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6594件見つかりました

★5  沖縄戦を真正面から 投稿日:2008/09/09
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子13歳、男の子10歳
てっぽうをもったキジムナー
てっぽうをもったキジムナー 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
カリエスを患った歩けない少女の視点から、
沖縄戦と強制集団死、その後の沖縄を描いています。
キジムナーは沖縄の妖怪(樹上の精霊)ですが、
ここでは生身の兵隊。
大人向けの本や映像そのままでは伝えられない内容を、
絵本だと子どもに伝えることができるんだなぁと、
改めて実感させられました。
この本は96年に出されていますが、
状況は変わっていないどころかますます危うい方向へ。
下の子にも読もうと思います。
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★5  心に残る1冊でした。 投稿日:2008/09/09
ぶらいすさん 40代・ママ・北海道  女の子12歳
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
一度に何冊も絵本を読む機会があり、この本は酒井駒子さんの
絵の可愛らしさで手に取りました。
絵の可愛さはもちろん、なんだかにじみ出る臨場感と
お話の展開に思わず引きこまれてしまいました。
12才の娘はこういう可愛い絵は敬遠するので
お話を語ってあげると・・・
意外と聞き入っていました。
絵も魅力なんですけどねぇ。
子どもとおもちゃの関係を飛び出して
とても深い感情を呼び起こしてくれるお話。
とても重い展開の後半から最後に救いのあるラストに
単純に感動です。
子どもにも大人にもおススメの絵本です。
久々にいつまでも心に残る絵本でした。
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★4  壮大な物語 投稿日:2008/09/04
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県  男の子16歳、男の子14歳
琥珀の望遠鏡 ライラの冒険シリーズIII
琥珀の望遠鏡 ライラの冒険シリーズIII 作: フィリップ・プルマン
訳: 大久保寛

出版社: 新潮社
映画では「黄金の羅針盤」が上映されてました
琥珀の望遠鏡はシリーズの3巻完結編です
シリーズ全巻読んでみて、ファンタジーと言ってしまってよいのかなと
思うほど、科学的なことや宗教的なことがたくさん含まれている物語でした
私的には、幽霊の世界から、神秘の短剣で別世界へ窓をあけ、そこから幽霊たちが原子の粒になって世界に融合するという考え方は、あってもいいかなぁと思いました・・・
長編ものが好きな小学生だったら、どんどん先が知りたくて読み進めていけると思います
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★5  挿絵と物語のギャップ 投稿日:2008/09/08
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳
悪魔のりんご
悪魔のりんご 作: 舟崎 克彦
絵: 宇野 亞喜良

出版社: 小学館
アンニュイな表情の少女と毒々しいタイトル。
何?この絵本。

ところがところが、なんともハートウォーミングでちょっと物悲しい内容に感じ入ってしまいました。

ほとんど魔法を使い果し、うらぶれ腹ペコの悪魔は、砂漠で母親とはぐれたジプシーの少女と出会います。
「母親を探してあげよう」その言葉とは裏腹に悪魔はどうにかしてこの子を食べようと考えます。
そして悪魔は自分を毒りんごの姿に変えます。

