ありのままがおもしろい
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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動物園へ家族で行くお話です。でも、動物園の動物を見てまわって楽しむという内容ではありませんでした。そこが、この本のおもしろさです。
動物園へ行くまでの渋滞、兄弟げんか、お父さんのべったりジョーク、どこにでもある家族の風景に、共感してしまうところがいっぱいあって、思いっきりこの家族とうちの家族を寄り添わせてしまいました。
絵はシュルレアリズムの手法が用いられているそうです。絵の中にさまざまなしかけがあるので、絵だけじっとながめるのもおもしろいですよ。
アンソニー・ブラウンは、自作のなかで、この本がもっとも好きな作品だといっているそうです。家族と動物をありのままに描くことで、いっぱいの思いやりと優しさを注いでいる作者の姿に感銘を受けました。
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目を見張る驚き
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投稿日:2008/04/27 |
あすぱらまめさん 30代・ママ・東京都 男の子9歳、男の子7歳
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深海にすむダイオウイカの目や、ゾウの足が、画面いっぱいに広がりります。こんなに大きいの!?こんなに長いの!?小さいの!?と驚きの連続です。
切り絵で描かれた動物や昆虫がとても美しいのも印象的です。
小学3年生の読み聞かせでも、子供たちが「え〜〜〜!!」「ほんと〜〜〜?!」「すご〜〜い!」と歓声をあげて聞いてくれました。目を見張る驚きに、絵本にぐいぐい引き込まれているのを感じました。
巻末にはそれぞれの生き物の情報が書かれているので、年齢が上がってからはもっと理解を深めることが出来ると思います。
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すてきなケーキやさん
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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コーラ・リーのつくるケーキは、みんなの人気者でしたが、コーラ・リー本人は、無愛想で家族のいないさみしい人でした。
そんな彼女がなくなって、ゆうれいになってお店に住みつきます。自分の心を本当にわかってくれる後継者を探すのですが、なかなかいい人が現れず。。。そんな中現れたのがアニーでした。
コーラ・リーが涙をこぼすほどのすばらしいケーキを作るために奮闘するアニーを応援しつつ、読み手もどんなケーキが無愛想なコーラ・リーを喜ばせるのだろうと疑問に思いながら読んでいきます。
すばらしいケーキの数々。。読んでいると、食べたくて仕方なくなります。おなかもすいてきます。そして、待望の感動的なケーキの登場に、本当のケーキは人の心までも温かくすることを教えられます。
ケーキに限らず、ものをつくるときは、作ってあげる人のことを真剣に思うことが大事なんだなって、思い知らされる絵本でした。
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小さな命
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投稿日:2008/04/27 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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小さな種が大きく描かれる事により、
いままで感じなかった種の細部や形をじっくり見る事ができます。
繊細かつ大胆な絵にひきつけられます。
おもしろい形の種や25キロもある種に驚いたり、
小さな種がすごく大きな木になったり、
種の不思議にせまることができます。
種が成長した姿も描かれているので、
とても分かりやすくてよかったです。
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3年生に読み聞かせ
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投稿日:2008/04/24 |
たいふーかかさん 40代・ママ・福井県 男の子8歳、女の子6歳
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モンスターが絵本にひかれていく姿が描かれています。
絵本を拾って、何かわからずなめてみたモンスター。
絵本という物を知り、自分で読みたいと思い、字を習うモンスター。
そして、みんなにも読んであげるモンスター。
最後に絵本を落とした女の子と一緒に絵本を読んでいるモンスターがほほえましかったです。
人とモンスターを結ぶ絵本とは何て素晴らしい物なんでしょう。
自分の子供もそうであってほしい姿だと思いました。
読み聞かせをしている私としては、ぜひ読み聞かせに使いたい本でもあり、3年生に読みました。
12分くらいの長さの本ですが、残念ながら途中子供達の集中が途切れる場もありました。(中だるみ?)
私としては、『それじゃあ、さかさまだよ。』がお約束で笑えました。
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「詩」って、楽しいよ
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投稿日:2008/04/20 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳
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絵本の翻訳などの作品も多い、詩人・木坂涼さんの「詩」の作品集です。
イラストを長谷川義文さんが担当していて、絵が大きく、漢字も使っていないので、幼稚園くらいの子から、上限は大人でも楽しめると思います。
特に表題作の「ひつじがいっぴき」は素晴らしかったです!!
