おもしろい!!
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投稿日:2010/06/26 |
きのぴいさん 30代・ママ・栃木県 女の子4歳、男の子1歳
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この絵本、深いです。
たくさん、たくさん考えました。
そうですよね、挨拶って相手によって臨機応変に変えなければならないんですよね。
真剣に悩んで考えました。
あまりに面白いので、中学校の道徳の授業で使ってみました。
生徒の反応も上々。
五味太郎さんのほのぼとした絵と、ユーモアのある展開に子供たちの口もいつもより軽くなりました。
こんなにもりあがった道徳の授業は久しぶりです。
絵本は奥が深いですね。
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機関車の迫力は圧巻
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投稿日:2010/06/25 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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黒人奴隷の少年の夢の喪失と再生を描いた作品。
2003年のゴールデン・カイト賞【絵本・絵部門】受賞作。
とにかく絵が素晴らしい!
特に表紙にもなっている見開きの機関車の迫力は圧巻!
重いものを背負った内容を、深く力強い色づかいの絵がしっかりと受け止めている。
小学校高学年〜大人向けの絵本。
ロレン・ロングはイラストレーターとして活躍中で、雑誌の「フォーブス」や「タイム」にもよくイラストが掲載されている。
彼の絵本の邦訳はこれが一冊目だが、今後は絵本作りに意欲を見せているとのこと。
次作にも期待したい。
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日々を生きづらいと思っている女子中高生に
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投稿日:2010/06/24 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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音楽科の受験に失敗し、新設の女子高に通うことになった玲。
自分の歌への自信喪失と、世界的なヴァイオリニストの母へのコンプレックスとでがんじがらめになり、何からも距離を置いた日々を送っていた。
しかし、クラス合唱の指揮者に突然指名されてから玲の生活は変わり始めた…。
表題作「よろこびの歌」ほか、合唱をきっかけに交流し、少しずつ変わっていく少女たちを描く。
自分の気持ちは他の人なんかにはわからない、と思う。
特に中高生時代はしばしばである。
でも、他の人の気持ちだって自分にはわからないのだ。
実はみんな同じような気持ちを抱いているのかもしれないし。
意外と周りの人々から見えているものの方が「自分の本質」に近いのかもしれない。
少し日々を生きづらいと思っている女子中高生に読んで欲しい本。
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素晴らしい絵の世界(☆7つ)
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投稿日:2010/06/22 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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この絵本に限って言えば、言葉はいらないと思えるくらい絵の描写が圧巻なのです。
水に囲まれた小さな町を兄妹が散歩しています。
風景がどんどん変わって行くのですが、すべて水面の向こうに描かれています。
主役は水面の向こうの町ではなくて、水面に映った町なのです。
水面に映った町はいろんな表情を見せてくれます。
風に吹かれたり、水鳥が泳いだり、雨が降ったり…。
日が暮れて、なんとなく妹が不安になって行く様も水面に映っているようです。
小さな町は、気がつけば小さな島でした。
まあるい島は、大きなバースデーケーキに変わります。
ミゴト!!!