ここから起る奇跡は、少女があまりに屈託無く、悪魔を信用したからでしょうか。悪魔は悪魔になりきれませんでした。

突然表れるのりんごの木の形に胸がキュンとなります。

本当の悪魔なんてこの世に存在しない。心の動きで誰でもが悪魔にも天使にもなるんじゃない?
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★5  サイバラ作品のおもしろさと優しさを! 投稿日:2008/08/19
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子13歳、男の子10歳
いけちゃんとぼく
いけちゃんとぼく 作・絵: 西原理恵子
出版社: KADOKAWA
たぶん「絵本ナビ」を見ている方はあまり手にしないジャンルなのではないかな。
「読み聞かせ」するには難しいし、「大人向け」と見られそうだから。
実際私も読んであげてはいませんが、上の息子に手渡しました。
上の息子と私はほとんど「中毒」かというくらい西原さんのファンで、
読み出したら二人とも他のことが何も手につかなくなるので困ります。
『パーマネントのばら』にも少し描かれていたけど、
「好きな人の子供のころを見に行く」というテーマ・・・
そして、他の作品の底にも流れている大きなテーマを、
「子どもへの応援歌」の形にしたような作品だと思います。
西原さんは「漫画」という手法で表現してくれたので、
大人でも子どもでも味わえて、すばらしいと思います。
上の子との共通の話題も増えたりしました。
これからも、息子の成長に合わせて?サイバラ作品を手渡していこうと思います。
さらに、パッと見に惑わされず、サイバラ本のおもしろさ、
そして優しさを多くの人に味わってほしい・・・と、勝手に願っています。
実は『ああ息子』も小学校で高学年に読み聞かせていて、
大変に好評です!
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★4  今、考えて欲しいいのちのこと 投稿日:2008/08/14
アナンシさん 40代・その他の方・東京都  女の子20歳、男の子16歳
エリカ 奇跡のいのち
エリカ 奇跡のいのち 作: ルース・バンダー・ジー
絵: ロベルト・インノチェンティ
訳: 柳田邦男

出版社: 講談社
終戦記念日も近い今、ちょっと大人に近づいた子どもたちにどうぞ。
幼い子には、ほんとうの物語だけに、辛すぎるかも。でも、いつか戦争のこと、いのちのことを考えて欲しいと思うとき、良い材料になると思います。
作者は、ある少女エリカと出会う。自分の親も、誕生日も知らない。しかし、両親に、心から愛された証として今、生きている。彼女は、ユダヤ人。そして、捕虜収容所に送られる列車の窓から、おくるみにくるまれて、外に投げ出された赤ん坊なのだ。赤ん坊を投げ捨てると言う究極の選択。それしか、自分の子どもを守る術がなかった。その赤ん坊は生き延びた。これぞ‘奇跡の命’なのである。
絵の確かさ、美しさ、抑え目の色彩。すべてがこの物語をしっかりと支えていると思います。
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★4  出会えてよかったほんの一冊 投稿日:2008/08/15
とらのさん 40代・その他の方・埼玉県  
裏庭
裏庭 作: 梨木 香歩
出版社: 理論社
照美がみてくる鏡の中の世界には、悲しいことやつらいことがたくさんありますが、そういう自分の心の傷をいやすというよりは育てることによって自分を見つけ出すという話。初稿より全面的に書き直したというだけあって、しっかりした筋書きが物語を支え、私たちの心の中に慈雨のようにしみこんでいく力のある、大人の作品顔負けの話になっていました。最後まで息のつけない進展。言葉の選び方の適切さ。出会えてよかったと思う本の一冊になりました。
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★5  美しい水彩 投稿日:2008/08/09
mnmさん 10代以下・その他の方・神奈川県  
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん 作: いせひでこ
出版社: 講談社
美しい町並みを映し出す水彩。
文字に頼ることなく、ゆったりと進んでいく物語。
この世界に生きたい、とすら思いました。

一冊の本のために、町中を駆け回る少女ソフィー。自分だけの時間を持ち、確実に仕事をしていくルリユールおじさん。大切そうに本を抱えて走り回る少女と、言葉少なに本を直していくおじさんからは、本への限りない愛情を感じました。
「本を大事にする人は素敵な人」いつか聞いた言葉を思い出しました。

絵本を開いた瞬間に眼前に広がるやさしい色合いが、文字以上に情景を物語っています。
わたしは、この表紙を一目見るだけで、なぜかほっとします。
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★5  母の愛 投稿日:2008/08/09
mnmさん 10代以下・その他の方・神奈川県  
ちいさなあなたへ
ちいさなあなたへ 作: アリスン・マギー
絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 主婦の友社
40代の母に、誕生日プレゼントとしてこの本を贈りました。
私は現在高校生です。まだ、母親としての気持ちや、子どもにかける想いなどはわかりません。しかし、語りかけるような文調と、やわらかいタッチのやさしい絵が、私を母の愛で包み込んでくれるかのように感じさせました。
幼いころの母親への想いが心の奥底によみがえるかのようで、読むうちにどんどんあたたかい気持ちになりました。
母親であるなしに関わらず、女性はこの本を読むべきではないでしょうか。

