ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
- 学べる
- 役立つ
絵本紹介
2023.11.20
クリスマスや大掃除、正月準備と、ここから年の瀬にかけて一気に慌ただしくなるタイミング。忙しそうな大人を横目に、子どもは案外退屈かも? そんなときに没頭して読める本があったら、有意義な時間が過ごせるはず。
人気シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」が好きなお子さんには、招き猫が活躍するスピンオフ作品や、同じ著者のダークファンタジー作品がぴったり。退屈な時間をワクワクドキドキに変えてくれるスウェーデン児童文学に、世界的人気の『スノーマン』を元にした物語にも注目。世代を超えて読み継がれる名作『秘密の花園』も、おしゃれな装画で手に取りやすくなりました。
枕元やクリスマスツリーの下に、プレゼントはいくつあっても心躍るものです。お子さんが好きそうな本や、大人からおすすめしたい本を、こっそり忍ばせてみてはいかがでしょう? もちろん「本が本命!」のお子さんにも自信を持っておすすめします。
出版社からの内容紹介
ここは、万華鏡写真館。
大切な人に届ける写真。
人生最後の記念撮影。
未来の自分。過去の自分。現実ではありえない瞬間……。
どんな写真も、ぼく、リューにお任せください。
さあ、どうぞ中に入って。
あなたが「必要としている」1枚をお撮りいたしましょう。
ただし、その写真をお渡しするかわりに――、
“あるもの”をいただきます。
「銭天堂」で大人気!廣嶋玲子が贈る、ダークファンタジー
出版社からの内容紹介
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で大人気、招き猫たちの本ができました。招き猫名鑑や読み物、4コマまんがなど、これ1冊で、招き猫たちの魅力にせまれます!
この書籍を作った人
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞受賞。これまでの作品に『送り人の娘』『火鍛冶の娘』『盗角妖伝』『ゆうれい猫ふくこさん』『魂を追う者たち』「はんぴらり」シリーズ、「鬼ヶ辻にあやかしあり」シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋」シリーズなどがある。
この書籍を作った人
福岡県生まれ。モバイル事業を中心とした会社で、アプリ制作、コンテンツ制作、サイト運営に携わる。2011年にフリーデザイナーとして独立。現在は、イラスト制作などで、活躍の場を広げている。絵本作品に『2ひきのすてきなおくりもの』文/廣嶋玲子(教育画劇)がある。
出版社からの内容紹介
チビにいちゃんは、好奇心旺盛で元気いっぱいの男の子。
妹のO(オー)ちゃんもまきこんで、まわりのおとなたちを、ドキドキ、ハラハラさせます。
でも、チビにいちゃんは、おかまいなし。だって、毎日がとってもたのしいのですから!
スウェーデン児童文学の名作『すえっこO(オー)ちゃん』の姉妹作が初邦訳!
出版社からの内容紹介
スウェーデンの名作児童書『すえっこO(オー)ちゃん』(石井桃子:訳)の、Oちゃんの2歳年上の兄、チビにいちゃんのお話。一人で屋根に登ったり、馬に乗ってしまったりと、チビにいちゃんは周りをハラハラさせてしまいます。でも、元気いっぱいのチビにいちゃんの毎日はとても楽しそう。読んでいると、こちらも一緒になって冒険している気持ちになって、つい夢中になってお話にひきこまれてしまいます。7月既刊の『チビにいちゃんとOちゃん』の続編。
この書籍を作った人
1961年東京都生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業。小学校教員を経て、イラストレーター、絵本作家になる。絵本、雑誌、書籍、企業のWEB等で幅広く活躍している。主な作品に「こんなときってなんていう?」シリーズ(ひかりのくに)、「イーノとダイジョブ」シリーズ、『まんま』『ねんね』(講談社)、『へんしん!ぱんやさん』(教育画劇)、『トトとライヨ じてんしゃのれた!』(アリス館)、『ぼくはひなのおにいちゃん』(文化出版局)、「ペコルちゃん」シリーズ(くもん出版)など多数。日本児童出版美術家連盟会員。広島県在住。
この書籍を作った人
〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。
出版社からの内容紹介
冬のある夜,どうしてもラーメンが食べたいドチドチ。おくさんのサッサにダメと言われてもあきらめきれないドチドチはこっそり家をぬけだします。かいとうドチドチシリーズ第2弾。
この書籍を作った人
岩手県に生まれる。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』で日本児童文学者協会新人賞受賞。『つづきの図書館』で小学館児童文学賞受賞。ほかに『とび丸竜の案内人』『大おばさんの不思議なレシピ』『バク夢姫のご学友』など画家児島なおみ氏とのコンビのファンタジーが多い。
この書籍を作った人
武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。グラフィックデザイナーとして活動したのち、絵本づくりを始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展フィクション部門入選3回。第5回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。絵を描いた絵本に『あたしのまざあ・ぐうす』『どろぼうがないた』(冨山房インターナショナル)、『あまいね、しょっぱいよ』(グランまま社)、絵も文章も手がけた絵本に『こぐまくん、ないしょだよ』(大日本図書)などがある。
出版社からの内容紹介
