大きさ競争が楽しい
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投稿日:2010/01/11 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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こどものとも年中向き 2003年11月号(福音館書店)を再販したもの。
大砲を持っている王様は、大砲を打ちたくて仕方ありません。
そんなとき、川でキツネが王様の大好物のピンクの魚を食べているという報告が入ります。
王様は、キツネを追い払うため大砲を使うことができて大満足。
でも、ここから、王様とキツネの大きな大砲を作る競争が始まるのです。
だんだん大きくなる大砲、次のページをめくるのが楽しみになります。
大砲の大きさ競争に敗れた王様は、大砲の数の多さ、形の面白さ、軽さなどでキツネに勝負を挑みますが、ことごとく負けてしまいます。
なぜ?という種明かしは、なるほどと頷けるもの。
最後のオチも、平和的なもので、ストーリーとして極めて秀逸な作品です。
大砲の大きさを競うというところは、軍拡を思わせるものです。
深読みすると、戦争というテーマまでも伝えたかったとも思えますが、単純にストーリー展開を楽しむことだけでも、充分満足できる作品です。
しかも、絵が細かい作りこみをしています。
大砲を作っているときに、さぼっている家来がいたり、王様を盾にしている家来がいたりして、絵そのものも楽しめます。
幼少だけでなく、小学生も対象に幅広い層に読んで欲しい作品です。
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どうなんだろ?
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投稿日:2010/01/13 |
AAさん 30代・ママ・山口県 女の子8歳、女の子6歳
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このお話は文字が多く、ただのペンギン物語でなくテーマも奥深いので、小学生以上のほうがいいと思います。
仲間が違うということで、みんなからなんとなくさけられるミュラーさん。
でも、ある時マイヤーさんの卵を助けました。
それをきっかけに「ちょっといいやつかも。」
と思われて、みんなと徐々に仲良くなります。
同じペンギン、仲間だよね。という感じで。
小学生にはこのお話はいい話だと思いますが、私ははたしてどうなんだろうといろいろ考えさせられました。
もし、ミュラーさんが卵をたすけなくて、最初と同じようにみんなの中にはいろうとし続けたら、どうなったかな?
そもそも、みんなからさけられてミュラーさんは卵を救う気になるのだろうか?
ということです。
何か助けてもらったり、自分にいいことをしてもらわないと仲良くしてあげる気にならないっていうのもなんだかな〜。
とても奥深い内容だと思います。
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だるまちゃんはやっぱり面白い!
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投稿日:2010/01/08 |
のぽぽんぽんさん 30代・ママ・鳥取県 男の子6歳、男の子4歳
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子供達も私も大好きなだるまちゃんシリーズ最新作です。
だるまちゃんがある日、やまんばの女の子に出会います。
毎回楽しい遊び、そして期待を裏切らない
ドキドキ感まであり、本当に楽しく読みました。
下の子(年中)もとっても気に入って何回も「読んで〜」と
言っていました。
だるまちゃんは本当に優しく、家族も温かく
読むといつも気持ちがほわっとします。
素敵な絵本だと思います。
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女の子のクリスマス
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投稿日:2010/01/12 |
セルバさん 30代・ママ・東京都 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳
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娘の大好きな羊のぱたぽんのお話。
特に好きなのは、ぱたぽんが、私にはクリスマスプレゼントはこない、なぜならぬげる靴がないから、と嘆いているのに、その度にまりーちゃんはそれについては何のコメントもしないところ。
もちろん、最後にはコメントするのですが、その聞いてないふりして話が展開していくところが何とも女の子らしくって、親子共々気に入っています。
音の響きとまりーちゃんのしらばっくれぶり?が素敵な本です。
女の子のクリスマスにはぜひ読んでほしい本です。
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今がいい
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投稿日:2010/01/13 |
AAさん 30代・ママ・山口県 女の子8歳、女の子6歳
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このおばあちゃんはあらゆるものを目にするたびに
「むかしは・・・・ふうだったんだよ。」
と、孫に言って聞かせます。
ちょっと年をとった人は、よくこんなことを言いますよね。
「今は便利になったね。昔はね、こんなに大変だった。」
というような感じで話されると、自分がまさに生きている便利な世の中よりも昔のほうがずっといいと否定されているような気分になたこともあります。
だから孫は
「おばあちゃんは、ちさかったころのほうがよかったとおもう?」
と質問します。
このセリフを見て私もこういうふうに聞きたかったのかなと思いました。
そして、おばあちゃんは「あなたがいる今のほうがいい」と答えました。
