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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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べにちゃん

その他の方・70代以上・山形県

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べにちゃんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 痛烈な皮肉  投稿日:2015/01/31
とってもランチ
とってもランチ 作・絵: ひぐちともこ
出版社: 解放出版社
シュール&ホラーです。

しかも、ものすごい皮肉。

親は、わが子のことを、ちっとも見ていない。

テレビを見ないで、早く食べなさい、という親に、あっけらかんと、テレビを

呑み込んでしまう子ども。

もはや、言葉もまともに通じていない。

学校では、子どもが大挙して見えなくなっても、全く何でもないふうの先

生。

終には、子どもが、テレビに取り込まれてあちらの世界に行ってしまって

も、誰も気づかない。

実に恐ろしい・・・
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なかなかよいと思う 特別養護学校で  投稿日:2015/01/31
もりもりくまさん
もりもりくまさん 作: 長野 ヒデ子
絵: スズキ コージ

出版社: 鈴木出版
図書館で読もうとしたら、

「くまがこわーい!」

と、何回か敬遠されることがあった本です。

たまたま、養護学校の子どもたちに読んだら、怖がるということはなく、と

てもいい反応でした。

わぉ!のところを、手を挙げ、みんなで唱和するようにしてみたのです。

初めは、バラバラで、ぎこちなかったのが、だんだんぴったりと息が合うよう

になっていき、その後、何度もリクエストされました。

担任によると、みんなの反応が、こんなに一つにまとまることは、とても珍

しいのだそうです。

この絵本には、秘めた力があるような気がしました。
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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせデビューにうってつけ  投稿日:2015/01/31
さんびきのくま
さんびきのくま 作・絵: バイロン・バートン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
初めての物語絵本としておすすめです。

お話に慣れていない子でも、まず、この明るいくっきりとした色合いには

引き付けられると思います。

あとは、なんといっても、くまとうさんと、くまかあさんと、くまぼうやというよう

な、わかりやすい文章です。

それと、お定まりの三つの繰り返しがあるので、最後まで飽きずに聞いて

もらえる可能性が高いです。

好奇心の塊のような、いたずらっ娘のきんいろまきげちゃんも、子どもた

ちには、魅力的でしょう。

『さんびきのくま』は、いろいろあります。

中でも、小さい子が最後まで、聞いてくれるのは、この本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 遠回しの反戦絵本  投稿日:2015/01/28
カラス笛を吹いた日
カラス笛を吹いた日 作: ロイス・ローリー
絵: バグラム・イバトゥーリン
訳: 島 式子 島 玲子

出版社: BL出版
セピア色のトーンで描かれたこのお話は、まるで昔の映画を見ているよ

う。

戦争のために、離れ離れになっていた父と娘の気持ちが、会話と行動

によって、徐々に歩み寄っていく様が、丁寧に描かれています。

戦争という重い背景があったからこそ、つかの間の、忘れがたい記憶とし

て、鮮やかに心に残ったのでしょう。

そしてその強い思いが、この本を誕生させたのだと思います。

父親が、娘に正直に向き合って、本心で会話しているところや、さりげ

なく気持ちに寄り添ってくれるところが、あたたかな感動を誘います。

直截的ではないですが、静かな反戦絵本ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 歴史の生き証人  投稿日:2015/01/28
かべ―鉄のカーテンのむこうに育って
かべ―鉄のカーテンのむこうに育って 作・絵: ピーター・シス
訳: 福本 友美子

出版社: BL出版
チェコに生まれ、時代に翻弄され乍ら、常に描き続けたピーター・シスの

壮大な自叙伝です。

子ども時代も含めて、膨大な数の絵で構成されているので、一つ一つ

が、切手のように小さくなっていますが、どれも愛おしくて、外せなかった

ということはよくわかります。

細かな線の一つ一つに、見たものは、すべてとどめておこうという、強い

意志がにじみ出ている気がします。

絵を描くことは、自分を支えることであり、世界を見つめることであり、と

りもなおさず、生きていることの証であったのでしょう。

そしてそれは、そのまま貴重な歴史の記録となって、私たちに、自由や

平和について、考えさせてくれるのです。
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自信を持っておすすめしたい フィンランドの守り神  投稿日:2015/01/27
フィンランドの小人たちトントゥ
フィンランドの小人たちトントゥ 作・絵: マウリ・クンナス
訳: いながきみはる

