かぜのでんわ、震災後、そんなでんわが実際にあるのですね、
特に何の情報もなく読み、
涙が出てしまいました。
かぜのでんわは
もう会えなくなった人に伝えたいことを話すためのでんわ。
最後はどうなるんだろう。
次々受話器を持つ人の重すぎる言葉に涙しながら読み進めました。
そして・・・でんわがなるのです。
とどいたんだ!みんなのおもいがとどいたんだ!
予想に反して
とてもささやかな奇跡でした。
華美過ぎないことが逆にリアルで、
実在のかぜのでんわも同じく、声が届いていて欲しい、
そう心から祈らずにはいられませんでした。
泣いてしまうのでそう何度も開けない絵本です。