すごく素敵なおばあちゃんと孫だなと思います。
昔懐かしむのいいですが、やはり今をいいと思う人生を送りたいなと思いました。
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十二支を覚えたよ^^
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投稿日:2010/01/11 |
Yuayaさん 20代・ママ・石川県 男の子6歳、女の子4歳
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十二支って覚えようと思うと結構大変で・・・(私だけ?)。
子供の頃一度覚えたはずなんだけど今はウロ覚えでした。
お正月に子供たちと干支の話になり、とても興味を持った様子だったのでこの絵本を読みました。
十二支の由来を知ると覚えるのも楽しく、親子揃ってあっという間に覚えちゃいました^^
もっと詳しいお話が別にあると思いますが、この絵本はシンプルな内容だったのでごちゃごちゃせず子供が覚えるのにピッタリでした。
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デイビットのお姉さんの趣
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投稿日:2010/01/11 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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デイビッド・シャノンと言えば、「あめふりのおおさわぎ」「自転車にのるアヒルくん」「ストライプ」で、存在感のある絵が特徴的で大好きな作家です。
かと思えば、絵の作風が全く異なるデイビッドシリーズもあり、これもその内容が秀逸です。
今回の作品は、2004年の作品ですが、邦訳は2009年12年の待ちに待った新作。
アリスは、デイビッドのお姉さんという感じ。
デイビッドのようにやってはいけないことを連発せず、もう少し道理はわきまえている普通の女の子の等身大の姿を忠実に描いたもの。
少し誇張はありますが、実に少女の心理を上手に表現しています。
少女なら誰しも憧れるであろう妖精になりきっているアリスですが、どのページをめくっても、あるあると頷けることでしょう。
なりきったのが妖精という設定は、子供の象徴として実に巧み。
上級の妖精学校といった表現には、脱帽せざるを得ません。
なりきりごっこですから、男の子よりは、女の子に共感を得られることと思います。
デイビットシリーズよりは、若干分かりにくいところがあるかも知れませんが、やはり期待を裏切ることのない作品に仕上がっています。
デイビットシリーズを読んだ後に、是非読みきかせして欲しい絵本です。
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毒きのこを・・・
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投稿日:2010/01/09 |
Yuayaさん 20代・ママ・石川県 男の子6歳、女の子4歳
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毒キノコをたべてしまったゾロリ。
8時間以内に解毒しないと死んでしまいます・・・。
絶対絶命のゾロリ!!
こんな絶対絶命のゾロリですが・・・思いのほかのんびりしているような(笑)
今回は展開が読めちゃったんだけどたくさんのピンチがあって面白かったです。
もちろんオチもあり(笑)
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息子が笑い転げました
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投稿日:2010/01/08 |
伴門陶汰さん 30代・パパ・愛知県 男の子6歳
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「出もの腫れもの処かまわず」と言いますが、お尻の締まりの悪い息子に絶対ウケるはずと思った、僕の期待以上に息子は反応してくれました。
お淑やかなよめどんの「それでは ごぶれい いたします」という静かな口調とはうって変わって、出した“へ”の音が「ブボンビ ボンボ ボボンバボン」と、大迫力で書かれた文字を見た息子は突如笑い出し、一旦おさまった後の“ひきっぺ”という吸い込む“へ”によって、飛ばされた“ばばさま”が山から家へ引き戻されては、また飛ばされる大騒動に、息子はひきつけを起こしたんじゃないかと思うくらい笑い転げました。
身近な“へ”もここまで超人的になると、「一芸に秀でる」ならぬ、「一芸に“へ”出る」といったところでしょう。大川悦生さんの「へっこきじっさま一代記」のじっさまは“へ”で空が飛べるわけですが、よめどんはじっさまをも凌ぐ“へ”のこき主です。
見て楽しく、聞いて笑って、人を幸せにする“へ”ならばいくらでも許せます。「芸は身を助く」といっためでたしな終わりに、よめどん同様すっきりとした読み応えでした。
息子は次の日も読むというので、ママからバアバアへと“へっこき”リレーしようと思います。
息子の笑い転げようといったら、絵本としてはおそらく過去最高だと思います。
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なるほど〜
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投稿日:2010/01/07 |
のぽぽんぽんさん 30代・ママ・鳥取県 男の子6歳、男の子4歳
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絵本ナビで紹介されていたのが気になって
借りて読みました。
男の子とお母さんが愛犬を連れて公園へ行きます。
1人目はお母さんの気持ちを、2人目は・・・
読み終えてなるほど〜って感じでした。
こんな人それぞれの目線、気持ちを
描いた絵本ってないんじゃないかな?
