
◎「なぜこうやるのか」がわかる! たくさんの問題に取り組んでそれらの解法をただ覚える、という勉強のしかたでは、どこかで限界がやってきます。本書では、定理の証明、公式の導出過程、定石的解法の中に見られる重要な考え方に目を向ける(「Check」)ことで、丸暗記に頼らない形で数学I・Aの基本事項を身につけます。
◎公式集として見直しやすい「Reference」 重要な定理・公式は、各テーマの最初やページの上部に「Reference」としてまとめています。いろいろな問題に取り組むとき、定理・公式集としても使うことができます。
◎知識と考え方の定着を確認できる「練習問題」 各テーマの「練習問題」では、そのテーマの定理・公式を確認することはもちろん、重要な考え方も振り返る問題を扱います。解法をただ覚えるだけでは終わらせません。
<著者・編集者より> 「演習量は多いのに、模試などで点数が取れない」と悩む高校生を多く見てきました。そうした人たちの共通点は、解法をただ覚える勉強をしていることです。これでは、初見の問題や入試で差のつく“ちょっとひねった問題”を解くことはできません。この勉強法は、苦労する割に効果が薄いのです。 本書では、解法をただ覚えるのではなく、「なぜそのように考えるのか」を定理・公式を題材に学びます。遠回りに思えるかもしれませんが、考え方を理解するのが数学の実力アップの近道です。理解を深め、忘れない勉強をしていきましょう。
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