですが、これまた、貸し出し期間中に何十回読んだでしょう。
一生離れられない本だと悟り、購入となりました。
特に、やまんばとまゆの「春の買物」部分は、とーーても好きで、娘とこんな風にお買物に行くのが、今でもワタシの夢です。
もちろん長男にも読み聞かせをしました。
彼の夢は、ボサボサと雪の降る日に、やまんばの揚げコロ餅を食べることだそうですが、あいにくと、私たちの住んでいるタウランガでは、雪が降りません。
もうすぐ4歳になる娘は、今のところ、まゆのようにまっすぐ育ってくれています。ワタシの方は、目指しているのはもちろんやまんば!ですが、どちらかというと「ばばばあちゃん(も大好きなのですが..汗)」。
10歳の長男と同い年のワタシの愛読書「やまんば山のモッコたち」を片手に、まゆとばばばあちゃんのふたりで、やまももではなく、リンゴのジャム作りに精を出しています。