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11歳

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★5  バスラの図書館員 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦
3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦 作: マーク・アラン・スタマティー
訳: 徳永 里砂

出版社: 国書刊行会
『バスラの図書館員』という絵本を先に読んでいたので、予備知識がありました。

こちらはその漫画絵本です。活字があんまりという人にも漫画だけに読みやすいかもしれません。

イラク戦争により、自らが働く図書館の本も危険にさられさていることを知ったアーリヤさん。政府にもかけあい本を移動させることを進言しますが聞き入れてもらえません。

アーリアさんの熱意にほだされて本を移動させる人々の姿が感動的です。

何か起きた時の力って、政府よりもやはり民間人なのだなあと思ったのが一つと、戦乱の中盗みを働く人々がいることの悲しさとやるせなさも感じました。

現在のアーリアさんの活動のこともわかります。『バスラの図書館員』と併せて読むと、さらに味わいが深くなりそうです。
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★5  親切なテール 投稿日:2013/03/19
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ドルフィン・エクスプレス 三日月ジョリー
ドルフィン・エクスプレス 三日月ジョリー 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 岩崎書店
二巻目です。このシリーズ、ちょっと思うのは外から何巻目ってわかるようにしてほしいなあって。

図書館で予約する時にも何巻目かはっきりわからなくって、すべて予約したのですけど。

それはさておき、テールが助けたルキという女の子。一緒に住んでしまって面倒みるのかな?なんて想像しながら読んでました。

配達先で出会ったおばあちゃんを助けるところもテールの優しさが感じられました。クールそうだけど、根は親切なんですね。

途中ハラハラなところもありますが、全体的に安心して読めると思います。

ああ、もう三巻目に入りました。読みだすと早いんですよね。
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★5  おもしろかったです 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
きつねのおはなはん
きつねのおはなはん 作: 中川 正文
絵: 二俣 英五郎

出版社: 福音館書店
お子さんが子どもの頃の「こどものとも」を秘蔵されている方に読み聞かせをしていただきました。

時代背景は明治なのか、おはなはんが着もの姿でパラソルっていうのが、このお話の中にも出てきますがハイカラです。

1978年の3月号で、当時の子どもたちはこんな大人っぽいお話に出会っていたんだなあって思いました。

おはなはんに勉強を習う女の子、女の子を病気にさせてしまったおはなはんの申し訳ない気持ちが伝わってきました。

それと、びっくりするようなオチで、最後まで目が離せませんでした。

このお話を知っている方からは、ハードカバーにという思いがあるらしいのですが、こどものともって冊数が多いですもんね。

中川正文さん文で、二俣英五郎さん絵です。図書館などで読むことができたら、一度手に取ってみてください。

ああ、薦められていた方はこのお話の人形劇を見たことがあるそうです。確かに劇にしてもおもしろそう。

【事務局注:このレビューは、「きつねのおはなはん」こどものとも 1978年3月号 に寄せられたものです。】
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★5  大人が先に知っておく 投稿日:2013/03/17
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
偕成社文庫 私のアンネ=フランク
偕成社文庫 私のアンネ=フランク 作: 松谷 みよ子
絵: 司 修

出版社: 偕成社
作品は前からあるのを知っていましたが、なかなか読むには至らず松谷さんの本を勉強する会で内容を紹介されて読んでみました。

13歳の誕生日に『アンネの日記』を母からプレゼントされたゆう子は、アンネにむけた日記を書き始めます。

母・蕗子はアンネと自分の生まれ年か同じであったことを知り、アウシュビッツへ行こうと思い立つのです。

二人のアンネに対する感情は生まれた時代、経験などから違います。アンネを軸として、戦争・差別などをゆう子と蕗子二人の視点から考えさせられました。

勉強会でも出ていたことですが、戦争について知らなくてはいけないことではあるけれど、自分の子どもたちにはどこまで勧めていいものかということ。

重い問題であるだけに、その答えは簡単にはでません。いつも思うことですが、子どもよりも前に大人が知っておくことそちらが先であるようにも思いました。
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★5  手の中の地球 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
てのなかのちきゅう
てのなかのちきゅう 作・絵: マイケル・フォアマン
訳: 原由子

