くまのお父さん、お母さん、子どもがお出かけしていきます。
画面はずっと変わらず、くまさんのお家のまま。
お出かけしていた3匹が次々と帰ってきて、おしまいです。
くまさん一家が出かけて、帰ってくるまでの間、本当にのんびりと時間が流れていきます。
家の壁を這っているカタツムリの動いた跡がついていたり、芸が細かいなぁと思わず感心。
お父さんくまは魚を、お母さんくまはブドウを持って帰宅します。
そうか、食べ物を取りに行ってたんだね、
と、それでわかるのですが、敢えて画面が動かないことで一日の時間の流れを感じられるところが魅力ではないでしょうか。
ほのぼのできる一冊だと思います。