藤田さんの着想と、絵を描いているアングルに脱帽。
まずはだまされたと思って、眺めて欲しい絵本です。
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独創的な世界
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投稿日:2010/06/22 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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港で働くクレーンが鉄のキリン。
そのキリンのじいさんが人さらいから逃げてきた男の子を背に乗せて、男の母親の住む国を目指して海を渡ります。
切なさと思いやりのあふれたファンタジーです。
ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作とありました。
多分アマチュアのお母さんだからこそ生まれた独創性なのでしょう。
実感違和感を覚える部分があります。
しかしそれを包み込んでしまうものがあります。
海中で身動きの取れなくなってしまった鉄のキリンのじいさん。
それでも満足そうに海の中に立ち続けています。
作者がキリンに寄せる思いが伝わってきました。
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明治維新時代の貧農と開拓移民
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投稿日:2010/06/20 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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山形の貧しい山村を題材にした、明治維新当時のお話です。
貧しい山村では、武士の社会が終わって暮らしが楽になるのかと思ったら、暮らしは苦しくなるばかり。
おまけに自分たちの山を権力の所有にされてしまいました。
そのまま山の木を伐採していたら見つかって長次郎は囚われてしまいました。
仲間の名前を明かさぬために拷問にあった長次郎は、出所したら村では阻害されてしまいます。
言いようのない重いお話ですが、これは実在の人物を題材にした本当の話。
この絵本の救いは題材になった七つ森の村が祭り好きで、世直し一揆でも祭り姿で参加するような村であったことと、中でも長次郎がとてもユーモアと男気のある人物だったこと。
それでも、貧しさのゆえに一家は近くの村民家族とともに北海道に開拓移民として旅立ちます。
苦難を祭りで乗り越えていくところがとても感動的です。
今、自分たちが生きている社会は、そうした過去に築き上げられたものだと理解しなければいけない。
残念ながら絶版のようですが、自分たちの時代をさかのぼるお話って、子どもたちにとってとても重要なのではないでしょうか。
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遠い国から、遠いようで近い国。
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投稿日:2010/06/21 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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このシリーズは私と上の子が大好きです。
ポルトガルは大航海時代から、日本の国にも「食文化」をたくさん残してくれているのが、この絵本で改めて分かりました。そして、その名前も微妙に変化して日本語っぽい名称になっていたんですね。
ポルトガルの家庭の台所によくある魚が「バカリャウ」という魚の干物だそうで、
塩加減(水抜き)には、ちょっとこだわりがあるようです。
遠い国が、こういう本に触れることで遠いようで近い国になる気がします。
興味のある人はぜひ、読んでほしいです。
学校の調べ学習なんかでも使ってほしいシリースです。
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うちの子は「ねこまた」が好き。
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投稿日:2010/06/21 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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うちの下の子くらいが一番お薦めの年齢だと思いますが、絵が不気味すぎると、元が怖がりなので、読もうとしません。
上の子は、中学生ですが、面白がって読んでます。特にときどき出てくる「ねこまた」が、上の子のお気に入りです。
この作品は表題作のほかに「わらう幽霊」という話が載っていて、私は個人的にはそっちの話の方が好きだったな。
むかし話から持ってきたオチが付いてるし…。確か、似たような話を聞いたことがあります。
ムジナさんと源太少年は、回を重なるごとにいいコンビになってきている気がします。
「ムジナ探偵局」シリーズはぜひ、全巻通して読んでみてほしい作品です。
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常念の邪念と小心
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投稿日:2010/06/21 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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見方によってはいろいろな捉え方ができる絵本かも知れません。
碁の好きな常念御坊は、隣村で檀家相手にうった碁の負け方が気になってしょうがありません。
帰り道碁のことばかり考えながら歩いて行くと、きつねに似たのら犬がついて来る。
やせてあまり食べていないような薄汚れた犬が気になってしょうがない。
どうして薄気味悪いと思ったのでしょう。
帰り道は遠く、夜も更けてきました。
茶屋でだんごを買って、借りた提灯。
寂しい道で、後ろからついて来るのがのら犬ではなく、きつねに思えてくる。
しかも、女に化けたりして。
寺にたどりついた常念御坊は、ついてきたのら犬を小僧に追い払わせるのですが、食事をして人心地つくと、のら犬にした仕打ちが申し訳なく思えてくるのです。
のら犬はいったい何だったのだろう。
常念御坊はどうしてのら犬をおそれ邪けんにあしらったのだろう。
考え方はいろいろでしょうが、とても意味深い本です。
鶴田さんの木版画が、どうしてものら犬を悪者にしてしまうように描いているのですが、のら犬はお礼を言われる故はあっても、何も悪いことをしていないのですよ。
読み返すごとに味わいのある絵本です。
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住井すえさんのたなばたさま
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投稿日:2010/06/20 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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住井すえといえば、名著「橋のない川」の長編を思い出します。
そして、牛久沼と部落解放運動のイメージが強いのですが、絵本作品もあったのだと驚きました。
そして絵が滝平二郎。
たまらない組み合わせです。
お話の舞台は意外にも中国。
牛飼いとおり姫が兄妹だという話にも驚きましたが、数奇な運命の後に七夕のお話につながっていることに、とても印象深く読みました。
評判の高い領主であった父親が、隣の領主に襲われるところから話が始まります。
兄妹は川下に逃げ、子どもを逃がした母親は父の最期をみとるために館に戻ります。
母親は死に星になります。
母親の言いつけに従い、川下の領主に奴隷にしてもらう兄妹。
どうして奴隷なのだろう?