この本を手渡したときの、母の微笑みが頭から離れません。
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★5  優しい少女、優しい悪魔 投稿日:2008/08/07
蒼葉さん 10代以下・その他の方・群馬県  
悪魔のりんご
悪魔のりんご 作: 舟崎 克彦
絵: 宇野 亞喜良

出版社: 小学館
「わぁ、いかにも外国人が描いた絵だなぁ」と思って表紙を見てみたらあら!日本人!すごいなぁと思いながら中身を読み進めていったら目がウルウルでした。

お母さんとはぐれてしまった少女とおなかをすかした悪魔の不思議で感動のお話です。

優しくてかわいい少女を何度も食べようと思ったけれど結局最後はリンゴの木になった悪魔。どんな人だろうと優しさに触れればその人もきっと優しくなれる。そんな事を学びました。

やっぱり人には優しくしなくてはいけないと改めて思う絵本でした。
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★4  大人の方がはまるかも 投稿日:2008/08/02
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都  男の子12歳、男の子6歳
ばく・くくく
ばく・くくく 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
「さる・るるる」の姉妹編。
こちらは、ばくが主人公。

ばく・○くと韻を踏んだ言葉が続きますが、小学校2年の次男でも意味が直ぐ分からない頁があって、一寸難しいかと思いました。
好くは未だしも、急くは、大人でも考えてしまうかも知れませんね。

ただ、物語は結構楽しくて、最後の「ばく・らくらく」と「ばく・くくく」の対比が最高です。
(これは絵がないとわかりません)
言葉遊びの絵本といいつつ、大人でも楽しめる絵本だと思います。
五味さんのセンスに脱帽の一冊。
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★4  乗り越えて心の中に 投稿日:2008/08/01
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県  男の子16歳、男の子14歳
パパにはともだちがたくさんいた
パパにはともだちがたくさんいた 作: 末盛千枝子
絵: 津尾 美智子

出版社: すえもりブックス
1985年に初めて出版された絵本ですね
なつのあさ とつぜんパパが死んだ・・・と衝撃的にお話は始まります
残された家族の悲しみが、少ない文章とやさしいタッチのイラストから静かに伝わってきました・・
でもやがて、パパにはたくさんの友人がいて、仕事場での父の姿が、子供たちは尊敬の念を抱きます
家族の「死」は経験したものでないと、なかなか気持ちを理解できるものではありません
このようにストレートに表現された絵本に、子供はどう反応するのか、
中学生くらいになると、なかなか本音を聞き出すことは難しかったが、自分の周りで同じような状況にある友人の苦労は、理解しているようでした・・・
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★4  死について考えさせられる絵本 投稿日:2008/07/27
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都  男の子12歳、男の子6歳
わすれられないおくりもの
わすれられないおくりもの 作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
この作品は、スーザン・バーレイが、美術学校の卒業制作としてつくっていたもの。
原題は、「BADGER’S PARTING GIFT」

身近な人を失ったときにどう対峙していくかを、正面から捉えた作品で、非常に評価の高い作品です。
物語は、森のみんなに愛されていたアナグマが、死んでしまうところかた始まります。
死を、長いトンネルを超えてという描写をしています。

森のみんなは、悲しみに打ちひしがれているのですが、次第にアナグマの思いでを語り合うようになります。
すると、みんなアナグマが宝物となるような知恵や工夫を残していたことに気づき、その残してくれた豊かさで、みんなの悲しみも消えてしまうのです。

肉体は滅んでしまっても、心は永遠に残っていくということを、かなりわかり易く描いています。
このテーマで絵本を見事に完成したスーザン・バーレイに力量には、感嘆せざるをえません。
とは言え、小さな子供向きの絵本ではなく、大人でも十分に考えさせられる絵本だと思います。

