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
サヨナラをするときに、さみしくならないコツは、 だれとも仲良くしないこと。 風みたいに、透明になればいい。
嵐(あらし)のクラスに転校してきたのは、都会から引っ越してきた少女・都波(つなみ)かれん。 かれんはなぜか、嵐の名前を知っていて……。
自然豊かな愛媛県大洲市を舞台に だれも信用できない少女と、まっすぐな心を持つ少年が出会う。 心がしめつけられる青春ストーリー。

別れが寂しいのは、その相手と仲が良くて好きだから。
そっか〜そうだよね、と大人の私も何だか納得しました。
私も夫の転勤で地元を遠く離れ親元や友達たちとも遠く離れて暮らしている身なので、別れの寂しさはよくわかります。
そして、きっと今後も転勤ある身。
我が家の子供も友達との別れや新しい出会いを経験していくことでしょう。
どこか親近感も感じ共感もでき、また考えさせられる1冊に思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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