出版社: 佑学社
ああ、マイケル・フォアマンの絵本だと思ったのと、訳が原由子って、あの?と思い読んでみました。

本当に、あの原由子さんでした。

絵本のカバーには、マイケル・フォアマンが「子どもたちが自分たちの世界や急のことについて、みんなと話し合うきっかけになるような絵本をつくろう」と創作の動機を語っています。

最近、メタンハイドレートの掘削抽出に成功し実験に入ったとのニュースがありました。海底の中にあるものを掘削して、地球環境に影響はないのか?と危惧し始めました。

メタンガスによって地球温暖化が加速することもあるようで、新エネルギーを開発しようとする時に、原発もそうでしたが、負の情報はあまり発表されないことも気になっています。

地球って大きい規模でとらえると果てしないですが、身近にある地球をこんな風に感じるのも地球の捉え方だなあと思いました。

大人になってから地球のことを考えるのではなくて、子どもの頃から考えておきたい、興味を持ってほしいことだなあと思います。
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★5  サンゴロウ登場 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ドルフィン・エクスプレス
ドルフィン・エクスプレス 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 岩崎書店
サンゴロウシリーズ、小2の時だったか息子に読み聞かせしていました。

ひょんなことから、サンゴロウシリーズの姉妹編があるということを知り、全5巻借りてしまいました。

なんとこの最初の巻ではサンゴロウが登場します。といっても主人公はドルフィン・エクスプレスで働くテールというねこなんですけどね。

サンゴロウシリーズもハードボイルドって思いましたが、このシリーズもそんな雰囲気が漂っています。

アウトロー的な主人公ってかっこいい。テールも何だかサンゴロウに似たところがあるなあって。

サンゴロウと関わるうちに明かされるテールの過去、人となりがよくわかる巻でした。

ああそうでした。この巻を読むことになったきっかけは、息子がお薦めの本を書く宿題があったためでした。結局、感想が書きにくいってことで、お薦めはしなかったので、私が代わりにレビュー書いておきます。

続きが読みたくなったので、2巻目も読もうと思っています。
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★5  マクリントック好きです 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
小さなミンディの大かつやく
小さなミンディの大かつやく 文: エリック・A・キメル
絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本友美子

出版社: ほるぷ出版
『どろんこのおともだち』『ないしょのおともだち』などがあるバーバラ・マクリントック。

絵がクラシカルで細部まで描きこまれていてなおかつ絵がきれいで好きな絵本作家です。

小人の勇敢な女の子っていうことで、『床下の小人たち』のアリエッティを思い出しました。

読みながらユダヤ教のお祭りハヌカのこともわかります。

家でじっくり読む感じの絵本かもしれませんね。娘がいたら娘と一緒に読みたくなりそうと思いました。

味のあるおじいちゃんもなかなかいいなあって思いますし、家族でお祭りに関わるっていうところも、雰囲気のあるお話だなあって思いました。
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★4  折りあいのつけられない不器用さ 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
山おとこのてぶくろ
山おとこのてぶくろ 作: 松谷 みよ子
絵: 田島 征三

出版社: ほるぷ出版
松谷みよ子さんの本の勉強をしました。

松谷みよ子さんの特定の本しか読んでいないことに気づいて、この本を手にすると先に読んだ方から「怖い話だけど、最後はほっとするようなところが松谷さんらしいって思いました」という感想を聞きました。

確かにとても怖い昔話の一つだと思います。元々は語りでしょうから、怖い話も語り手との信頼感の中で聞けたのかも。

人間の業というのか、変えられない気質に苦しむというか、山おとこの不器用さが気の毒にさえ感じました。

うそをつかなかったことのない人はいないでしょう。ここに出てくるお月とお星も自分の身を守るために嘘をついたのでしょうし、やむを得ずうそをつくこともあるはずです。

うそを許せない潔癖さはこの世界では生きる折りあいがつけられないことにも通じそうです。

裏表紙の山おとこの涙がその哀切さを物語っている気がしました。
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★4  オチが想像したようだったのでびっくり 投稿日:2013/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
こざる 10ぴき がんばる!
こざる 10ぴき がんばる! 作・絵: マイケル・グレイニエツ
出版社: ポプラ社
絵本の勉強会で読んでいただきました。