小川仁央さんの訳が、絶妙なのも高評価の一因でしょう。
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★3  ポップな絵が特徴的 投稿日:2008/07/26
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都  男の子12歳、男の子6歳
せかいでいちばん あたまのいい いぬ ピートがっこうへいく
せかいでいちばん あたまのいい いぬ ピートがっこうへいく 作: マイラ・カルマン
絵: マイラ・カルマン
訳: 矢野 顕子 坂本 美雨

出版社: リトル・ドッグ・プレス
マイラ・カルカンの「しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる」が良かったので読んでみました。
訳は矢野顕子さんと娘の坂本美雨さん。
今回の舞台がアメリカの公立小学校ということで、9歳にニューヨークに渡った坂本美雨さんも共著として参加しています。

物語は、主人公のポピーワイズという女の子の飼い犬のピートが学校に行って繰り広げる騒動を描いたもの。
出てくる文章は、ポピーワイズの視点で全て書かれているのですが、その口語体の文章が読みにくいです。
勿論、大人であれば色々な視点で書かれた文章は慣れていると思うのですが、流石に読み聞かせには向いていない絵本でした。

ストーリー自体は、ピートがお利口になるシーンとか笑えますし、結構展開は楽しめました。
絵は人気のあるデザイナーらしくアメリカの公立小学校の雰囲気が存分に伝わってくるし、眺めるだけで気分が高揚してくるような感じがしました。
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★5  ピンクス・エイリー 忘れません。 投稿日:2008/07/24
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳
彼の手は語りつぐ
彼の手は語りつぐ 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
読者の責任と言うものを初めて感じた作品でした。
この本の存在をしらせなければ。そしてみんなに読んでほしい、と心から願います。

アメリカの奴隷制度の是非をかけた南北戦争での二人の北軍少年兵のお話。
傷ついて倒れていた白人の少年兵セイを黒人少年兵のピンクが助けます。ピンクはセイを故郷へ連れて行きそこで静養させます。ピンクの母モーモーベイは親身に世話をします。その後、モーモーベイは二人をかくまうために敵軍に殺され、二人もつかまってしまうのです。
ピンクはつかまった日に収容所で処刑されてしまいます。
一方セイは何とか生き延び、家族を持ち自分の体験を子供たちに語り継ぐのです。ピンクの名前をこの世に残すために。彼には語り継いでくれる子孫がいないから。

「彼の手」とはセイが大統領リンカーンと握手した手を意味します。ピンクが故郷でセイの手を握ったとき、モーモーベイは言いました。「リンカーンさんの手を握るのと同じくらいすごことだよ」
ピンクとセイが収容所で引き離されるとき、最後の最後まで握りあっていた彼の手。それに触れていることは、言わば、本当に自分の人生を、使命を、アメリカの行く末を賭けて戦った戦争の心のよりどころであったのではないでしょうか。

南北戦争に限らず、有史以来の戦争でピンクのように肌の色・人種が違うからと虫けら同然に殺された人は一体どのくらいいるのでしょう。
その1人1人に当然人生があったわけで、本来ならば家族を持ち子孫を残せたはずの人々。
ここにはピンク1人の名前しか出てきませんが、彼の名前を後世に留めることで、他の亡くなった人たちへの鎮魂に少しでもなれば、と考えました。

セイは作者パトリシア・ポラッコの曾曾おじいちゃんにあたります。
代々語りつかれてきた事。「この手はね、リンカーンと握手した手にふれた手なんだよ」そしてピンクス・エイリーの名前。

それからもう一言だけ。
作者パトリシア・ポラッコは自叙伝絵本「ありがとうフォルカー先生」のトリシアです。本当に素晴らしい作家だと思います。
こちらも併せて、是非読んで見てください。
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★5  題名につられて 投稿日:2008/07/23
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳
わゴムは どのくらい のびるかしら?
わゴムは どのくらい のびるかしら? 作: マイク・サーラー
絵: ジェリー・ジョイナー
訳: きしだ えりこ

出版社: ほるぷ出版
どのくらいのびるって、どこまでものびるものなの?
自転車、バス、汽車に乗り継いで引っ張り続け、とうとうロケットで宇宙まで!!!

