ひなたぼっこの、ぬくぬくおしゃべり。
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投稿日:2009/04/21 |
ちゅら。さん 40代・ママ・千葉県 男の子12歳
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ぽかぽかとした、ある秋の日。
お寺の縁側に干されて、「ぬ〜くぬく」としながらおしゃべりしているのは、干し大根と干し芋。
しかも、どこかののんびりとした方言(四国?)で、自分がどんなに美味しいか!の、自慢ごっこ。
干し大根も干し芋も、自分がこれからいろんな食べ物に変身して、みんなに「美味しい!」と喜んでもらう期待でワクワクしながら干されています。
お寺の和尚さんの、ゆったりとしたスローライフ。
そして、お日様の恵みをたっぷりと受け、収穫した時とは違う美味しさを生み出していく、スローフード。
「ぬ〜くぬく」とは、なんとピッタリなタイトルでしょう!
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無いものを悲しまず、あるものを楽しむ。
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投稿日:2009/04/21 |
ちゅら。さん 40代・ママ・千葉県 男の子12歳
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トンちゃんは、シマシマで元気なオトコノコのネコ。
たくさん食べるし、うんちもおおきい。
そして、トンちゃんには、あしが一本ないの。
でも、トンちゃんは、早く走れなくても、小鳥やネズミを捕まえられなくても、「足が一本ないせいだ」なんて考えないの。
たくさんご飯を食べて、本の上に座ったり、雨粒を見たり、草むらに寝っ転がったり、毎日がとても楽しそう。
無いもののことを思い悲しむことなどせずに、自分にある幸せを満喫している。
トンちゃんってそういうネコ。
画家のMAYA MAXXさんが、実際に飼っている猫と、ご近所に住んでいる足の不自由な少年をリンクしてお話しにされたそうです。
大きな見開きに、黒一色で描かれた大きな絵。
一行ずつの言葉には、英訳も併記されています。
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人間として一番大切なことが凝縮
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投稿日:2009/04/17 |
アユアユヤマリンさん 40代・ママ・東京都 男の子11歳、女の子8歳
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11歳の息子に読み聞かせましたが、途中から、読んでいる私が泣いてしまいました。
「あー、恥ずかしい」と思ったのですが、隣で聞いていた主人も泣いていました。
息子は、迷うことなく読書感想文の一冊に選びました。
私が知る限り、情操教育に最適の本です。
また、障害者教育にも大いに役立ちます。
この本が道徳の教科書に載ったら、日本という国は変わると思います。
子どもが昆虫売場で1本足のない5本足のクワガタを買う。
ただそれだけの話なのに、人間として大切なことが凝縮されています。
私の息子のように小学校高学年でしたら、「クワガタと少年」が収録された「エブリ リトル シング」をお勧めします。
絵はありませんが、温かい話が6話収録されていて、値段も「エブリ リトル シング」のほうが安いです。
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息子もやってました〜♪
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投稿日:2009/03/31 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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この しろいせんから おちたら たいへんなことに なるんだ。
そら君は学校の帰り道 白い線の上を歩いて帰ります
寄り道も障害物もなんとかかわして、
もうちょっとで家の前で立ち往生してしまいます。
そこへお母さんが帰って来て…
お母さんに甘えるそらくんの笑顔は最高に幸せそうですね〜
白い線の冒険が子どもの目からみるとこんなにスリル満点に!
この気持ちは低学年までかしらと思っていたら
5年になる息子がやってました。
駐車所から図書館の入り口まで、
「白線の上だけ歩いていいんだよ」だって。
せっかくなので寝る前に読んだところ、
黙って聞いてすっと寝てしまいました。
低学年で読み聞かせをしたお話ですが、
し〜んとお話に入りこんで聞いていたそうですよ♪
そら君の真剣さが子ども心をがっちりつかむ絵本みたいですね♪
頑張った後にはちゃかりお母さんにも甘えられて、大満足の一冊です。
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きょうだいっていいよね。
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投稿日:2009/03/19 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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お姉ちゃんが大きくみえる。
妹は損!