絵の感じが宮西達也さんっぽいなあと思って見ていました。

宮西さんだったらオチはこうするのではって想像して見ていたらほんとに私が想像したようだったのでちょっとびっくりしました。

ああ、でも宮西さんの本ではないんですけどね。

でも、海外作家さんのお名前なのに、訳の人の名前がなくって、日本語に堪能なのかしら?というのが、皆さんの疑問でした。

園児さんの年齢によさそうだし、頁をめくるたびにこざるの数を数えたりしそうなので、参加型なのかなって思いました。
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★5  やってみてください 投稿日:2012/12/18
はなびや2号さん 10代以下・その他の方・愛知県  男の子11歳
親子でトライ!わが家でできる化学実験
親子でトライ!わが家でできる化学実験 編著: 池本 勲 齊藤 幸一
出版社: 丸善出版
ぼくは、理科が好きなので借りて来ました。

いろいろな実験があって、家にある物で簡単にできました。

食べ物、飲み物を作れる実験もあって、お母さんが何度もやっていま
した。

ぼくは、ロケットを作れる実験が一番おもしろかったです。

たくさんの実験があり、読んでいるだけでも楽しい本です。

固形燃料の作り方は、地震や非常時に役に立つと思いました。

普通の時にはあまり時間がないので、休みにゆっくり実験ができたらいいなあと思います。

皆さんも、この本を読んでやってみてください。楽しいですよ。
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★5  楽しい! 投稿日:2013/03/13
ぶっくり!さん 50代・ママ・東京都  
はたけのカーニバル
はたけのカーニバル 作・絵: 田島 征三
出版社: 童心社
絵に勢いがあって、楽しいです。
小学校の読み聞かせで読みましたが、
「オクラってなに?」「ゴーヤー〜きらーい!」
「あ、おじいさん、死んじゃった!?」など
子どもたちの反応も楽しかったですよ。
読み手としては、よっぱらいおじいさんの”唄”に困りましたが。
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★5  また、あの日がやってくる・・・ 投稿日:2013/03/08
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子12歳
アニメ絵本 稲むらの火
アニメ絵本 稲むらの火 協力: 中井 常蔵
出版社: 金の星社
3.11・・・誰もが忘れられない日がまたやってくる。
多くの方が亡くなり、今も尚行方不明の人がいる。
東日本大震災。
昨日も、テレビで映像が流れた。
心が締め付けられる思いだ。

震災の後、この絵本の存在を知った。
小学校の教科書に載っていたことも偶然か・・・

1854年の安政地震津波の際に、
紀州有田郡広村の浜口梧陵という人物が残した実話である。
この時、梧陵は惨状の中で、村人の救助に当たり、
津波で流された人々が、暗夜のため安全な方向を、
見失わないよう路傍の「稲むら」に火をつけたというのが真相だ。
(解説より)

物語は、江戸時代の終わり、祭りのしたくでにぎわう海辺の村に地震が襲う。
しかし、村人は祭りのしたくで気をとられ、
地震にはいっこうに気がつかない。
そこで、庄屋・五兵衛は、大事な稲に火を放つ。

アニメ絵本ということだから、
映像ビデオがどこかにあるのだろうが・・・
こうして、絵本という形で、小さい子ども達にも
知られることはいいことだと思う。

五兵衛の異変に気付く勘のよさに、
それに対して、すばやく対応する決断力。
誰もが見習わなければいけない。

みんながみんな、そうであればいいのだが、
時がすぎると、その恐怖や教訓を忘れがち。
でも、私たちは学ばなければいけない。

五兵衛のような人がいたということを忘れず、
いつくるかわからない地震や津波に備えて、
一人でも多く五兵衛のような人がふえることを願う。
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★5  あの日を忘れない 投稿日:2013/03/12
図書うさぎさん 40代・ママ・香川県  女の子13歳、男の子11歳
ひまわりの おか
ひまわりの おか 文: ひまわりをうえた八人のお母さん 葉方 丹
絵: 松成 真理子

