荒井良二さんらしい、ポジティブな絵本でした。
この絵本で取り上げられたそれそれのサブタイトルは、素晴らしい『音』であり、
どこか遠くをイメージさせる旅の始まりにふさわしい「トークトーク」=遠く遠く。
旅の途中で訪れる町の「ダンダント」=段々と
何かが、どこかららやって来る「クルヨクルヨ」=来るよ。来るよ。という言葉でつながった旅のお話です。
絵は明るいし、文字も大きくて見やすいので、読み聞かせなどにもピッタリだと思います。
1つの言葉でも、色々な音に聞こえるはずの、それぞれの単語を読み手のイメージでそれぞれ使い分けて、「音」に出してあげたら、聞き手の子どもたちも、より楽しめるんじゃないかと思いました。
音を楽しむこのと出来る年を考えると、4年生以上のお子さんにお薦めしたいです。
ちなみにうちの上の子の感想は「なかなかいいんじゃな〜い」なんて、上から目線でした。