よくあるお話なのですが、この絵本が凄いなぁ・・・と思ったのは
お姉ちゃん「おおきいちゃん」が大きな影で描かれている事でした。
妹「ちいさいちゃん」はこんな風に感じているのでしょうか?
なんとも威圧的ですごい存在のように感じますね。
でも・・それはちいさいちゃんの一方的な思い込みなんだなぁ・・・というのがだんだんわかってきます。
きょうだいのいる子どもたちに読んであげたいなぁと思いました。
絵もとても綺麗で絵を見るのも楽しい絵本です。
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びっくりの結末
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投稿日:2009/03/19 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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さとうわきこさんの絵本が大好きな我家ですが、この絵本は大きくなった子ども達もドキッとして笑える絵本でした。
つかまえたねずみから「ねずみのなるきの種をあげるから・・」と命ごいされた猫。
佐々木マキさんの「ぶたのたね」の発想から「食べれない」という結末をつい予想してしまっていたのですが・・・
こんな風になるなんて〜
かなり度肝をぬかれました。
小さいお子さんにはむかないかもしれませんね・・・
小学生くらいから読んでみるのはいかがでしょうか?
こんなスリル、喜ぶ子もいるのでは?
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画家のドラマがおもしろい
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投稿日:2009/03/18 |
やすぴんさん 40代・ママ・東京都 男の子11歳、女の子7歳
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損保ジャパンの東郷青児美術館でゴッホのひまわりを鑑賞した際に購入しました。11歳の息子が買いたいと選んだ本です。表紙が素晴らしく、ついみとれてしまいました。もちろん中身も素晴らしいです。読みやすく、子供でも絵画に親しめるような構成になっていると思います。
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☆中国絵画の様な絵本
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投稿日:2009/03/09 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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中国の唐の時代に実存した画家ハン・ガンの馬の絵から作者が創作したお話です。
ハン・ガンと同じ手法、絹地に水墨画で描かれています。
当時の宮廷や戦の様子が、繊細に生き生きと見る人にせまってくる絵本です。
特に馬の絵は動き、表情共に怖いくらいの迫力です。
ハン・ガンが馬の絵にこめた気迫と作者の思いが重なったような
力強い絵本、と言うより絵画を見ている様です。
絹地に描かれた原画が見たくなりました。
中国の文化を知る入り口にもいいですね。
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朝の清々しさを体感
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投稿日:2009/03/06 |
あまたろうさん 40代・ママ・千葉県 女の子8歳、男の子8歳
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小学校のおはなし会などで、高学年に時々読みます。
3年生のわが子に読んだ時は、『おともなく…』と始まり、淡々とした運びに、子どもに「…こわい…」と言われてしまいました(T_T)
詩的な文章というか、詩そのものなんですが、ゆっくり、間合いを大切にしながら、ゆったりとした気持ちで読むといいようです。
よく見ると、おじいさんはいつも笑顔です。孫に向ける穏やかな表情が温かいです。
終盤、日の出と共に湖と山が青くなる場面は圧巻です。
ホント、言葉は要らないというのは、こういうことですね…。
私事ですが、いつも読むばかりで、読んでもらったことがありません。
いつか誰かに読んでもらいたいです。
文句なく素晴らしい、イチオシの絵本です。
シュルヴィッツ氏は、『空飛ぶ船と世界一のばか』の挿絵も書いていらっしゃいますが、お話が変わるとここまで画風も変わるのかと、驚きです。
(『空飛ぶ…』も小学生に読み聞かせのお薦めの絵本です。)
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☆一味も二味も違う楽しいお話です♪
