日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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針の長すぎるハリネズミと、毛の長すぎるヒツジが出会ったらコンプレックスがみんなをつなぐ楽しい出来事に発展!
寒い冬にポカポカと心が温まるお話です。
制作方法や使用している画材、作品についてなど、ふくざわゆみこさんにたっぷりとお話をうかがいました。
出版社からの内容紹介
ハリネズミのチクチクは
長すぎる針が邪魔になって
なかなかみんなと楽しく遊べません
そんなある日
毛が長すぎて困っているヒツジに出会います
ヒツジの毛を切ってあげることになったチクチクが
ひらめきました!
長すぎる針をぬいて編み針にしたら
ヒツジさんの毛でマフラーを編み始めました…
保育園で長年愛読された
人気月刊保育絵本の書籍化
この書籍を作った人
東京生まれ。絵本作家。
主な絵本に『ぎょうれつのできるパンやさん』『ぎょうれつのできるスパゲッティやさん』他、「ぎょうれつのできるおいしいえほん」シリーズ(教育画劇)、「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズ(福音館書店)、「モモンガのはいたつやさん」シリーズ(文溪堂)、『やさいもぐもぐ』(ひかりのくに)、『もりのかばんやさん』他、「森のえほん」シリーズ(Gakken)、『はりねずみのおいしゃさん』(世界文化社)、『くぬぎのもりのりすのがっこう』(アリス館)などがある。
*今回はハリネズミが主人公ですが、どのようにしてこのお話ができましたか?
小さくなって羊の背中に乗ったら編み物し放題……。
そんな想像からお話が生まれ始めました。
背中にのった小さな生き物は編み棒を持っているはず…。
編み棒を持っている小さな生き物って……。
ハリネズミ…は針かぁ……。針が長いハリネズミにしようかな。それって毛深いハリネズミってことかな。
そんな連想が転がってお話ができました。
*本作はどのような方法で制作されましたか?
鉛筆で書いたラフを水彩用紙にトレスします。(トレス台を使って下から光ですかして写し取ります)
色鉛筆の線画に水彩で着色します。
その上に色鉛筆で立体感を。さらに水彩、色鉛筆、を繰り返し、気が済むまで描き込みます。