出版社: 岩崎書店
東日本大震災から2年が過ぎました。
この本を書店で見つけ立ち読みして涙が止まらず、子どもにも読んで聞かせたいと思い購入しました。
11歳の子どもは読み終わったあと「大川小学校のみんなは津波がきたときどんな気持ちだったのかな。お母さんに会いたかったよね」とポツリと言いました。いつもは色々感想を言ってくれるのに、きっとあまりにもつらい現実にでたことばが精一杯の言葉だったのだと思います。
2年前 上の子がインフルエンザの疑いがあり病院に行こうとテレビを
消そうとしたときちょうど速報が流れていましたが、まさか病院から帰ってきた後テレビをつけたら押し寄せてくる津波の映像が流れていて、
娘と抱き合ってただただその映像を見たのを思い出しました。
何度か大川小学校のことはニュースで取り上げられていて知っていましたが、お母さんたちがひまわりを丘の上に植えたことは知りませんでした。絵本の中でお母さんたちが思い出を語る姿を想像しただけで、同じ子を持つ親として胸がしめつけられました。
私の友だちは阪神淡路大震災で弟を亡くしました。神戸の大学に通い始め下宿先でただ一人亡くなったそうです。高校からの友達は電車がストップしていたので歩いて会社まで行くと全壊していて言葉が出なかったそうです。二人とも大変だったけど今は結婚し家族と幸せに暮らしています。
まだまだ復興が進んでいないので、心が折れそうになるかもしれないけど東北のみなさんには生きる力を忘れないでほしいです。
私にできることは震災のことを忘れず、子どもたちに朝の読書タイムでの読み聞かせ当番の時にこの本を読み、震災のことを忘れないでと伝えていきたいです。
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★5  路上探検の第一歩として 投稿日:2012/12/18
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
町のけんきゅう
町のけんきゅう 文・絵: 岡本 信也 岡本 靖子
絵: 伊藤 秀男

出版社: 福音館書店
伊藤秀男さんの講演をお聞きする機会がありました。その時に、本棚にあったのがこの本です。

実は、私、若かりし頃、この本の著者の岡本さんご夫婦とご一緒に路上探検をさせていただいたことがあります。

バブルの頃、一時路上探検や考現学が脚光を浴びていたことがあります。そんな折に、お世話になっていた大学の先生も路上探検をされていたので、ご一緒しました。

「町のけんきゅう」とあるように、町を歩いて観察して発見したものすべてが研究の対象になります。

たとえば、三か月前には確かにあったお店が更地になっていたり、お店が別の業種に代わっていたりということを皆さんも生活の中で経験されていることと思います。

自分自身も変っていくように、町の様子も普遍的なものではなくすべて移ろっていき、ずっと同じ風景のようでもそうではないのです。

そういう観点で自分の身近なもの、興味を引くものを一つ見つけて収集したり、観察し続けていくと、そこから垣間見えるある発見があるのです。

そう思うと、身近な街並みの見方も変ってきそうですよね。

中を見て、こんなものまでというものもあるかもしれませんが、本当に身近なものでいいんだと思うと見える範囲も広がりそうです。

子ども向けとはいえ、とても詳細に紹介されていますので、路上探検の第一歩としてお勧めです。
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★5  5年生に毎年紹介しています 投稿日:2013/03/09
図書うさぎさん 40代・ママ・香川県  女の子13歳、男の子11歳、
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
子どもの通っている学校で読み聞かせボランティアをしています。5年生の教科書でも紹介されているので毎年5年生にはこの本を紹介しています。この本と出会うまで私は仕事柄学習障害の子どもたちのことが気になっていましたが、子どもたちにどのように伝えればよいか悩んでいました。高学年になると子どもたちの間でもどこか自分たちとは違うことに気付き、この本のようにからかっている様子や話を聞いて胸を痛めていました。この本は読み聞かせグループの先輩から教えてもらいました。5年生の息子の学年にも学習障害の子どもさんがいて、3年生の時に息子に質問された時にこの本を自宅で読み聞かせをしました。読み終わると息子は「○○も同じなんだね」と私に聞きました。(症状は少し違いますが)それから息子はそのお子さんがからかわれているとさりげなく助けていたようです。なかなか学習障害のことは子どもに聞かれてもどのように話してよいかわかりませんでしたが、この本と出会い、よみきかせをしていくうちに少しずつですが、子どもたちの中には理解を示してくれる子もいるようです。私はよみきかせを始める前に必ず「今から読む本は本当のお話です。しっかり聞いてくださいね」と言ってから読んでいます。そうすることで子どもたちも興味を示してくれるからです。
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★5  超カッコイイー!! 投稿日:2013/03/01
なっしぃさん 30代・ママ・栃木県  男の子10歳、男の子5歳
ベンのトランペット
ベンのトランペット 作・絵: R.イザドラ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あかね書房
私自身、かっこいいこの本にほれて
その世界を伝えたくなって4年生の冬の教室で朝の読みきかせに使いました。

各人にはどんな風に伝わってるのかはよく分りませんでしたが、こちらに集中しているのがよく分りました。

数日後、息子が「読んでー」というので
5歳の弟といっしょに読み聞かせ。

弟のほうは、なんとも思わないような感じでした。
上の子は「かっっこいぃ〜」ととても嬉しそうでした。

子どもの夢を笑わない大人がいる、っていうメッセージもとてもイカスお話です!