人は考え方がそれぞれ違って生活や環境も
違って・・・
とても面白い絵本でした。子供たちも
面白いと言ってましたが大人も
面白いと思える絵本だと思います。
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だじゃれが楽しい
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投稿日:2010/01/10 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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47都道府県をだじゃれで描いた力作。
「きたは ほっかいろ
みなみは チャーシュー おっきいわ まで」
という出だしで始まります。
見開きの同じ絵に対して、2つの都道府県のだじゃれが続きます。
だじゃれなので、好みの分かれるとことですが、一番気にいったのは
「おかずなんです
きょう とうふ」(京都府)
「めがくもって
よく みえけん」(三重県)
絵は、真中に湯豆腐の描かれているもの。
結構はまるお子さんもいるのではないでしょうか?
自分が小さい頃にも
「すべってころんでおおいたけん」というフレーズは使っていたので、とても懐かしい感じがしました。
また、絵も凝っていて、その都道府県の特産物、風景などが描かれていますが、最後に解説もあるので、大人でも楽しめる作品になっています。
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楽しく読めます
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投稿日:2010/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子10歳、男の子6歳
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かいわれがサムライになっています。りりしいけど、かわいい。さむらいだから正義の心をもっています。でも、所詮はかいわれ。そんなかいわれざむらいが楽しいお話を展開するんです。強いばかりよりも、ちょっとお茶目なところがあったほうが、読んでる側も楽しいですよね。
かいわれだけでなく、いろんなお野菜が時代劇に登場しているかのよう。だいこんひめがいなくなってしまったことに、みんなが悲しんでいるようすなどは、悲しい場面ですが、そのかわいさに見入ってしまいます。
文章が端的で、リズミカルに読めます。練習して読めばおもしろさもひきたつはずです。読み聞かせにもいいですね。
野菜が苦手な子にも、野菜がいっぱい登場して大活躍するこの本はきっと気に入ってもらえると思います。
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ネコの正体
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投稿日:2010/01/10 |
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県 男の子8歳、女の子6歳
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小さな島に遊びに来たネコの正体は??
最後の最後に「あ〜なるほど・・」と思ってしまいました。
我が家にも是非おいでいただきたい!!
たくさんの福を持ってくるには
こんな風にゆっくりとすごしているからなんですね(笑)
「おいで、おいで」と招かれた船に
私たちも乗れたらいいな〜とひそかに思っています。
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ちょっと不思議
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投稿日:2010/01/07 |
のぽぽんぽんさん 30代・ママ・鳥取県 男の子6歳、男の子4歳
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かくれたかたちってどんなのかな?
と子供たちが面白そうと
興味津津で見ていました。
ちょっと不思議なアートって感じの本でした。
とてもうまく切り絵になっていて
私も感心して見入ってしまいました。
普通の絵本とは違い、また違った観点から
「1 2 3」 が見れるかも?
