新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

夏漣

その他の方・40代・福岡県

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夏漣さんの声

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自信を持っておすすめしたい あなたがいるってことだけで  投稿日:2011/07/11
まっててね
まっててね 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: エリック・ブレグヴァド
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
「わたし」には「けっこんしたねえさん」がいます。
ある日、泊りがけで遊びに来て、帰って行きました。
ねえさんはお風呂にパウダーをこぼしたり、植木鉢をけとばしちゃう「わたし」と違ってとっても大人で、「ゆめみたいにすてき」なんです…

いつか、ねえさんみたいに、色んなことができる人になって、かあさんに会いにくるから、待っててね、という「わたし」に、かあさんは…!

妹が二人いる私は「ねえさん」の立場のはずなのですが、その「かあさん」の言葉を読むたびにできの悪い小さな子どもになって、涙ぐんでしまうんです。
読み返すたびに、いつも。

子どもに、というより子どもだった人たちにおすすめ!!です。
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自信を持っておすすめしたい 「歯の妖精」って知ってますか?  投稿日:2011/07/09
はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし
はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし 作: セルビー・ビーラー
絵: ブライアン・カラス
訳: こだま ともこ

出版社: フレーベル館
「歯、むし歯の絵本」特集にピックアップされてなくて悔しい(?!)のでこちらへ書いてみます。

タイトルどおり、”はがぬけたとき、世界のみんなはどうするの?”ということがよくわかる絵本です。

今のおかあさんたちが小さい頃は、歯が抜けたら屋根に放り投げたり、縁の下に投げたりしませんでしたか?
世界には、いろいろな別の風習があるのです。
「歯の妖精」のことなんて、全然知りませんでした。
きっとこの本を読まなかったら死ぬまで知らなかったと思います。
タクシーの運転手さんにまで話を聞いてくれたりした作者の方のお陰です。きっと表に見えている以上の細やかな調査研究の結晶です。

大人が読んでも、文化人類学的(?)にとても興味深い本です。
が、そんなことはさておき、純粋にとても楽しめる絵本です。
歯が抜け始めたお子さんと(もちろんはえかわってからでも!)、是非一緒に楽しんでください。
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自信を持っておすすめしたい こころふるえる「手紙」のやりとり  投稿日:2011/07/09
もちろん返事をまってます
もちろん返事をまってます 出版社: 岩崎書店
小学五年生の少女ノアと、ドディ少年の、書簡体小説。
ふたりの間でやりとりされた「手紙」が、そのまま物語となっているのです。

やりとりを続けるうちに、ノアはドディに会いたいと思い、その気持ちを伝えます。
でも、それをドディは嫌がるのです…
それは、ドディが、車椅子に乗っているから。その姿を、ノアに見られたくないから。

でも、そんなこと(!!)にノアは屈しません。
本当に相手を思いやるからこその言葉を、手紙で伝えます。
「ドゥディの家を訪ねてほしくないのね。オーケーです。訪ねません。わたしが会いたいっていうたびにおこるのね。オーケー。もういいません。だけど、それでどうなるかしら?わたしの手紙は、わざとらしくなるはずです。ひとこと書くたびに、ドゥディを傷つけやしないかおこらせやしないかって、十回も迷うから。それでいいの?」

その後の展開は、読んでからのお楽しみ…!

同年代の子どもたちに、そして大人にも!!是非、読んでみてください。図書館には、きっとあります。
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