![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
コンスタンチノープル防衛のための異教徒トルコ軍との戦い ――天下無敵の父アマディス・デ・ガウラの子 『コンスタンチノープル皇帝エスプランディアン』の波瀾万丈の 世界を描く古典的名書。 スペイン版「騎士道物語」『アマディス・デ・カウラ』の続編。 本邦初訳!
「父親への温情を息子(エスプランディアン)にもと言うわけには いかん。家政婦さん、窓を開けてこいつを裏庭へ放りなされ、 これからやる焚き火の火付け役に使うとよろしい。」家政婦は 喜々として言われるとおりにした。かくして英傑エスプランディアンは 裏庭へ舞い降り、迫り来る火炎をじっと待つことになったのである。」 ( セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第6章より)
|