奴隷の身分から牛飼い、おり姫になる展開に住井さんらしさを見つけました。
七夕は哀しいお話であるから、年に一度の星空を期待されるのでしょう。
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読み物として楽しみたい
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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『13歳のハローワーク』7年ぶりの改訂版。
旧版と同様、「何に興味があるか」から職業を分類・紹介している。
たくさんの職が掲載されているが、それぞれは概要紹介のみであり、「どうしたらなれるか」ではないので注意。
世の中にどんな職があるかを知りたい場合に向いている。
それ以上については、個々の「なるには」ブック等を参照のこと。
また、項目によっては「そんな説明でいいの?」と思うようなものもあるので他の資料と併せての利用がおすすめ。
(少なくとも自分の職業の項目は、それが本質ではないのに…と感じる紹介だった。)
分類と紹介の文は面白く、読み物しても楽しめる。
特に、間に挟まれる村上龍や各分野の専門家によるエッセイは、それだけでも読む価値がある。
ただし、文章は硬め。難しい熟語も多い上にフリガナはない。
現実の13歳がどれだけ読めるかは疑問。
実は大人用の本なのかもしれない。
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狂気の時代と人間の崩壊
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投稿日:2010/06/20 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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1週間違いで生まれた僕とフリードリヒの純粋でとても哀しい話です。
ユダヤ人として生まれたフリードリヒは、ナチス政権と戦争の中で時代に追い詰められていきます。
平和だった社会が崩壊していきます。
差別、偏見、…、人間の理性の崩壊が各章の日付とともに克明に描かれていきます。
とても哀しい話ですが、目をそむけることのできない現実です。
人間の心のもろさと、フリードリヒと僕の友情の純粋さの不変。
これまでに心にしみる話はないし、今の子どもたちに是非とも伝えたい話。
平和のように見えていて、現代社会においてなんと人間間の心の通い合いが希薄であることか。
最後に年表があります。
話の背景が裏付けられます。
この本が「岩波少年文庫」として出版されている意味の重要さを感じたいと思います。
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一緒にゲーム攻略
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ第5巻の下。
「in塀戸」攻略編・後半戦。
上に続けて勢いがある。
宇宙人の正体やペンションの仕掛けの謎解きは弱い。
やはりこのシリーズはミステリというよりは、友情・冒険物だと感じる。
ちょっとした行動でシナリオは変わる。
それはまさに現実の世界でも言えること。
人生は自分で行ったあらゆる選択の結果である。
作者のメッセージがよくでている。
創也&内人の父たちの物語、真田女史の短篇も収録。
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R・RPG開始!
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ第5巻の上。
栗井栄太のR・RPG「in塀戸(インベイド)」攻略編・前半戦。
フィクション(小説)の登場人物がフィクション(ゲーム)の世界で冒険するという二重仕掛け。
これまでは端々に見られる非現実性が気になったが、この巻はこの仕掛けのおかげで全く気にならず楽しんで読めた。
登場人物の動きが目に見えるような描写。
友達がプレイしているRPGを横で一緒に見ているような、ワクワク感がある。
シリーズ第1巻の勢いがよみがえった。
今まで解りずらかった「R・RPGとは何か」もよくわかった。
(TRPGをボード上ではなく現実の舞台で行うというものらしい。)
読んでいると自分もこのゲームをやってみたくなる。
下巻も期待。
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テンポよく読める
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ4冊目。「頭脳集団」に一歩近づく。
テンポよく、展開にもあまり無理がない。
巻内でしっくりまとまっていて、勢いを持ち直した印象。
巻末のおまけマンガが楽しい。
ミステリパートも良くできていて、読んでいてドキドキした。
妖精の謎が自分には解けなかったが、ヒントは示されていたのかな?
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考えさてられる一冊
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投稿日:2010/06/19 |
本はいいっさん 10代以下・その他の方・沖縄県
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この本を初めて読んだのは
小学生の頃でした
今でも大好きな本です
将来子供が出来たら
絶対読んであげます。
いじめは人の人生を変えてしまう、、
初めて読んだときそう思いました
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集団疎開って?
