東日本大震災からもう3年以上たちました。
復興復興と言われますが、
原発事故によって、本当の復興ができなくなってしまったと
私は思っています。
これは根深い問題、子どもたちに残してしまう
負の遺産。
でも、そのことに触れる大人が少ない。
絵本もない。
でも、鎌田医師はきちんと伝えようとしてくれています。
チェルノブイリの絵本もしかり、
この絵本も。
子どもにわかりやすい視点で、
放射能がふってきて食べられなくなった食べ物のことを
絵本にしています。
長谷川さんの渾身の絵もすばらしい。
悲しいことだけど、決して忘れてはいけないこと。
原発の恐ろしさ、
もう原発に頼ってはいけないと強く思う絵本です。
多くの人に読んで欲しい絵本です。