だいすきなサンタさんへ

もうすぐクリスマス。
雪の野原でくまくんが遊んでいると、赤い封筒がふわりと飛んできました。
「だいすきなサンタさんへ」と書いてあります。
サンタさんあての、まいごのお手紙にちがいありません。
もし届かなかったら、手紙を書いた子はがっかりするだろうなあと思ったくまくんは、友だちのうさちゃんを誘って、遠い雪の国にすむサンタさんのもとへ手紙を届けることにしました！
二人は無事にたどりつけるのかしら？

やわらかそうな毛並がなんともいえずかわいい、くまくんとうさちゃん。
冒険のためにリュックにつめたおやつ、耳あてつきの毛糸のぼうしや、マフラーの愛らしさが心をくすぐります。
くまくんとうさちゃんがめざすのは、はるか遠い雪の国。
サンタさんのすむところへ。
ペンギンに道をきいて、トナカイの背にのって……。
絵本を見て、こんな冒険してみたいなあ……なんて思うのは、きっとあなただけではないはず！
サンタさんが二人をどんなふうにむかえたか、おもちゃでいっぱいの素敵な部屋で二人は何をしたのかもどうぞお楽しみに。

カラフルなクリスマスツリー、色とりどりのつつみ紙やリボンに、クリスマス気分がもりあがります！
幼い子どもと一緒に読みたい、心あたたまるクリスマスのお話絵本です。
なんと本書には、レターセットとシールが付属しています。
ぜひサンタさんへお手紙を書いてみてくださいね。


（大和田佳世  絵本ナビライター）

もうすぐクリスマス。くまくんは、野原でサンタさんあての手紙を拾いました。「この子、プレゼントがもらえなかったら、がっかりするだろうなぁ…」くまくんは、お友達のうさちゃんに言いました。「いっしょに 迷子の手紙をサンタさんに届けにいこう！」
かわいい二人の大冒険。無事にサンタさんのところへ行けるかな？


子どもたちは、クリスマスにどんな願い事をするのでしょう。本書には、シールとレターセットが入っていて、サンタさんへ手紙を書くことができます。

優しさ溢れるしかけ絵本