低音の声で情感たっぷりに
男の方が読まれると、よりいっそうカッコよくなる一冊だと思います。
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★5  安房さん好きな方に教えて差し上げたい 投稿日:2013/02/27
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
みどりのスキップ
みどりのスキップ 作: 安房 直子
絵: 出久根 育

出版社: 偕成社
安房さんの作品を紹介した人から「はなびやさんから紹介されて安房さんの作品を読むようになりました。新しい作品が出ないか楽しみにしています」と言われたことがあります。

「安房さんはすでに亡くなられているので、新しい作品が出るとしたら、童話に絵がついた形か短編集として編集された時なんですよ」とお返事しました。

その後、図書館でこの本を見てびっくりでした。その方の願いが通じたかのようなこの本の出版だったからです。

しかも絵が出久根さんということもあり、早速読んでみました。

この作品、他の短編集で読んでから私の中でも大好きな作品の一つです。

桜の時期になると、桜の中の花かげちゃん、花かげちゃんを守る番兵としてのみみずくの存在を思い出すのです。

以前、安房さんのエッセイの中で安房さんご自身が夕方から夜になる一瞬の時間がお好きというようなことを読んだことがあります。

この作品も桜の咲く春から初夏へ移り行く一瞬の時間をよく映し出している気がします。

そして、中に出てくる「トット トット トット…」という音は宮澤賢治を彷彿とさせます。

ああなんて儚くて美しい作品を描けるのだろうと読みながらまたうっとりしてしまいました。

桜の時期にぜひお読みください。そして、巻頭に書いた安房さん好きな方にこの作品を教えて差し上げたいと思いました。
参考になりました。 3人

★4  青年が偉人になったわけ 投稿日:2013/02/27
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  
風をつかまえたウィリアム
風をつかまえたウィリアム 文: ウィリアム・カムクワンバ ブライアン・ミーラー
絵: エリザベス・ズーノン
訳: さくま ゆみこ

出版社: さ・え・ら書房
14歳の少年が、国の偉人となったきっかけは、貧困のため。
そう書いてしまうと、語弊があるのですが、日照りのせいで畑の収入がなくなった家族のために、学校に通えなくなったウィリアムが、図書館に通って学んだ独学の知識は素晴らしい発見につながりました。
風車を作って井戸水を組み上げれば、日照りの苦しみから解放される。そう思ったウィリアムは、がらくたを集めて夢を実現してしまいました。
ウィリアム本人が、自伝的にまとめた絵本なので、美化と簡素化で多少平板になってしまったところもありますが、学ぶことの多い絵本です。
参考になりました。 1人

★5  一筋の情熱 投稿日:2013/02/25
ちょてぃさん 30代・ママ・静岡県  女の子11歳、女の子7歳
雪の写真家 ベントレー
雪の写真家 ベントレー 作: ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン
絵: メアリー・アゼアリアン
訳: 千葉 茂樹

出版社: BL出版
いつも、高学年向きの読み聞かせに、良い本を探しています。
そんな時、この本と出会い、早速5年生のクラスの朝読書の時間に読み聞かせしました。
10分という短い時間で、思春期の入り口に立つこども達の心に響く作品を紹介していきたいというわたしの希望にかなった一冊でした。
季節的にもぴったりで、主人公の雪の結晶に人生をかけた生き方は、
きっとこれからの生き方を探し中のこども達の参考になったのでは、ないでしょうか?
参考になりました。 0人

★5  ありがとう! 投稿日:2013/02/25
ちょてぃさん 30代・ママ・静岡県  女の子11歳、女の子7歳
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
この本に出会えたことにありがとう!
先生にありがとう!
この本の作者にありがとう!
こども達にありがとう!
両親にありがとう!

周りの人々に感謝したくなる、大切な人との出会いが人生を形づくってくれているということを教えてくれた一冊です。

大人もこどももすべての人に読んでほしい、そんな作品でした。
参考になりました。 1人

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