皆さんも、眠れない夜に一度くらい「ひつじ」を数えたことがあるんじゃないでしょうか?そのひつじの数え方が、ここでは面白いのです。
初めはごく普通に数えているのですが、途中でサラリと脱線し、そしてまた、普通に数えて終わるのです。
その一文・「ひつじがさんびき ひつじがかぜひき…、ひつじがじっぴき ひつじがきゃくひき…」
このさらっと感が、詩人だぁ〜。と、思いました。
この本は動物のたちの言葉を紡ぐような作品が多く、なるほどとうなずいたり、微笑ましく思ったりしながら読むことができました。
今年中学生になった上の子も、「ひつじがいっぴき」には笑っていました。
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めぐりめぐって続いています
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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まど・みちおさんの原詩をもとに作られた絵本です。
すべての生物は、生きるために、つながっていること。そしてそのつながりは丸い円を描くように、めぐりめぐっていることを、重みのあることばとのびのびと描かれた絵で味わい知ることができる本です。
人間がまだ現れないころの千年、万年を、作者は「ながいみじかい」ととらえています。年月をはかる基準がなかったこの時代を、うまく言ったもんだなあと感心してしまいました。
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風と水のハーモニー
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投稿日:2008/04/29 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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風が作る波の形。大波、小波、波。穂波。
いろいろな形を見ながら、
海が好きな我が家の子ども達は、
「波につかまらないようにするのが楽しい。」
「石を遠くまでなげたり、大きな輪をつくったりしたら楽しい。」
「藤の花きれいだけど、ハチがいるからねぇ」と
自分が経験した事を話してくれました。
あまり自然にふれていないかも?と心配していた母ですが、
ちゃんと感じてくれているんだ〜とうれしくなりました。
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すごいばあちゃん
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投稿日:2008/04/24 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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あのベストセラー小説『佐賀のがばいばあちゃん』が
絵本になっていました。
子どもにも分かりやすい内容とほんわかとした絵に癒されます。
息子「かまど、薪 知っている。」と最初のメッセージに反応しました。
読んだ後、ぽつりと
息子「”がばい”の意味は?」と聞いてきました。
貧しくとも心豊かな生活。
アキヒロのおばあちゃんの精神・言葉はすばらしいです。
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まじょになりたい
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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ヒロミちゃんが見つけたのは、一本のきたないほうき。
まさかと思ってまたがると、空を飛ぶことができました。
空を飛んでみたい!と思っていた子どものころのことがよみがえり、ヒロミちゃんをうらやましく思いながら、読み進めました。
色鉛筆で無造作に描かれた空の色がパステル調でとってもきれいです。街の様子も、あえて子どもっぽく描かれているのでしょうね。子どものころの夢を再現したような世界が広がっている気がしました。
本当にまじょがいて、まじょがまたほうきを落としてるかもしれないと思う、ヒロミちゃんがかわいい。子どもたちも想像力をふくらませて、ヒロミちゃんのような気持ちを持っていてほしいと思いました。
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こんなともだちのなりかたっていいね
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投稿日:2008/04/24 |
SNOWDROPさん 40代・その他の方・山梨県
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おしゃまなうさぎの女の子は積極的に友だちを求めますが、相手のワニの男の子は、友だちなんていらないと思っています。そんなことお構いなしにどんどん友だちになろうとするうさぎの女の子。ワニの男の子のこころの変化が面白く、よく理解できます。うさぎの女の子がともだちに選んだ理由が分かるような気がするワニの男の子から見たお話しです。
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正統派な絵本
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投稿日:2008/04/29 |
イザリウオさん 30代・ママ・群馬県 男の子7歳、男の子5歳
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有名なこの絵本。でも、私の好みではなかったので読む気になれなかったのですが、友達が良いと言っていたので読んでみる事にしました。
物語は、変に面白く書いてあるわけではなく、なんというか、ごく普通に進んでいくのですが、多分内容が面白いのでしょうね。8歳の長男は最初は一色だけの絵に興味なさそうにしていましたが、だんだん話に入り込み、途中くすっと笑ったりして、楽しそうに聞いていました。
私もこのおはなしが気に入ったので、多分また読みたくなって読むだろうなと思います。
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しましま模様の変化
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投稿日:2008/04/24 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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とってもおもしろい作品でした。
どちらかと言うとアートぽいかもしれません。
しまうまの規則正しい”しましま模様”が
いろんな形やカラフルな色、見慣れない形に変化するのです。
ページをめくるたびに「うわ〜。」「しまうまじゃない!」
「こんなのあり?」と一枚の絵を見ているようでした。
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ともだち最高!