出版社: 猫の言葉社
トントゥは、ずーっと昔から、フィンランドのそこかしこにいた守り神たちで

す。

人々の暮らしのそばで、時には人を助け、たまには邪魔し、人間の生

活に、密着しながら存在していました。

いろいろトラブルがあっても、生活に楽しませてくれて、潤いをもたらす存

在であったようです。

そんな楽しいエピソードを十四話集めたこの絵本は、毎晩一話ずつ読

んであげるのに無理のない長さじゃないでしょうか。

随所に、フィンランドの暮らしや、風習なども垣間見られるところも、お

すすめです。
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自信を持っておすすめしたい どこまでもにぎやかに  投稿日:2015/01/27
ハエをのみこんだおばあさん
ハエをのみこんだおばあさん 作・絵: シムズ・タバック
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
ふとした拍子に、ハエを飲み込んでしまったおばあさんが、次から次へ

と、より大きな生き物を飲み込んでいってしまうお話に、聞いている子ど

もたちは、

「えーっ!えーっ!えーっ!」。

を連発しっぱなし。

シュールこの上ない話ではありますが、カラフルな文字と絵のゴチャゴチャ

感が、楽しい雰囲気に転化させてくれるようです。

最後は、おばあさんが亡くなってしまっても、

「そりゃそうだよね〜ウマを飲んだんだもん」

って、あっけらかーんと、みんなで笑いあって終われるような楽しさが残る

ところが、子どもに支持されると思います。
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なかなかよいと思う わにの表情が秀逸  投稿日:2015/01/27
さるとわに
さるとわに 作・絵: ポール・ガルドン
訳: きたむら よりはる

出版社: ほるぷ出版
ポール・ガルドンは、昔話の絵をたくさん描いていますが、どれも伸び

やかでいいですね。

これは、わにの表情が、特に秀逸。

岩の上に張り付いて、岩のふりをしているところをなんか、下心が見えて

見事だなぁと思います。

あと、カバーの付いている本があったら、ぜひ広げて見せてください。

頭から尻尾まで、一匹まんま描かれているのです!

子どもたちの見せると、その迫力に、

「おおーっ!」

と歓声が上がりますよ。

話が長いので、声に出して読みこなすには、体力がいるかな。
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自信を持っておすすめしたい 一回では済みませんから  投稿日:2015/01/26
ようかいガマとの おエドでうちゅうじん
ようかいガマとの おエドでうちゅうじん 作: よしながこうたく
出版社: あかね書房
妖怪で、ガマで、殿様で、しかも宇宙人が出てくるって!

とんでもない設定ですが、さすが凝り性のよしながさん。

見返しの表に30種類の妖怪、裏には、11種類の宇宙人が描いてい

て、それを、ご丁寧にも、本文のあちこちに登場させているのですから、

もう大変。

一回読んで終わり、ってなことにはさせません。

でも、子どもにとっては、それも絵本を開く楽しみなんでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい ドン・フリーマンの大ファン  投稿日:2015/01/26
しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです
しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです 作・絵: ドン・フリーマン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: BL出版
ドン・フリーマンの絵って、シンプルで温かみがあって、惹かれます。

必要最小限な描写しかしていないところが、子どもを無理なくお話の

世界に引き込むのではないでしょうか。

女の子の一つ一つのしぐさが、とてもかわいらしく、それがこのお話全体

の印象に結び付いているようです。

なんといっても、ラストのスキップしながら帰る後姿が秀逸。

それだけで、女の子の心の中が手に取るように伝わってきます。

ドン・フリーマンの絵本は、どれも温かさがにじみ出ていて、優しい気持

ちにされられるものばかり。

『とんでとんでサンフランシスコ』が一番ですが、これは、その次くらい

に、好きです。
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