いつもBL出版の絵本をご愛読くださり、ありがとうございます。
BL出版は、来年2024年におかげさまで50周年をむかえます。
この機会に、絵本の楽しさをもっともっとたくさんの方に知っていただたらと思っています。
つきましては、今回「BL出版の好きな絵本」を募集します!
みなさまのご感想や、本にまつわる思い出を教えてください。
まずは、私たちBL出版のことをちょこっとご紹介いたします!
BL出版は、神戸にある小さな出版社です。
もともとは、知育玩具や幼児向け教材を扱うブックローン株式会社の企画制作部門でしたが、1974年に独立しました。
当時の社名はブックローン出版。そして、初めて出版した市販絵本がリチャード・スキャリーさんの『ハックルとローリー ものしりえほん』です。
翻訳絵本からの出発でした!
1984年には初めての創作絵本、末吉暁子さんと伊勢英子さんの「だっくん あそぼうよ」シリーズを出版しました。この本、私も大好きでした。
1985年には、みやざきひろかずさんの『ワニくんのおおきなあし』を出版。今も版を重ねている、ロングセラーです。ワニくんは、JR西日本のポスターにも登場したことがあるんですよ!
1986年に出版した、ガブリエル・バンサンさんの『アンジュール』は、デッサンだけで、捨てられた犬の悲しみと、新しい出会いを描いた作品です。当時、おおいに話題になりました。
1997年には社名を「ブックローン出版」から「BL出版」に変更しました。「BL」には、For the Best Library の意味がこめられています。
この年に出版したのが、川端誠さんの『鳥の島』『森の木』『ぴかぴかぷつん』の三部作。
イギリスを代表する絵本作家、デビッド・マッキーさんの「ぞうのエルマー」シリーズは、ボードブックも含めると、30作品を出版しています。エルマーのシリーズは、60以上の言語に訳され、世界中で1,000万部以上売れています。
ブックローン時代に制作した「チャイクロ」(全8巻)を、装いも新たに復刊しました。幼い時に読んで、ご自身のお子さんにも読ませたい、というお声を多くいただいています。
最近では、「世界のむかしばなし絵本」シリーズを刊行しています。むかしばなしには、人間の生きる力、知恵、自然への畏敬の念、風土への思いなどがこめられていて、とても興味深いです。現在10冊を出版していて、今後も続巻を予定しています。どうぞお楽しみに!
BL出版の歩みとともに、ごくごく一部の作品をご紹介しました。
お読みいただいたことのある絵本は、ありましたか?
BL出版ではこの50年のあいだに、1,000冊を超える作品を出版してきました。
あなたの心に残る思い出やご感想とともに、ぜひお気に入りの一冊を教えてください。
お寄せいただいたご回答のいくつかを、2024年に実施予定の50周年フェアでPOPとしてご紹介させていただけたらと思います。よろしくお願いいたします!