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投稿日:2008/04/29 |
たまっこママさん 40代・ママ・三重県 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
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ともだちシリーズの中でも一押しのお話です。
オオカミの勘違いから話は始まるのですが、オオカミときつねくんのやり取りがホント最高です。
「心があるから悲しいんだ、心なんかいらない!」と叫ぶ場面はジーンときてしまいました。
話の展開も面白いのですが、見開きいっぱいのオオカミの表情のイラストも迫力があって話を盛り上げています。
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リスさん スゴイ
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投稿日:2008/04/24 |
SNOWDROPさん 40代・その他の方・山梨県
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身体の大きさや食べ物、遊び方もちがっているリスとアリとゾウが一緒に暮らしています。 なんだかリスさん一人ががんばってこの三人の生活を支えているような感じを受けたのは私だけでしょうか? 無理していないかなぁと心配していましたが、別のリスにどうして?と聞かれ、あの二人が好きなの!!ってはっきりこたえます。このこたえで、他からは分からない絆のようなものがこの三人にはあるんだと確信しました。猟師に連れて行かれて助けを求めるときも、きっと助けにきてくれるという信頼感があったような気がしました。これらは私が読みきかせの前に一人で下読みしたときの感想です。
ちょっと長いような気もしたけれど、小学2年生たちは、不思議な顔をしたり、ドキドキしたり、安心したような顔をしたり、真剣に聞いてくれました。
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娘のお勧め
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投稿日:2008/04/10 |
しずりんさん 40代・ママ・群馬県 男の子12歳、女の子8歳
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先日久しぶりに娘と、図書館に行きました。
娘は3年生なので、あまり絵本を読まなくなっていますが、私のところにこの絵本を持ってきて、これ借りるから・・・・って。
家に戻って早速読んだのですが
出だしがちょっとショッキングです。
ポケットのないカンガルーお母さんのお話なんです。
私は自分で、これは話が進むにしたがって、どんどん泣けてくるんじゃないかと不安になりました。
私はいつも読み聞かせをしていて、誰よりも先に泣いちゃうんです。
しかしこのお話は、そんな私の心配を、気持ちよく裏切ってくれました。
読み終わった時 心が温かく、楽しくなるそんな絵本です。
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道に優しさを感じて
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投稿日:2008/04/10 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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男の子が小さいときからずっと、道は男の子を見守っていた。。。まるで、男の子のお母さんのように温かく。読んで心がほっこりと温まるそんな絵本です。
どこに行くにも通る道。そんな道が人間のような心を持って、人間を優しく見守ってるなんていう発想に、感動しました。人間は、かつて通った道になつかしさを感じますが、道も同じように、ある人間が通ったことを思い出にしていくのでしょうか。
きみはひとりぼっちなんかじゃないよ。だって、「みち」はどこまでもつづいているんだもの。本で出合ったこのコトバは、落ち込んで、ぽっかり穴があいてしまった心を救い上げて抱きしめてくれるかのようでした。
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すごい!!つながっている
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投稿日:2008/04/22 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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本の表紙から裏まで、一筆書きの旅がはじまっています。
かたつむりを追いかけて、うさぎを追いかけて、
ページをめくったら、息子「うわ〜っ。」
線の洪水に「目がまわる〜。」ですって。
ゆっくりと指でなぞりはじめた娘。
娘「ぜ〜んぶ つながっているんだね。すごいね。」と
線でモノが表現されている事に驚いた様子です。
質問に答えながら、いろいろな場所を旅しました。
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算数
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投稿日:2008/04/18 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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簡単な足し算と引き算が、
分かりやすい動物の絵とともに描かれています。
きっと小学1年生にでもわかる、
10までの簡単な一ケタの足し算・引き算です。
娘は算数より、窓の方に興味がいき、
「どの窓には誰がいた」とか、
「この窓にいた動物がいなくなった」
とそちらの方が気になったようです。
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変身パン生地
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投稿日:2008/04/24 |
ぜんママさん 30代・ママ・広島県 男の子10歳、女の子8歳
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小さい子向けでしょうが、広島在住で、
東京国際ブックフェアを視察された紀子さまが、
『ゆっくとすっくのえほん』シリーズを選ばれた事で
有名になった佐古さんです。
パン生地が外に逃げてしまい、いろんな形に変身します。
外に逃げ出したところで、
息子「あ〜あ。これでもう食べれなくなちゃった。」と
残念そうに言いました。
娘は躍動感あふれる変化に「すごいね〜。」と感心。
かわいい&楽しい絵本です。
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