ベンジーはいつだってごきげんなしっぽの短い茶色の犬。
家族みんなが大好きでした。
でも、サラおばさんがオウムのティリーを連れてくるのは好きじゃありません。
みんながティリーばかりをちやほやするからです。
サラおばさんがやってきた日、ベンジーはティリーの鳥かごを持ち出し・・。
まるで、小さい兄弟にやきもちをやく子供のようなベンジー。
子供はとっても身近に感じることと思います。
大騒動になってしまいハラハラドキドキしますが、
とても素敵なハッピーエンド。ベンジーの機転に天晴れ!です。
ベンジーはちょっぴりお兄さんになったみたい。
『どろんこハリー』の作家なのでやっぱりハリーの雰囲気がでているなあと思っていたら、
訳者が渡辺茂男さん(ハリーの訳者)の息子さんだったのですね。
なるほど〜と納得しました。
ベンジーの物語は他にもあるそうです。ぜひもっと楽しみたいです。