参加型として
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投稿日:2013/08/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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赤ちゃん絵本の楽しさは、読む対象によって反応が違うこと。赤ちゃん絵本に限らずかもしれませんが。
0歳〜2歳って、発達の段階によって反応が違っておもしろいのです。
未就園児さんの親子遊びや図書館の乳幼児向けのお話会だと、お母さん方が私が読んだ後に続けて「でてこい でてこい」と言ってくれます。その後に「かえるさんだったね」とお子さんに教える感じで。
保育園の2歳児さんだと動物を当てるのに一生懸命、当然絵もしっかりと見て色紙の色や形状から出てくる動物を推理しています。
次は何が出てくるのというドキドキ感や期待感も感じられて読み手も聞き手も一体になって絵本を楽しむという雰囲気が生まれています。
書き忘れてましたが、参加型として楽しめる絵本です。とってもシンプルな切り絵なのに、シンプルさゆえなのかな、飽きのこないそれでいてわくわく感もある絵本です。
これからもいろんな場所で使って反応を見ていきたいです。
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あなたは言葉を信じていますか?
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投稿日:2013/08/29 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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最初、パラパラとめくって絵と文字を追いながら最後のページにきた時に心に刺さってきたのが「時代は言葉をないがしろにしている−あなたは言葉を信じていますか?」でした。
「もちろん」と心の中でそうつぶやきましたが、これだけ機械から流れる音、情報が多い時代の中で言葉も消費されていっていて、本当に心に留まる言葉って一体何だろう?って考えました。
二度目に手に取ってみた時、ゆっくりと言葉と絵をかみしめるように読んでみるとまた違った味わいが。
自然の中で何かを感じてみたいなとか、身近にいる人を大切にしたいなというような、ありきたりですが、そんなことを思いました。
この本を手にしたタイミングとか出会い方、読んだ時の状況などでもまた感じることが変わってきそうです。
絵がいせひでこさんなので、言葉と共に美しい絵も味わっていただけたらと、そしていせさんというとカバーの絵と本体の絵が違うことがありますよね。それは買った人の特権だと思うので、手にされたらぜひカバーと本体の絵が同じか違うか確かめていただけたらと思います。
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きゅんとしました
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投稿日:2013/08/18 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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この絵本は、ペトラとペトラの大事な大事なブチのお話。
ペトラは、う〜ん、ヒョウなのかな。
ブチが体中にあります。
ある日、大事なひとつのブチが体からなくなった!
ペトラはその大事なブチの願いを叶えてあげます。
最後の1節が素敵です。
ずっと いっしょに いたかったら、
いきたいところに いかせて あげて。
きっと もどって くれるから
それが ほんとうの だいすきってこと。
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おどろおどろしさとスケールの大きさと
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投稿日:2013/08/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県
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有史以前から生きている化け狐の話。
中国、インド、日本と歴史と国を飛び回り、人をバカしては悪事を働くキツネの性は、少し薄気味悪くもあります。
陰陽師安倍泰成をはじめ、登場人物を見るとスケールの大きな昔話絵巻です。
最期に金のキツネはやられてしまいますが、那須野が原の殺生石のいわれにつながる話として、よくもここまで練り上げられたものだと感心しました。
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愉快!
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投稿日:2013/08/18 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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「ペッタン」は何の音かと思ったら、ツネキ先生が注射をする音。
ツネキ先生が注射をすると、みんな動物に変身してしまうのです。
でも、みんな動物になってのんびりしたり、なってみたかった動物になれて楽しそう!
さて、ツネキ先生がどうしてそんなことができるのかというと・・・
もうわかったよね。
そう、人を化かすのが得意な動物の先生だったんだね(笑)
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やっぱり好き
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投稿日:2013/08/18 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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表題どおり、さかさことばがどんどん出てきます。
こういう言葉遊びの絵本って大好きです。
この本は、比較的分かりやすい、簡単なものが多かったので、5年生の次男にはちょっと物足りなかったみたい。
私のお気に入りは
ねつきいいきつね(寝つきいいキツネ)
です。
私も寝つきはすごくいいです(笑)
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かわいくってほのぼの
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投稿日:2013/08/18 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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表紙にはたくさんのワンちゃんの顔。
目がくりっとしていて、なんていうか小学校の女の子が好きそうな、描きそうなワンちゃん。
お話も絵とぴったりで、かわいくて思わず
「うふふ」
って微笑みたくなっちゃう。
幼稚園年長から小学校中学年くらいの、とくに女の子にお勧めです。
私もこの絵本に癒されましたよ〜。
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電化製品も生きている!?
