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
タケルは、いたずらぼうずのこまり者。でも、竜王さまのところで修行をおえ、いまではりっぱな若者だった。洪水で水びたしになったスワの村を、竜となったタケルが救う。警戒したスワの総大将モリヤ王は、タケルにたたかいをいどむが――。青銅の円ばんをくりだすモリヤ王。対するタケルは、ゆらゆらふじづるをゆらすだけ。
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このお話は子供の時にとっても暴れん坊な男の子がみずのかみさまになるまでのおはなしでした。ちゃんとした水の神様になるために村人を助けたりして、成長していく姿がうちの子はかっこいいって言っていました。「強くて優しい」の言葉がぴったりのお話です。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
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