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投稿日:2009/03/04 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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これまで知っている「はなさかじい」とは
一味も二味も違う楽しいお話です♪
絵は『けんかのきもち』『うしお』の伊藤秀男さん。
じさまもばさまも とても人間臭く描かれています。
文書は会話で使われている方言や擬声語が印象的です。
「大判小判が チャラリン パラリン」とかね〜
お話の内容は
こいぬのシロが川で拾われたり
じさまとシロが狩りに出かけたりと
これまでにない二転、三転する面白さ〜♪
声に出して読んでみて、ちょうど10分位
小学校高学年でも十分楽しめるお勧めのシリーズです♪
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伝わります
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投稿日:2009/03/04 |
たくゆうとさん 30代・ママ・沖縄県 男の子11歳、男の子9歳
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サラエボの内戦のお話です。
内戦がはじまり大好きなリナと遊べなくなってしまいました。
大好きなパパと離れて暮らさなければなりませんでした。
大好きな学校へ行けなくなりました。
悪魔の時間を経験しました。
5年生の読み聞かせで読みました。
皆 じっと聞いてくれました。
正直 私の好きな絵ではなかったのですが
この話とはとても合ってる気がしました。
小さな女の子の思いがしっかり伝わってくる絵本です。
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高学年以上にすすめます
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投稿日:2009/03/05 |
こにょらさん 40代・ママ・埼玉県 女の子11歳、男の子8歳
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大好きな本です。
学習障害という重いテーマを扱っていますが、読後感はさわやかです。
子供の嫌いな説教調でもありません。
著者自らの体験であるという点も大きいのかもしれません。
五年生のクラスで読み聞かせをしました。
特にトリシャがエリックにいじめられるところ、最後に障害を克服していくところでは静まり返って、食い入るように聞いてくれました。外国の話ではありますが、教室の場面が多く、通じるものがあるのだと思います。
派手さや笑いの要素の無い本は、ともすれば子供自らが手に取る機会が少ないかもしれませんが、このような良い本を多くの人にに知ってもらえたらと思います。
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☆丸い黄色い物体はなに?!
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投稿日:2009/03/02 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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ころころころがる丸い黄色い物体が
崖の上をぴょ〜んと飛び越えて
リスの家におちてきました。
リスはお月さまと勘違い!!
自分の家にお月さまがあるのを見つかったら
どろぼうだと思われて牢屋に入れられちゃう〜と大あわて
お月さまを家から遠ざけようと大奮闘します。
丸い黄色い物体を転がして落とした先はハリネズミの背中…
ヤギが出てきて角でつき…
とお話は次々に展開していきます。
リスやハリネズミは小さな体をフルに使って
ヤギは大きな体をダイナミックに使って
動きのあるデッサン画で面白おかしく描かれています。
モノクロの牢屋の場面はサイレント映画の一場面の様です。
文書は本当に最低限しかありませんので
絵を隅々まで見逃さないで楽しんでください♪
我が家ではパパと息子も大受けでした♪
ツボにはまった人は
『リスとはじめての雪』もどうぞ〜
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☆高学年でも受けるナンセンス絵本♪
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投稿日:2009/02/27 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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ブルトンシリーズの冬編です!
