![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
かぞくって、なんだろう!? ふるさとに、かえりたくて、かえりたくて、しかたがなかった、ある日。気がつくと、ぼくは、列車のなかにいた。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
「精霊流し」で有名なさだまさしの本なので図書館から借りてきました。長崎から一人で東京にバイオリンを習う為にやってきて、よく寂しさに耐えて頑張れたと思いました。家は貧しくても父親や母親が必死に働いて子を思う気持ちが愛情に溢れているし、さだまさしも親の事情を知っていて我がままも言わずに読めば読むほど涙なしには読めませんでした。母親にしか出来ないなあと大泣きしました。案の定親戚に借金をして、お金を返しに行ったお母さんの気持ちにも切なくなりました。娘もナイジェリアから日本に帰りたくなって、必死になって親戚中に借金をしてお金を借りてくれた亡き義父親にどんなに感謝しているかしれません。貧しくても本当に心優しい素朴な人たちに囲まれて生活できたのは感謝に言葉しかありません。治安は悪いですが、そんな人たちばかりではありません。
娘の帰国には、本当に嬉しく「親切」がどんなに有り難かったか感謝しかありません。もっといっぱい「さだまさし」の本が読みたくなりました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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