自由に生きるために必要なもの。 それは「お金」でも「地位」でもありません。 ただ一つ「自分で考える力」だけです。 ――山口周氏 推薦!
SNSの意見が「自分の考え」になっていませんか。考える力を身につけたら、情報に振り回されず、「自分の考え」を持つことができます。そして、無駄に悩むことなく、ポジティブに生きられます。でも、これまで学校や家庭で「考え方」を学ぶ機会はあまりなかったのではないでしょうか。本書では、日本一グローバルな大学・立命館アジア太平洋大学(APU)の学長が、これからの社会で役立つ「考え方」を、具体例を交えながら、わかりやすく解説します。
◎目次(一部) ガイダンス ・日本で一番グローバルな大学で実感する、思考力の大切さ ・思考のスタートラインに立つには
第1講 なぜ考える力が必要なのか ・多様性の時代に、思考力はさらに大切になる ・「自分と違う人」とコミュニケーションを取るために
第2講 考えるとは、どういうことか ・正しく知って、正しく考える ・激変する世の中で、「考える」意味
第3講 どう考えればいいのか ・「とは」を考える ・よりよく思考するための三種の神器
第4講 考えることを阻害するアンコンシャス・バイアス ・なぜ自分の頭で考えられないのか ・あなたは社会常識でできている ・「ふつう」や「伝統」はまず疑うべき言葉
第5講 「勉強」こそが、バイアスを壊す ・どのようにバイアスを壊していくか ・勉強すると、生きやすくなる
第6講 考える力をつけ、行動しよう ・自分と後輩と社会のために、行動する ・民主主義はガマンの上に成り立つ ・考えることを楽しんで、ポジティブに生きていこう
◎プロフィール 出口治明(でぐち・はるあき) 立命館アジア太平洋大学(APU)学長。1948年、三重県生まれ。ライフネット生命保険株式会社創業者。著書に『働く君に伝えたい「お金」の教養』『哲学と宗教全史』『一気読み世界史』など多数ある。
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