とってもきれいな物語
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投稿日:2011/01/11 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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キルルという、りゅうのような形の小さい生き物が男の子のまえに現れたわけは。。。小さな火はふくけど、とってもかわいらしい生き物のキルル。でも、かわいいだけではありませんでした。
おじいさんが過去のできごとを思いだしたことによって、キルルは生きる(生きてきた)喜びを得たようにみえて、うれしかったです。
出会いがあれば別れもあり。それはせつないけれども、この出会いを覚えていれば、同じ出会いがまた未来にあるかもしれないという期待感を抱かせてくるお話です。
絵本との出あいもそれに似ているなあとも思いました。
この絵本も、年を老いたときにもう一度出あいたいような、そして、次の世代に届けたいような、そんな一冊になりました。
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話の展開にどきどきわくわく
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投稿日:2011/01/11 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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初夢をおしょうさんに教えなかったばかりに、びっくり仰天するような展開に飲み込まれる小僧さん。川に流されたり、鬼が出てきたりと、どきどきさせられました。
でも、それと同時に、長谷川義史さんの描くかわいい表情の小僧さんたちに気持ちがほっこりさせられました。
とにかく、悲しい結末じゃなくてよかったです。初夢を決して教えなかったことが、見事な結果となったんですね。
読んでいて、すかっとした気持ちになれるので、朝のクラスの読み聞かせにぜひ!といいたいのですが、絵本の大きさが手のひらサイズというのが、残念なところ。もう少し大判の、遠目のきくサイズのものがあるといいですね。
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継続は力なり
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投稿日:2011/01/10 |
きよぴこさん 30代・ママ・栃木県 男の子11歳、男の子9歳
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子供のころから雪が大好きだったウィリー少年。
顕微鏡で初めて結晶を見たときの感動をずっと持ち続けて、雪の結晶の写真を撮ることに生涯をささげたベントレーの話。
好きだからこそ続けられる。でも好きだというだけで50年以上も雪の研究をし続けられるというのはある意味うらやましくも思います。
実際は自分の生活だったり才能の限界だったり、様々な要因が重なり自分の夢を貫けないのが現実。
大学で学んだわけでもなくすべて独学で雪の研究をし続けたベントレーの継続力は、大したものだと心から思うのです。
読み聞かせは5年生と6年生にしました。
結構長い話で、しかも大笑いや驚きもあまりない話なので、読み終わり直後の様子は、反応が良かったとは言えないと思います。
(いい話ということは伝わったと思いますが。)
ただしそれは予想できました。
そして絵本では、残念ながら「肝心の雪の結晶の写真」がほとんどありません。版画の絵がとてもきれいで遠目でもわかりやすいのですが、そこにも結晶の絵はほとんどありません。
なので補足的に資料を用意したり、雪の結晶がわかる絵本を一緒に読んだ方がいいと思いました。
関連本を読むことで子供たちは「おお〜!」と歓声を上げてくれました。印象付けにもなったと思います。
今回読み合わせた2冊です。参考までに。
・写真集「Snow Crystals」(W.A.Bentley)
・「きらきら」谷川俊太郎 作・吉田六郎 写真
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読み聞かせた学年:5年・6年
子供の反応:★★★★☆(関連本を含めて)
読み聞かせの所要時間:13分程度
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読み聞かせで拍手が・・・
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投稿日:2011/01/08 |
MINDSMILEさん 40代・ママ・東京都
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5年生への読み聞かせの時間に読みました。
絵が大きくはっきりしていて、文章は短めなので、
ゆっくり、1ページ1ページ楽しめるように読みました。
「みんなはまだ5年生だから、クリスマスプレゼントはもらうものって思っている子が多いと思うけど、もう少し大きくなって誰かに贈り物をしたくなったとき、この女の子のように相手のことを想ってその人が喜ぶプレゼントを贈れたらいいですね」
と一言伝えたら、思いもよらず、女の子たちから拍手をもらいました。
絵本からメッセージを感じとり、共感してくれたのかな。と、とても嬉しくなりました。
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雪の印象が変わりました
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投稿日:2011/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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雪って、子どものときは楽しみだったのに、大人になると「降ってくれるな」って思うようになっていて、ちょっとやっかいなものとしてとらえていたのですが、この本を読んで、雪の見方が変わりました。