アニーの犬のファング宛てに届くはずの、クリスマス・カードが行方不明に! ネートはファングが苦手だけれど、アニーの頼みなら仕方ない。さぁ、雪の中で捜査開始! 初版から30年を経てなお人気のシリーズ、新装版第7弾
この書籍を作った人
〈1928年-〉アメリカ・メイン州ポートランド生まれ。1967年に絵本『レックス』で作家デビュー。子ども時代からの作家になる夢をはたす。以後、幼年向けからヤングアダルト向けまで幅広い作品を発表し、著作は100冊を超える。
この書籍を作った人
〈1915-2013年〉フランス・パリでスペイン人の両親のもとに生まれる。1935年に渡米し、1939年にエマ・G・スターン作の児童文学の挿絵でデビュー。以来、多くの作品で高い評価を得る。2013年7月、惜しまれながら97歳で亡くなる。
この書籍を作った人
〈1932年-〉群馬県生まれ。青山学院大学名誉教授。児童文学評論、創作、翻訳など、幅広く活躍。おもな訳書に『アーサー・ランサム全集』(岩波書店)、評論に『世界児童文学案内』(理論社)、創作に『たけのこくん』(大日本図書)などがある。
みどころ
ジェームズは、お父さん、お母さん、牧羊犬のバーディと一緒にいなかの農家で暮らす男の子。毎年クリスマスにはおばあちゃんがやってきて、大好きな『スノーマン』の絵本を読んでくれます。クリスマスイブが明日に迫った日、いつものように絵本を読んでもらったジェームズは、ベッドの中で『スノーマン』のお話のことを考え、雪が降って『スノーマン』のお話のようにならないかなあ、と考えます。でもいくら窓の外をながめても雪は見えません。
しかし眠っているうちにいつの間にか雪が降りはじめて、目が覚めた時には、外は真っ白。ほんとうの雪が降ったのです。ジェームズも犬のバーディも、こんなに積もった雪を見るのははじめてでした。雪でたくさん遊んだ後、ジェームズは庭の中で一番好きな「ナラノキ畑」にスノーマンを作りはじめます。はじめは小さかった雪の玉はだんだん大きくなって雪の体となり、頭部分ははしごを使わないと届かないほど大きなスノーマンに。耳にはリンゴ、鼻にはミカン‥‥‥。さらにうれしそうな笑顔になるようにあるものを加えるとスノーマンが完成しました。
「ぼくは、このうれしそうなスノーマンがなによりも大すき!」
そしてその晩ジェームズに起きたある奇跡とは!?
子どもにとっての願いや幸せがたくさん詰まっている、やさしくて温かな物語。うまくできたスノーマンを家族が見に来て褒めてくれる場面、『スノーマン』の絵本をいつも読んでくれるおばあちゃんと共有したある体験、クリスマスプレゼントに欲しいものが届くかどうかを心配する気持ち。欲しいものの理由に隠れたジェームズの一番の切なる願い‥‥‥。
1978年に発表されて以来、世界中で愛されているレイモンド・ブリッグズの絵本『スノーマン』が、絵本の雰囲気そのままに、『スノーマン』の世界に憧れる男の子の物語としても誕生しました。お話をつけたのは、イギリスを代表する児童文学作家マイケル・モーパーゴ。さらに、アニメ『スノーマン』を担当したロビン・ショーによるたくさんのイラストが満載の豪華な一冊です。なぜ、文字のない絵本に敢えて物語をつけたのか? について、マイケル・モーパーゴの思いがつづられたあとがきも必見です。さらに巻末には、「世界のクリスマス」を紹介するページや、「かんぺきなスノーマンをつくるには」というスノーマンの作り方が紹介されているとびきり嬉しいページも! このお話を読んだ後、もし雪が降ったら、スノーマンづくりに挑戦してみませんか。
子ども時代に『スノーマン』のお話と出会ったならば、想像の世界が心の中に作られて、大人になっても「スノーマン」と耳にするだけで、きっとその場所のことを思い出せるはず。そんな貴重な場所が作られることを願って、ぜひ小学生に届けたいお話です。
この書籍を作った人
1943年、イギリス、ハートフォードシャ―生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て児童文学作家になる。ウィットプレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など数々の賞を受賞。邦訳作品に『最後のオオカミ』『忘れないよリトル・ジョッシュ』(ともに文研出版)、『世界で一番の贈りもの』、『おじいちゃんが のこしたものは…』、『希望の海へ』、『戦火の馬』(以上、評論社)、『モーツァルトはおことわり』(岩崎書店)、『ロバのジョジョとおひめさま』(徳間書店)、『月にハミング』(小学館)などがある。
この書籍を作った人
1934年イギリス ロンドンで生まれる。「さむがりやのサンタ」(福音館書店刊)でケイト・グリーナウェイ賞、「ゆきだるま」(評論社刊)でフランシス・ウィリアムズ・イラストレーション賞を受賞。「スノーマン」「さむがりやのサンタ」はビデオ化されている。
出版社からの内容紹介
何度でも読み返したい、バーネットの最高傑作!
美しい自然の中で子どもたちが自ら心と体の健康を取り戻していく、愛と真実にあふれた物語です。
両親が病で亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父に引き取られることになりました。
伯父の屋敷には、もう長いこと、忘れさられ、荒れ果てた庭園がありました。
〈あたし、庭を盗んじゃったの。でも、それはだれの庭でもないの−−あなたは秘密を守れる人?〉
日ごとに生きかえっていく花園に夢中のメアリ。荒野を知りつくし、動物にしたわれているディコンに心をひらき、自分だけの秘密の花園の存在をおしえます。
いっぽう、ある雨の日、夜ごと屋敷にひびく子どもの泣き声の正体がついにわかって……。
読みやすさで人気のある谷口由美子の美しい訳、イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、永遠の名作がよみがえります。
プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。
*中学生以上の漢字にルビつき
文:栗田奈緒子 編集:木村春子