いたちのアンドレーがこぶたのブルトンをスキーに誘います。
スキー道具がないからと嫌がるブルトンといざ電車へ。
だるまのタカサキさんも登場して珍道中に…
話の展開が今回もはちゃめちゃだけど、文句なしに笑える絵本です♪
小学校5年生での読み聞かせ風景は、
読み始めから子ども達の笑い声がたえず
先生も人一倍でかい声で笑っていました(^^;
和やかな雰囲気の中で、
こちらまで気持ちが満たされる時間が過ごせました♪
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笑いの渦。
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投稿日:2009/02/26 |
ナツクローバーさん 30代・ママ・兵庫県 男の子9歳、男の子4歳、女の子2歳
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5年生の読み聞かせボランティアで読みました。時間が決まっているので1冊読んだ残りの時間で読むために用意した一冊でした。お父さんの絵本はいろいろありますが、この本はお父さんのすばらしさとか威厳とかそういうのを押しつけず、小さい子から高学年まで楽しめる内容でした。関西弁もおもしろく、関西弁で読まないとつまらない感じでした。特に意味のないような、でも、ぼくがお父さんを大好きだということが伝わる一冊です。我が家の子どもたちにも読んでやりたいです。
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本当にありがとう
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投稿日:2009/02/27 |
たくゆうとさん 30代・ママ・沖縄県 男の子11歳、男の子9歳
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ティラノサウルスは自分だけが楽しければいいと
自分を怖がる他の恐竜達がどうなっても良いと思っていました。
そんなティラノサウルスの本心は「さみしい」・・・
その言葉を言った時からパウパウサウルスとの楽しい毎日が始まりました。
愛する・愛されるって事を改めて考えさせられた気がします。
全力でパウパウサウルスを守ってくれたティラノサウルスに
本当にありがとうって気持ちにさせられました。
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反応がよかったです。
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投稿日:2009/02/26 |
ナツクローバーさん 30代・ママ・兵庫県 男の子9歳、男の子4歳、女の子2歳
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5年生の読み聞かせボランティアで読みました。ホントは低学年に向けて読みたかった話なのですが・・・。
給食を残すことがいけないことだということ、作ってくれる人が悲しむということ、いろいろ教訓めいた感じも受けるのですが、よしながこうたくさんのダイナミックな絵と番長の口調がそう感じさせないので、子どもたちの興味をひいていたようです。表紙を見ただけでおもしろそう!という目をして聞いてくれました。結果、このクラスには合ってたんだろうなぁと思いました。高学年はしーんとなりがちですが、今回は反応もよく、私も満足でした。
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大切にしたい本
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投稿日:2009/02/25 |
あいうえおさんぽさん 30代・ママ・岐阜県 男の子11歳、男の子8歳
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今年最後の小学校の読み聞かせにこの絵本を選びました。
出かけたのは5年生のクラス。
みんなとても静かに、そして真剣に聞いてくれていました。
詩的な文章は耳に心地よく、言葉のひとつひとつにうんうんとうなずく子どもたち。この本の伝えたいことが、子どもたちの心にちゃんと届いたんじゃないかと思います。
スプーンも、ひなぎくも、雨も、雪も、空も
どんなものにも大切なことってあるんです。
そしてもちろんあなたにも。
私はいつも最後のページでじんとしてしまうので
読み聞かせでもつまってしまわないかドキドキしました。
でも、ちゃんと伝えよう!と頑張りました。
どの世代の人にも読んで欲しいと思いますが
大人の方にもとてもいいと思います。
何気ないこと、当たり前のことだけど、それが本当に大切なことなんだって、あらためて感じることができると思います。
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☆子ども達にも響く一冊♪
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投稿日:2009/02/25 |
ラフランスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子11歳
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子どもの頃から雪が大好きで、雪の結晶をみんなに見せてあげたいと言う熱意から
生涯50年以上の長きにわたって、雪の写真を撮り続けたウィリーのお話です。
メアリー・アゼアリアンの美しくぬくもりのある版画と、
千葉茂樹のなめらかな翻訳文がついて、読み書かせしやすい絵本ですね♪
小学5年生で実際に読み書かせて見ました。
子ども達の反応はとても良く、本当に食い入るように話に入って聞いていましたよ〜♪
子ども達にも響く、手ごたえのある一冊です。
高学年の読み聞かせに是非どうぞ〜
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アルバートと一緒に考える絵本。
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投稿日:2009/02/23 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子15歳、男の子11歳
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5年生のクラスで読み聞かせしました。
学校でもお家でもしなくちゃならないことがいっぱいのアルバート。
時間に支配されているようだと感じているみたいです。
そんなアルバートが 自分の部屋から夜空に瞬く星を見上げ
考えをめぐらせる場面がとても好きです。
文章が少ないので
私もアルバートと一緒に星について、時間について
考える「間」を十分もらえる絵本でした。
時間というものは
ずっと昔から止まらないで続いていて、永遠のように思えるけど
自分にとっては限りあるものだと改めて感じました。
更に時間を命に置き換えて考えると…
時間を大切に生活しなくちゃなぁなんて思えてきたりもしました。
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