発想の転換というかなんだか不思議な芸術絵本でした。
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春が待ち遠しいですね。
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投稿日:2010/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子10歳、男の子6歳
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雪が少しとけたら、森ではもう、春をまちきれない動物たちが動き出すんですね。いのししの親子、とってもかわいかったです。お父さんは子ども達をつれて先頭を歩くんですが、しっかりしているようで、そうでもなくて。まだ眠っているいろんな動物たちをおこして、大騒ぎなります。そのようすが、親子には失礼ですが、読むほうは楽しくて仕方ありません。春の到来を告げるいろいろな食べ物が登場するのも興味深いです。子どもたちも自然に覚えてくれることでしょう。
文章に余計な文字がなくて、すっきりしています。リズムよく読めて、読みきかせにぴったりだと思います。
寒い冬に読むと春が待ち遠しくなります。森にも早く春がくるといいですね。
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作戦勝ちです
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投稿日:2010/01/10 |
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県 男の子8歳、女の子6歳
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いわむらさんのねずみの絵が大好きな我が家の子供。
とても優しい色使いで何度も読み返してしまいます。
このお話は、ちゅうがっこう(ねずみの幼稚園)に行くことになったけど
嫌がっている子ネズミたちを
楽しく園まで連れて行くお話でした。
途中アクシデントもありましたが・・・
お母さんの作戦勝ちです。
こんな楽しい方法もあるんだな〜と、感心でした。
幼稚園の読み聞かせにお勧めですよ。
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思ったよりも大変なことに!
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投稿日:2010/01/07 |
ススワタリさん 30代・ママ・愛知県 男の子5歳、女の子3歳
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「ぜーんぜんなーにもおこらないんだ」
何もない、平凡な日々こそ素晴らしいのに、こんな風に感じてしまうこと、大人でもあると思います。
この絵本のタイトルを見たとき、そんな町に何かが起こって、何もない日のありがたさを知るのかな?と想像したのですが・・・
退屈した男の子が蹴った空き缶が寝ていた猫に当たり、猫が動物園に駆け込むと飼育員と象が驚いて、象が町へ逃げ出してしまうのです!
何も起こらない町がたちまち大騒ぎ!!
予想以上に大変な事態になった町に子供も私も大笑いです。
絵本の中だけだから笑えるけど・・・
ユーモアたっぷりの絵本です。
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はじめてのおかいもの
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投稿日:2010/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子10歳、男の子6歳
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とってもかわいいお洋服をきたこねずみちゃんが、はじめておつかいに行くお話です。
おつかに行く途中に出会うご近所さんと、気さくにはなすこねずみちゃん。かわいいです!一生懸命自慢するところとか、特に!ご近所さんもこねずみちゃんと仲よさそうで、コミュニティーのよさを感じました。
こねずみちゃんとパン屋さんのやりとりも、またおもしろかったです。自分が買いにきたものを、パン屋さんがわかっていて当然よ!みたいな発言。子どもらしいですよね。でも、心の広いパン屋さんの対応もなかなかでした。
こねずみちゃんを1人で送り出したお母さんの気持ちを思うと、はらはら心配になりますが、こうやって、子どもは成長していくんですよね。
お母さんやご近所さん、パン屋さんの愛情と、こねずみちゃんのがんばりがきらりと光る、いいお話でした。
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写真がすごい!
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投稿日:2010/01/07 |
がんじきさん 30代・ママ・北海道 女の子6歳、男の子4歳
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第一回絵本にっぽん大賞を受賞した写真絵本です。
巣で卵を育て、子育てする様子がよくわかります。
大きな翼を広げて羽ばたく姿!
ねずみの獲物をくわえて巣に戻る姿!
ヒナのあかちゃんのかわいいこと!
どの写真も、子供たちは大喜びで、
「これどうやって撮ったの?!」と驚いていました。
「ふくろうって何食べるの?虫かな?」と言いながら読み進めていくうち
ねずみをちぎって食べる、とか、まる飲みにする、という場面では
「うわーっ!」とか「げーっ!」とか、驚きと興奮がいっぱい。
楽しい反応があること間違いなしです。
ふくろうの生態を知るのにもとても良いです。
3才くらいから楽しめますよ!
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おいしそう!楽しそう!
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投稿日:2010/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子10歳、男の子6歳
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表紙を見るだけで、すうぷのおいしいにおいがしてきそうな絵本です。みんなですうぷを飲んでいるようすが、幸せを感じますね。
お話を読んで、おいしい食べ物がうみだす友情ってあるなあって思いました。1人で食べるよりも、みんなで食べたほうがおいしい!ってあるじゃないですか。まさにそれを感じる一冊でした。
ふくざわさんの描く動物たちは、どれもみんな素直でかわいいですね。うまくうそをつけないはりねずみくんなんて、最高でした。土のなかを穴をほって進むクマさんなんて、おかしくて仕方なくって。ここに出てくる動物たちのように、私達人間も仲良く生活しなきゃなあって思わされました。
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