すごく挿絵がいいですね。前半部分はふんわりした印象なのですが、景色が加わってくる頃から緻密な絵に変わります。
同じ本の中でこんなに絵のタッチが違う本って見たことないです。

子供は単純にどこまでのびるんだろうって、どきどきするのでしょうね。が、私はのびたゴムにみんな引っかからないのだろか、と現実的な心配してしまいました。

子供心をくすぐる楽しい一冊になると思います。
是非、読み聞かせで試してみたいです。
参考になりました。 1人

★4  どんな胃袋持ってんの? 投稿日:2008/07/19
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳
はらぺこヘビくん
はらぺこヘビくん 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
おさんぽの途中、目の前に見つけたものをなんでもかんでもまるのみしてしまうヘビくんのお話。

「xxxみつけたよ。」「どうしたとおもう?」のくり返しが楽しい。

とっても単純だし、ナンセンス。
なのに高学年にも大うけ。
予想できたとはいえ、最後のページは衝撃的で大笑いできます。
参考になりました。 0人

★5  家の材料を簡単に入手できていいな 投稿日:2008/07/19
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳
3びきのかわいいオオカミ
3びきのかわいいオオカミ 作: ユージーン・トリビザス
絵: ヘレン・オクセンバリー
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
「3びきのこぶた」の動物が入れ替わったお話。
たよりなさそうなオオカミ3兄弟が苦労して作った家を超悪大ブタが壊していく物語。

末娘が小学校時代、めったに読み聞かせの感想をいわなかった子が、
帰ってくるなり「今日の読みかせの本はすっごくおもしろかった」と大絶賛していた作品です。

のっしのっしと大ブタが登場する場面は、国技の頂点にいらっしゃる態度が横柄なかの方を彷彿とさせます。

その悪ぶりは、どこまでやるの?ここまでやるのか!!最後はどうなる?
とハラハラしながら読みましたが、「目には目を」ならぬ「鼻には花を」とばかりの大団円にほっとしました。

オリジナルの民話ではちょっと残酷な終わり方でありますが、最近の創作童話らしくハッピーエンドでよかった。
参考になりました。 2人

★5  ファンタジーの世界へ 投稿日:2008/07/12
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県  男の子16歳、男の子14歳
クロニクル千古の闇(1) オオカミ族の少年
クロニクル千古の闇(1) オオカミ族の少年 作: ミシェル・ペイヴァー
絵: 酒井 駒子
訳: さくま ゆみこ

出版社: 評論社
少年トラクの父が悪霊のクマに殺されて、一人で森の中を生き抜く力にたくましさと、彼の使命を感じます
ファンタジーといっても作者は歴史をきちんと学び、太古の人間の生活を表現するので、現実にあっても不思議でない感覚で読み進めることが出来ます
また物語りもトラクや弟分のウルフの語りであったりと目線が変わる面白さもあるので、長編好きの小学生なら、どんどん読み進めることが出来ると思います
すでに続編が3シリーズあり、トラクの成長した姿がますます期待できます
参考になりました。 0人

★5  自然の中へ 投稿日:2008/07/12
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県  男の子16歳、男の子14歳
白いキリンを追って
白いキリンを追って 作: ローレン・セントジョン
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
さくまゆみこさんの訳との事で、図書館で借りて読んでみました
両親を火事で失って、アフリカに住むおばあちゃんにひきとられることになった、少女・・・
そこに済む人々はある秘密を持っていたが誰も口を閉ざしてしまう・・・
孤独な少女と、伝説の白いキリンとの出会い・・・読み進めていく中でアフリカの自然保護区の危機や、自然破壊の現状を知ることも出来る、社会派の児童文学かな・・・
小学校高学年でしたら簡単に読めると思います
参考になりました。 0人

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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