新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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せんぱい

せんせい・30代・神奈川県、女3歳 女1歳

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せんぱいさんの声

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自信を持っておすすめしたい 家族みんなで大笑い  投稿日:2006/01/08
にゃーご
にゃーご 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
授業で『おまえうまそうだな』を扱おうと思い、宮西達也さんの作品を読んでいくうちに出会った絵本です。
読んでいて、家族みんなで大笑いしてしまいました。宮西作品に共通するのですが、悪者(?)が悪くなりきれないところが、たまらなく好きです。
ねこが子ねずみを食べようと思って近づくのですが、「おじさんだあれ?」と元気よく聞かれて、思わず「た、たまだ」と答えてしまいます。長女は大喜び。普段でも思い出すと、「『おじさんだあれ?』って言って」と言い、「たまだー」と笑って答えています。
子ねずみたちとの桃狩りが終わり、たまがいよいよ食べようと思ってできるだけこわい顔で「にゃーご!!」(ここは思いっきりこわい声で読みます)と叫ぶと、子ねずみたちまでかわいい声で「にゃーご」「にゃーご」「にゃーご」と叫びます。たまがきょとんとしていると「さいしょの『にゃーご』がこんにちはで、いまの『にゃーご』がさよならなんでしょ。」と言われ、何も言えなくなってしまいます。
でも、4人の子どもたちにと子ねずみたちから4つの桃をもらって帰るところが、宮西作品のいいところ。
『おまえうまそうだな』の授業が終わったら、『にゃーご』をこどもたちに紹介します。喜ぶだろうなぁ。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい パパへのクリスマスプレゼント  投稿日:2006/01/08
パパはウルトラセブン
パパはウルトラセブン 作・絵: みやにし たつや
出版社: Gakken
授業で『おまえうまそうだな』を扱おうと思い、宮西達也さんの作品を読んでいくうちに出会った絵本です。
私たちパパの想いを絵と言葉で見事に表現してくれています。実際にパパである宮西達也さんが描いたからですね。
私がいちばん好きな場面は、【パパのありがとう】のなかの「きみが うまれてくれて こころから ありがとう」です。
仕事で帰りが遅くなることが多く、なかなか妻や子どもたちと一緒に食事をすることができません。そんなとき、三人の寝顔を見ながらかけている私の声と同じでした。読んでいて、涙がとまりませんでした。
すべてのパパに薦めたい絵本です。
我が家でのできごとですが…
昨年のクリスマスイブ(この日だけは妻と別々に寝ています)の明け方に子どもたちの枕元にいくと、なんと、この絵本が置いてあるではありませんか。妻から私へのクリスマスプレゼントです。妻の想いに感激し、大泣きしながら読みました。私にとって、忘れられないプレゼントになりました。
もちろん、サンタさんは妻にもプレゼントを忘れていませんでしたよ。
参考になりました。 2人

あまりおすすめしない もったいない  投稿日:2006/01/04
りんごがひとつ
りんごがひとつ 作・絵: ふくだすぐる
出版社: 岩崎書店
同僚の「子どもに読むと、絶対に受ける本があるんですよ。」という声で出会った本です。
読んでみると
・おさるさんが、かわいい。
・「…ふりをした。」が、おもしろい。
・読んでみると、子どもたちは大喜び。
でも、私自身は何か物足りない。この感覚はいったいなんだろうと思いました。
家に帰って妻と一緒に読みました。
妻は一言「最後がもったいない。」
これで疑問が解けました。りんごを拾って逃げるおさるさんと、追いかける動物たちのかけあいが本当に面白い。そして最後に追いつめられてしまうおさるさん。どうなる、どうなる、ドキドキしながら読みました。
なのに…、おさるさんに赤ちゃんがいたのが理由だなんて。だったら、言えばいいのに。あそこまで追いかける動物たちにも、相当な理由があったはず。なのに、何でかんたんに納得してしまうの?あなたたちにも家族はいるでしょ?そう思うと釈然としません。
読み終わったあと、心が温かくなりませんでした。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 買うとなると…  投稿日:2006/01/04
ぴっけやまのおならくらべ
ぴっけやまのおならくらべ 作: かさい まり
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
クラスのお母さまが貸してくれて、クラス図書になっている一冊です。
子どもに読み聞かせをしたところ、大喜びでした。なかでも一人の男の子(一年生)は、一週間、毎日「朝の読書の時間」に声に出しながら読んでいました。
うちの子(3歳)に読んでみると「ぷぽぽぽぽぽぽぽぽ…」のところで大喜び。親しみやすい本なんだなあと思いました。
ただ、買うとなると…、うーん。一度図書館などで借りて読んでみて、お子さまの反応を見てから決められてはどうかと思います。我が家では、残念ながら買いません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 我が家の宝物です。  投稿日:2005/12/07
おつきさまこんばんは
おつきさまこんばんは 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
長女が1歳のときに、妻が図書館で借りてきました。娘はこの本が大好きになり、寝る前には必ず、読んで聞かせるようになりました。ですので、すぐに絵本を購入しました。読んで聞かせているうちに、文字の読めない娘が、絵を見ただけで読めるようになりました。そしていつの間にか、本を見なくても暗唱できるようになっていました。1歳なのに驚きです。娘は、今でもお話をすべて覚えています。夜になると「おつきさま、いるかなあ」と言います。見えると、大喜びです。この絵本は、私たちにとって忘れられない絵本になりました。最後はもちろん、「おつきさま、こんばんは。」「こんばんは。」【ベー】ですよね!
参考になりました。 1人

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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