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本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。 図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。 ウミウシの なやみそうだん/おしゃれな ミノカサゴ/はずかしがりやの クラゲ/としょかんの じけん
第54回講談社児童文学新人賞佳作でデビューした葦原かもさんの大人気作『うみのとしょかん』の続編です。 海の中にある図書館で、海の生きものたちがくりひろげる物語を、持ち味のユーモアとともにやさしく書いた作品です。短いお話が4つ入っているので、どこからでも楽しめます。 小学1年生から、自分で楽しむことができ、本への親しみが増す物語です。
(内容紹介)
本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。 図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。
●こいする ウミウシ 白いうみうしはそれまで中の良かった赤いうみうしを前にするとうまく話せなくなってしまって…
●おしゃれなミノカサゴ おしゃれ大好き女子のミノカサゴはとしょかんで色鮮やかな南の海の魚たちの写真を見てびっくり!
●はずかしがりやのクラゲ かなしくなるとブルーに色がかわるクラゲが本を読むと……?
●としょかんのじけん ヒラメがある朝起きるとまわりの様子がいつもと違っていました。タイのたんていがやってきて隠されたメッセージを見つけます。 小学校低学年むけ

「うみのとしょかん」というタイトルが気になって手に取りました。
字が大きくて、絵がたっぷりある短いお話が4つ。
低学年の子も、一人読みしやすそうです。
特に「ウシウミはじめてのこい」が気に入りました。
ヒラメとウミウシが淡い恋の話をしていると、突然現れたアオザメが助言します。
「本のおかげよ。本には心の中のことまで書いてあるのさ」というセリフもかっこいい。
うみのとしょかんはシリーズで他にもあるようなので、読んでみたくなりました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子13歳、男の子10歳)
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