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投稿日:2013/08/18 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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クリーナおばさんとは、なんとなく想像つくでしょうけど、掃除機おばさんです。
クリーナおばさんは、まだモーターが動くし働けるのに、ごみに出されてしまって文句タラタラ。
ゴミ捨て場に着くと、同じような仲間がいっぱい。
みんなもっと仕事がしたい!と嘆いています。
電化製品も次々と新商品が出てきて、修理すれば使えるようなものでも、安くて性能の良いものに買い替えてしまいますよね。
この絵本は、そんな私たちに警告をしているようなお話に思えました。
そう、子供にも「もっとモノを大事にして」と伝えたいようです。
日本の素晴らしい精神「もったいない」を大事にしたいですね。
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グリムよりちょっとアクが強いかも
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投稿日:2013/08/12 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県
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グリム童話やペロー童話とどこか類似点を感じる昔話。
ヨーロッパの昔話としてどこかでつながっているのでしょうか。
イタリアの風土に関係してか、多少刺激が強いかもしれませんし、感性的な感じもしました。
絵本にしたらどうなのだろう。
読み聞かせに使えそうな物語ばかりです。
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せつないなあ
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投稿日:2013/06/30 |
イザリウオさん 40代・ママ・群馬県 男の子13歳、男の子11歳
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はっきりとは書いてないが、これは東日本大震災のはなしだ。
流れに逆らって泳ぐ人。
その人は、きっと家に帰ろうと必死に泳いでいるのだろう。
自分がもうこの世にはいないとも知らずに・・・。
本当にそうだと思う。
私もわけが分からないまま命を落としたら、きっと成仏できずに家族のもとに必死で帰ろうとするだろう。
ひとりひとりの人生があり、東日本大震災があった。
5年生の次男は、意味が良く分からないようだった。
私はこの絵本を読んで、少し風化しだした震災の記憶がよみがえった。
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印刷の父グーテンベルク
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投稿日:2013/08/05 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県
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活版印刷の歴史を語るうえで第一にあげられるのがグーテンベルク。
そのグーテンベルクと活版印刷について、わかりやすく語られています。
ただ、教科書のような問いかけはどうでしょうか。
あまり固くなってしまうと、興味が持てないかもしれません。
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発明家が魔法使いだったら
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投稿日:2013/08/05 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県
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魔法使いという伝説的なイメージと、何打も作り出してしまう発明家というイメージは、一緒にしてみるとすごい落差を感じます。
思いのままにロボットを作り出す、学者で技術者の魔法使いは、魔法を使って馬を猫に変えてしまいますが、二つのはなしが一本化された違和感が残ります。
でも、馬の心をもったネコはユーモアたっぷりに語られていて、ロボットはおまけだったのではないでしょうか。
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気力がいる
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投稿日:2013/08/03 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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戦争の本を読み続けるのには気力がいる。
現在、息子の夏休みの宿題のために戦争に関連する本を読んでいます。いつも思うのは戦争は地獄。地獄を体験したことがあるわけではないけれど、一冊一冊を読むのにエネルギーを吸い取られるような気持ちになるのです。
そして、『てっぽうをもったキムジナー』と立て続けに読んだのがこの本です。
大阪堺の空襲が描かれています。「だれも探してくれず、身元もわからない<ななしのごんべさん>が、たくさんいたそうです」という一文が心に突き刺さるようでした。遺族の方の気持ちまた空襲に遭われて亡くなられていった方々の無念さを思うと。
言葉で絵で戦争を伝えるというのは容易なことではないと思います。しっかりと受け止めていきたいと思いました。
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地獄さながら
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投稿日:2013/08/03 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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キジムナーとは妖精のような存在と聞いたことがありますが、妖精さえも鉄砲を持って戦わなくてはいけないという状況下はやはり地獄さながらです。
戦争の絵本の中で体が不自由な人たちが当時どう過ごしているかを描いた作品は多くはないと思います。病気で歩けなくなったさっちゃんが出てきますので、さっちゃんの気持ちに思いを馳せました。
そして基地がある沖縄のことも。巻末に日中戦争以降の年表がついています。沖縄の歴史をもっと知りたくなりました。
田島さんが描かれる作品は強く激しく私の心に迫ってきました。
すぐに何か気持ちを残すのは難しいですが、初めて読んで思った気持ちだけは残しておきたいと思いました。
息子の宿題のために戦争関連の絵本を目につくものから読んでいるのです。読めば読むほどずっしりとした痛みが心に走ります。
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実感の重み
