藤城清治が「暮しの手帖」誌に連載した数あるお話の中から選りすぐられた、グリム原作の『雪白ちゃんとバラ紅ちゃん』『お月さまのなかった国』『六羽の白鳥』『土のなかの小人たち』『花にされた子ども』の5つのお話が、はじめて一冊の絵本になりました。どの物語も作者渾身の影絵に彩られ、輝くような魅力を放っています。最新の印刷技術で美しく表現された、珠玉の影絵絵本。
藤城清治が「暮しの手帖」誌に連載した数あるお話の中から選りすぐられた、グリム原作の『雪白ちゃんとバラ紅ちゃん』『お月さまのなかった国』『六羽の白鳥』『土のなかの小人たち』『花にされた子ども』の5つのお話が、はじめて一冊の絵本になりました。どの物語も作者渾身の影絵に彩られ、輝くような魅力を放っています。最新の印刷技術で美しく表現された、珠玉の影絵絵本。
(c) Seiji Fujishiro / HoriPro
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1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。卒業後、名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。テレビ、影絵、国内外での展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には『銀河鉄道の夜』で、ブラチスラヴァ国際絵本原画コンクール・金のりんご賞を受賞。ほかに紫綬褒章、勲四等朝日小綬章、日本児童文芸家協会児童文化功労者など、多数の叙勲、受賞歴がある。近著に『光と影の詩人−藤城清治の世界』(平凡社)、『藤城清治作品集』(美術出版社)など多数。DVDに『銀河鉄道の夜』『ケロヨンのぼうけん』などがある。
光の祈りの芸術作家・藤城清治の70年を越える制作活動の集大成として開館した「藤城清治美術館 那須高原」は、氏の原点である「生きて演じ動いていること、舞台と観客がひとつになり感動すること」を体感できる劇場型美術館です。
代表作・名作をはじめ、過去最大サイズの横幅6mの巨大水槽を利用した渾身の大作、セットの裏側もご覧いただけるミニ影絵劇の回転舞台、天井や壁面、床などの空間に映像が溶け込むプロジェクションマッピング。まるで作品の中に足を踏み入れたかのような感動を、体感いただけます。併せて、2011年からの被災地の復興を祈り生まれた作品もご覧いただけます。(公式サイトより)
藤城清治美術館 那須高原公式サイトはこちら
営業時間:10:00〜18;30(時間は変更される場合があります)
定休日:毎週火曜日
住所:東京都大田区北千束2-1-11