雪の結晶の形に、同じ形はなく、みんな違うことを知っておどろきました。人間や動物、植物と同じなんですね。六角形だけじゃなく、柱のような形のものもあり、興味が湧きます。
結晶のつくられ方もわかりやすく説明してあって、子どもからたずねられても答えられそうです。
結晶の観察方法まで書かれていて!かなり気温の低いときしか観察はできそうにないですが、防寒をばっちりとしてやってみたいと思いました。
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ツリーってすてき
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投稿日:2011/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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クリスマス前に借りてきていたのに、年が明けてから読んでいます。
この本を読んで、ほんもののもみの木をクリスマスツリーとして飾ることに、いっそうのあこがれを抱いてしまいました。
一本のツリーが、ちょっとした事件によって、たくさんの動物たちに幸せをもたらすことになるなんて、クリスマスにぴったりなお話だと思います。ツリーの大きさは、手渡される回数にしたがってどんどん小さくなりますが、それと同時にみんなに運ばれる幸せは、平等なんですね。それこそ、クリスマスなんですね!
心がほっこりあたたまるすてきなお話だと思いました。
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考えさせられますね。
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投稿日:2011/01/06 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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夢のなかのおつげで、たからものがある場所をさがしにでかける男の人のお話です。
おつげを信じて、道のほとんどを歩き続ける男のひたむきさに感動をし、そして、たからものとは?と考える機会が得られました。
簡単には手に入らないものだとはわかっていても、ついついずるをしたり、近道を選んだりしてしまう心に、この本はあらためてメッセージをおくっているように思いました。
たからもの=幸せは、すぐに見つかるものではない。努力を重ねたり、失敗を経験したりすることで見えてくるもの。そして、それは身近にあるもの。
とっても短いお話ですが、考えさせられるお話でした。
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高学年読み聞かせ
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投稿日:2010/12/23 |
将軍亭琴音さん 30代・ママ・京都府 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳
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小学校高学年対象の読み聞かせに持って行きました。
5年生が10人弱ほど集まってくれました。
クリスマス前だったので「クリスマス特集」と銘うち
たくさんのクリスマス絵本の中から選んだ一冊。
この5年生は、2年生のときに学習発表会で
佐野洋子さんの作品「おじさんのかさ」を
音楽劇で発表した学年。クリスマス絵本の中で
佐野洋子さんの作品を見つけたときに、これだ!と
思って選びました。
折りしも佐野洋子さんが亡くなられて間もなく…
私にはおばあさんと佐野洋子さんが重なって見えました。
子ども達に、まずは、佐野洋子さんのほかの作品を紹介。
「100万回生きたねこ」は知っている子どもが多かったです。
「おじさんのかさ」を言ったら、
「そうや、2年のときに学習発表会でやったな」という声があがり
親近感をもってもらって、
「佐野洋子さんは最近亡くなられました。」
(みんな知りませんでした)と紹介してから、始めました。
失敗だったな、と思ったのは、今日の読み聞かせの
一番初めにこの本を持ってきてしまったこと。
ゆっくり味わってほしかったのに
始まったばかりで、出入りが多く、
後から来た人が、初めからいる人に
内容を教えてもらったりして、ざわざわしてしまったため
この世界にみんなを誘い込めなかったなぁ…と…。
子ども達にわざわざ言いませんでしたが
私と同じ思いを持ってくれた子はいたら嬉しいなぁ。
残念ながら、そういう声はあがらなかったけど…。
佐野洋子さん、今年のクリスマスはサンタになって
子ども達にプレゼントを届けてるかもね…って。
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高学年読み聞かせ
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投稿日:2010/12/23 |
将軍亭琴音さん 30代・ママ・京都府 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳
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高学年対象の読み聞かせ(4回目)に持って行きました。
5年生が10人弱くらい集まってくれました。
クリスマス前だったので「クリスマス特集」と銘うち、
たくさんのクリスマス絵本から選んだ一冊。
実はこういうしっとりした字の少ない絵本を読むのは
今回が初めてで、聞いてもらえるか、不安でした。
でも、大好きな谷川俊太郎さんの訳の
この優しい、心が温かくなる絵本を読みたくて…。
素直な子どもたち、すんなりとこの世界に
入ってくれました。
「でも ナンニモナイは うってなかった」
で小さな笑いがおき、
「そしてなにもかもを。」まで、
しっかりと聞いていてくれました。
谷川俊太郎さんの選び抜かれた言葉が
すばらしいからでしょう。
焦らずにゆっくりと味わいながら
ゆっくりとページをめくったのも
良かったのかな。
私の読み聞かせも少しは上達したかな?