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投稿日:2013/07/31 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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息子の夏休みの宿題「戦争について深く考えよう」のために借りて来ました。
カバーの松谷さんの言葉を読んではっと胸をつかれた思いがしました。
やはり松谷さんの娘さんも戦争についての宿題が出され松谷さんの話を聞きとった後で「みんなおんなじ話をする。食べるものがなかったこと、爆弾が落ちてきてこわかったこと、それはわかったんだけど…なんだかちがう」
その言葉を受けてでき上がったのがこの作品ということだそうです。
親になった私は実際には戦争は知らない世代。松谷さんがこ作品を作られる前に感じられたのは「実感の重み」ということ。
実感の重みすら持たない私は子どもたちに何を伝えていけばいいのか、はなはだ心もとないのですが、今はできるだけ多くのことを知ることで、息子と戦争を考えていけばいいのかと。
戦争で亡くなった人たちを烏が弔いにいく。遺体さえ見つからなかった場合もあるでしょうから、遺族の思いはいかばかりかと。いつまでも消化されない思いや悲しみが人々の間でこんな話が生まれていったとしたら。
戦争の絵本を読んでいると戦場は地獄さながら、戦争が終わっても残された人々の心に残る心の傷はまた地獄。
短いお話の中で考えさせられることがたくさんありました。そしてそれを彩る絵の哀切さが物悲しく心に響いてきました。
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いつまでも消えない悲しみ
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投稿日:2013/07/31 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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8月にある登校日が平和学習の日である地域があるところを、子どもが生まれてから知りました。
この中にも平和学習のことが出てきます。その平和学習で戦争の話をするのがいわたくんちのおばあちゃん。
おばあちゃんが写真を撮りたがらない理由も明らかに。いつまでも消えない消すことができない悲しみがあることが伝わってきます。
家を出る時にそれが永遠の別れであることを誰しも想像だにせずに家を出ます。
8月6日、家族がばらばらになってしまったのはいわたくんちのおばあちゃんだけではないでしょう。
この日を境に運命が大きく変わってしまった。そんな1日でもあります。
戦後68年、戦後の記憶がだんだんと薄れていく中、平和とは?戦争とは?改めて考えていきたいと思いました。
息子が「戦争について深く考えよう」ということで調べ学習をしているので一緒に読んでみた本の一冊です。
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戦争が終わってもなお戦争による苦しみは続く
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投稿日:2013/07/31 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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桜の季節に生まれたぼく。その年の九月に戦争が始まります。ぼくの成長のそばには桜。
父さんの出征を見送る時に咲いていたのも桜。戦火が厳しくなっている中、相変わらず咲いている桜。
その時々に咲く桜が家族の小さな幸せを写しだしたり、悲しみを見守る役割を果たしています。
一番悲しく心に迫ってきたのは、父が亡くなり母の細い方が家計を助けることになった時の母の悲哀でした。
戦争が終わってもなお戦争による苦しみは続くこと。
毎年咲き続ける桜がいくつもの苦しみ・悲しみを見てきたとしたら、この作品のようなのかもしれません。
息子の夏休みの宿題を手伝うつもりで、戦争の本を探して読み始めました。
そういえば、童心社に日・中・韓平和絵本シリーズがあったということを思い出し手にした本です。
語り継ぐ、忘れない、今の私たちができることってなんでしょう?息子と一緒にこの夏考えてみたいと思いました。
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まず読んでほしい一冊
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投稿日:2013/07/31 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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6年生の息子のこの夏の宿題が「戦争について深く考える」です。戦争の何を調べるのはまだ決まっていない模様ですが、
息子の調べ物については私も一緒に本を読んでみるので、先に自分なりのリストを作っています。その中でこれは絶対に外せない本と思ったのがこの本。
今のところ広島の原爆投下について描かれた本を多く読んでいるのですが、これは広島の原爆を調べようと思ったらまず読んでおいてほしい一冊だと思いました。
広島に原爆が投下される前後のことだけでなく、原子爆弾、放射線障害などまで細かい解説があります。
元々、広島を訪ねる修学旅行生のための事前学習のための本がないということがきっかけとなって生まれたこともあり、絵本としては84ページという分量です。
図解もわかりやすく調べ物といったら、この本は必ずと読んでほしいと思いました。
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しかけが楽しい!
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投稿日:2013/07/26 |
クック♪さん 10代以下・その他の方・京都府
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やっぱり、食べ物が出てくるシーン、いいです(笑)
特に良いのは、小麦粉をボウルにいれる所。
小麦粉が立体的です。
プレゼントとしてもらい、ペネロペのしかけ絵本の中で一番好きです。
自分もケーキを作っているみたいに楽しい絵本です。
ぜひ読んでみてください。
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なんだかしみじみ…。
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投稿日:2013/07/26 |
クック♪さん 10代以下・その他の方・京都府
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ずーっとペネロペが大好きだった私は、失敗が多くて
小さくて可愛かったペネロペがおねえさんになるのは、
なんだか不思議な気もありました。
でも、おねえさんになった今でもやっぱりペネロペは可愛かったです。
赤ちゃんが、男の子なのか、女の子なのかを考えながら、
心待ちにする姿はとても微笑ましかったです。
次に出版される新刊で、赤ちゃんたちがどのように登場するかが
とても楽しみです。
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