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投稿日:2010/06/17 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子13歳
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大阪から島根県に17時間かけての集団疎開。
戦時中の子どもたちの姿が、健気であり、痛々しくもあり、等身大で描かれていて、胸を打ちます。
集団疎開とはこんな生活だったんですね。
父親が戦地で亡くなり、家族は大空襲で亡くなりました。
集団生活の中での様々な出来事、家族への哀愁、戦争が終わったとき、僕は一人ぼっちで帰るところもない。
子どもたちにも、親にも重いテーマですが、淡々と描かれています。
タイトルの『お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて』とともに、モノトーンの絵がこの絵本をとても意味深いものにしていると思いました。
子どもたちに伝えたい絵本ですが、少し努力がいるかもしれません。
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ストーリーは面白いのだけれど…
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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シリーズ3巻。「頭脳集団」登場。
ストーリーはマンネリ気味なれど、着実に進んでおり読める。
が、本筋と関係ないところであちこち引っかかる点があり、読後感が悪い。
特に大きいのは以下の2点。
1.「おごる」シーンの多用
主人公の1人・内人が、中学生にも関わらずやたらと人に物をおごる。
缶ジュース1本や、好きな女の子にいいところを見せようとハンバーガーをおごる、というのはまだ理解できる。
しかし、クラスメイト30人に差し入れとして、どんなに少なく見積もっても数千円分になるハンバーガーをおごる。
クラスメイトたちも当然のように受け取っており、ほとんどは礼も言わない、というのには嫌悪感を感じる。
中学生にとって数千円は大金ではないだろうか。
物語上で必要性があった訳でもなく、「クーポンでちょうど30人分もらえた」という流れでも構わなかったと思う。
2.学校でのゲーム
「どこの学校でもやっているゲーム」として、屋上から1階まで階段を使って一気にバスケットボールを転がす「3Dボーリング」が登場する。
登場人物はみなゲームを楽しそうに見守り、読んでいると是非やってみたくなる。
しかし、そのボールの勢いは強く、頭にあたった人が転倒するほどの威力である。
せめて、当たり前のゲームとはしない、危ないと怒られるシーンを入れるなどして欲しかった。
(併せて、雨どい伝いに校舎の壁を4階まで登るシーンも簡単・自分でもできそうに書かれており恐ろしい。)
どちらもストーリー上で重要な訳でなく、そんな部分で全体の面白さが下がってしまうのをもったいなく感じる。
子ども向けに出版するものなのだから、もう少し配慮が欲しい。
…と考えるのは、現実の子どもたちを見くびりすぎているのだろうか…。
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得体のしれない古本屋ムジナさん
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投稿日:2010/06/02 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳
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自分が読んでみたかったので、上の子の朝読用に図書館で借りてきました。
そしたら、上の子は小学校時代に教室の本の棚にあったので、読んだことがあるそうです。
「ムジナさん」と呼ばれるこの話の主人公は、元の古本屋のおやじさんが亡くなって、どこからか戻ってきたらしい息子ですが、どことなく得体のしれないところがあります。
その古本屋によく出入りしている小学生の源太が、物語の案内役、かな?
ムジナさんは古本屋の傍ら、自分の興味のある事件を依頼されると探偵になります。
この話には短編読み切りが3編載っています。
字も大きく、行間もやや間隔が広いので、小学校中学年くらいから読めると思います。
なにせ、タイトルに「ムジナ」と付くくらいですから、少々不思議な依頼が舞い込みます。
ムジナさんのサポート役の源太も、いかにも小学生らしい好奇心で物語を盛り上げてくれます。
これからどうなっていくのか、ちょっと楽しみ〜。
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順調な2巻
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投稿日:2010/06/15 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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創也と内人が栗井栄太を追い詰める巻。
ストーリー展開は相変わらず面白く、ゲーム好きの子におすすめ。
実はそれなりに厚い本なのだが、ページ数を感じさせない。
サバイバル知識などの現実的部分と、罠やキャラクターの設定などのフィクション的部分とのバランスが難しいシリーズ。
この巻はマンガ的描写が多く冗長で、1巻に比べ勢いが落ちたように感じる。
次の巻に期待。
しかし、物語内で披露されるサバイバル知識やゲームは結構危ないものが多い。
過って使うと怪我をしそうなものはイラストをつけて説明に代えているようだが、中途半端に真似されないか少々不安である。
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