と、自信がついた一冊でした。
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作物をつくる大変さが伝わります
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投稿日:2010/12/21 |
みっしさん 30代・ママ・宮城県 女の子8歳
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お話の流れはけっして難しくないですが、
作物を作る大変さが良くわかる絵本だと思います。
特におじさんの誠心誠意にりんご作りに向き合う姿に
誰もが感動するのではないかと思います。
5年生の読み聞かせにも使いました。
ゆっくり読んで12分ほどなので、少し長めでしたが、
みんなじっと聞き入ってくれました。
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たぬきときつねにご用心
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投稿日:2010/12/13 |
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県 女の子20歳、女の子17歳、女の子16歳
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江戸時代の本所に伝わる不思議な不思議なお話7編。
表紙の絵がなにやら怖〜い雰囲気を漂わせていますが、
挿絵が少しばかりユーモラスな事やお話がシンプルで短いので、
高学年にはちょっとさっぱりしずぎているかもしれません。
「本所七不思議」には全く無知でありました。
娘が宮部みゆきさんの「本所深川ふしぎ草紙」を薦めるので、
そのプレスタディとしてはいいかな…
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おもしろい
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投稿日:2010/12/11 |
ピンキーリーフさん 20代・せんせい・山梨県
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五年生に読みきかせをしました。
途中で『ジャックと豆の木』のように、ウサギのまいた豆が空高く伸びたところなどは絵に迫力がありました。
ただ、他の方のレビューにあるように、いろいろなことが起こっているお話でした。『じごくのそうべえ』のほうがよかったと思います。
・・・とはいっても、読みきかせをした後に早速5年生の男の子が自分たちで読みに来てくれましたが・・・。
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衝撃的!!
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投稿日:2010/12/10 |
きよぴこさん 30代・ママ・栃木県 男の子11歳、男の子9歳
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ある意味一番びっくりした本かもしれません。
「ぼくはエッちゃんがすきだ。」というブンくんのつぶやき。
男の子の切ない恋心が続くのか?なんておばさんのんきに読み始めました。
お弁当箱にネズミの死骸を入れちゃうのはやりすぎだけど、いきなり火を噴いたのでびっくり仰天。
エッちゃん、プロレスラーもびっくりだよっ!
いろんな必殺技をくらいながら、ますますエッちゃんを好きになってしまうブンくん。
最後にロボさんに肩を貸してもらっていますが、痛くても嬉しかったのかな。
女心も複雑だけど、悩める少年の心も複雑だよね。
おばさんもブンくんを応援します!
でもロボさんの存在、戦闘機や戦車の正体、占拠された教会…何か深い意味があるのかないのか…
何度読んでもわからないんです。
二人の心情を表現しているのか、それとも本当に有事が起こっているのか。それとも違う何かなのか。特に意味はないのか。
ぜひ正解を教えてほしいです。
6年生に読み聞かせしました。
タイトルを見てプロレス技だと分かった男の子も少しいたようですが、あの展開は想像していなかったようです。
火を噴いた時の子供のウケっぷり、最高でした。
まじめな注意書きが面白さをプラスしていたようです。
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読み聞かせに使った学年:6年生
子供の反応:★★★★★
所要時間:3〜4分
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おもしろい
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投稿日:2010/12/08 |
ピンキーリーフさん 20代・せんせい・山梨県
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5年生に読みきかせをしました。
男の子が多いクラスだったためか、絵本に出てくる ふんにょうじごく のところは盛り上がりました。
そうべえが地獄へ行ってしまったときの唄は、youtubeで流れている読み聞かせを参考にして唄ってみました。
途中の擬態語には、それらしい音を使って出してみました。
担任の先生から、「児童が話の中にのめりこんでいた」という感想をいただきました。おそらく、高学年になってくると味わえるおもしろみがあるのだと思います。 最後に「医者の先生の名前はなんていう名前でしょう?」と質問したら答えられなかったので、こんどは『そうべえごくらくへゆく』や『そうべえまっくろけのけ』を読み聞かせして思い出してもらおうと思います。
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おもしろい!!!
