
水戸部七絵の制作スタイルがうかがえるアトリエの写真からスタートする作品集。全編アグレッシブな水戸部の魅力に満ちています。掲載作品は115点を数え、時折、クローズアップも交えて、迫力ある作品の姿を収録しています。荒木夏実(キュレーター/東京藝術大学准教授)と、畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)がそれぞれの論考で、水戸部七絵の作品、その世界を読み解きます。また水戸部自身へのインタビューから構成された文章は「水戸部七絵をかたちづくるもの」と題され、作家自身に迫る内容となっています。 英文併記。
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