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投稿日:2010/12/02 |
かのっぴーさん 10代以下・その他の方・岡山県
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うんこはいつもそういう気持ちで流されているんだな〜思った 私は今日でこの本が好きになった!!
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余韻のある結末
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投稿日:2010/12/04 |
紗世さん 30代・ママ・福島県 女の子7歳
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朝読書の時間に、5年生に読み聞かせしました。
最初は「日本昔話か、ふ〜ん」という顔で聞いていた子ども達が、
おじいさんが犬の骨を置いて帰る辺りになると、
身体を前に乗り出して、みんな聞いてくれました。
人間たちと仲良く遊びたい、子どものように無邪気な鬼。
鬼を怖いものと認識しているので、どうにか去って欲しいと願う人間たち。
5年生には、どちらの気持ちも理解できると思い、選びました。
”今でも鬼は 流れ続けておるかもしれん”
余韻のある結末が、切なく心に残る本でした。
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希望をもって勇気をもって
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投稿日:2010/12/01 |
ひかりひまわにさん 40代・ママ・長野県 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳
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1800年代アメリカの奴隷だった方の実話です。
奴隷って?物のように売られ、家族など関係ない。
一緒に住める、たったこれだけの幸せがどんなに貴重なことなのか、
この本は教えてくれます。
そうして私達がいま名前を呼ばれ、誕生日を祝ってもらえる、普通に暮らしている幸せ・・・
ヘンリーは全て奪われ、自由をもとめ立ち上がります。
ボックスとなって。
そこまでして今の当たり前を勝ち取っていった人がいた。
そしてそれを手助けした白人の方たちもいた
そんなことを知って欲しくよみました。
絵もとっても素敵です。
小学校5年生、男の子が特に真剣に聞いてくれていました。
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いつまでも続きますように
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投稿日:2010/12/01 |
みこMAMAさん 30代・ママ・新潟県 男の子13歳、男の子10歳、男の子7歳
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優しい絵と優しい、いわたくんちのおばあちゃん。二つともピッタリあっています。写真を撮られるのがいやなおばあちゃん。「いやーよ」このやさしい返事に平和が続きますように。と心から思います。涙なしでは読めない本です。
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楽しくてちょっとこわいお話
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投稿日:2010/11/29 |
あんにょんさん 40代・ママ・三重県 女の子15歳、男の子10歳
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アフリカの本を探していて出会いました。
女の子が、ひとりでころがる不思議なひょうたんを見つけ、はじめは楽しく遊んでいたのですが、実はこのひょうたん、おそろしい化け物だったのです!
「肉がくいたい」と家畜を次から次へと食べてしまい、とうとう女の子まで、、、、。
最後はめでたしめでたしで終わる昔話でした。
「肉がくいたい、肉がくいたい」のフレーズが高学年にもうけました。
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やっぱりいいね
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投稿日:2010/11/19 |
みこMAMAさん 30代・ママ・新潟県 男の子13歳、男の子10歳、男の子7歳
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絵本ナビで検索していたときの事、この本まだ読んだことない
ととびつきました。それもそのはず、まだ出版されてまもないときだったのです。宮西達也さんの作品は、絵も文章もとっても暖かく、いいいい感じです。今回5年生に読み聞かせをしましたが、みんな集中して絵本の中に入っていました。私も、オオカミ、こぶた、シニガミと3役を楽しみながらできました。読み手もじんわり暖かくなるこのお話。読み聞かせにおすすめです
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