人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
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2021.07.15
チコちゃんは、「ボーっと いきてんじゃ ねーよ!」のきめゼリフで大人気の5歳の女の子。NHKのテレビ番組「チコちゃんに叱られる!」のメインキャストです。チコちゃんはまだ5歳なのに、なぜ、いろんなことを知っているのでしょうか?
その秘密は、3歳のときにはじめて出会ったある「ぎもん」にありました。3歳のチコちゃんがふしぎに思った「ぎもん」を、テレビからさらにじっくり掘り下げて、おはなしとして楽しめるのが「絵本 チコちゃんに叱られる」シリーズ。そんな絵本とチコちゃんの魅力をたっぷりと紹介します!
出版社からの内容紹介
好奇心旺盛で何でも知っているチコちゃんは、こうして誕生した!
チコちゃんが「いってらっしゃーい といって お別れするときに てをふるのはなぜ?」という素朴な疑問をもったのは、あれは、3歳の時だった…。知られざる“エピソード:ゼロ” が絵本になりました。
わたしは、チコ
おとなっぽく みられるけど
えいえんの 5さいなの
チコちゃんは自己紹介をするときに、いつもこう言います。そして「人生5年。むだに生きてきたわけじゃないわ」というしぶいシーンから3歳のころのおはなしが始まります。
「いったいどんな子だったんだろう?」と思いながらページをめくると、3歳のチコちゃんが登場!
あれ? 見た目はほとんど変わりません。「“永遠の5歳”はだてじゃない!」ということでしょう。
それはともかく、チコちゃんは「ぎもん」を解決するために、別れのときに手をふる理由を大人たちに聞いて回ったのですが、みんな「考えたこともない」と言うのです。
大の大人が、自分でやっていることをきちんと説明することができない……フラストレーションがたまったチコちゃんはついに爆発!!
こうしてあの名ゼリフが誕生したんですね!
絵本のおはなしを書いているのは、テレビ番組「チコちゃんに叱られる!」の放送作家の海老克哉さん。そして絵は、チコちゃんのキャラクターデザインをしたオオシカケンイチさん。この2人が作っているからこそテレビ番組のチコちゃんの雰囲気そのまま、いやそれ以上に、クスリと笑える小ネタも交えた楽しい絵本になっているのです。
この書籍を作った人
この書籍を作った人
1967年名古屋市生まれ。イラストレーター&キャラクターデザイナー。これまでにthe pillows「PENALTY LIFE」アルバムイラスト、「ユニバーサル・シティーウォーク大阪」年間ビジュアル、「第31回国民文化祭・あいち」ロゴおよびキャラクターなど数多くのイラストレーションを描く。イラストと並行してアニメーションの制作、オリジナルキャラクターのビジネス展開などの活動もする。
チコちゃんがはじめて「ぎもん」に思ったのは、「なぜ、ひとと わかれるときに てを ふるの?」でした。チコちゃんが不思議に思うのは、当たり前すぎてほとんどの人が考えずに受け入れている「こと」。「なぜ?」と思ったらとことん追求したくなる“知りたがり屋さん”のチコちゃんは、考えに考え、宇宙規模にまで想像をふくらませますが、やっぱり答えはわかりません。
そこで登場するのが、チコちゃんの強い味方「なんでもしっているおじいちゃん、おばあちゃん」。絵本にはテレビ番組と同じ監修の先生が登場して、チコちゃんの「ぎもん」に答えてくれるのです。
5歳にして各方面に人脈を持つチコちゃんのなぞが、またひとつ解けました! やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんは孫くらいの子どもには甘くて、親切ですからね。
これまでに発売されたシリーズは全部で4巻。1冊につき1つの「ぎもん」をじっくり掘り下げています。「なぜ、1冊で1つのぎもんにしたのか?」
それには深ーいわけがありました。
絵本づくりでは、「ぎもん」をなるべくわかりやすく、ていねいに見てもらえるようにしようと考えました。テレビ番組でテンポよく楽しく解説されているところは、できるだけその楽しさを生かしつつ、絵本では解説部分を、じっくりチコちゃんと一緒に考えられるように、先生に一緒に教えてもらっているかのように感じてもらえるといいなと思います。
【文溪堂・編集担当】
「ぎもん」の答えは、監修の先生に改めて絵本用に取材を行ったうえで描かれました。小さな子でも読めるように、文章はすべてひらがなです。そして絵本ではもうひとつ、こだわったことがありました。
テレビでは元気いっぱいの大人顔負けのチコちゃんですが、実はとても思慮深く、思いやりが深い子だということが、この絵本を見てもらえるとわかります。そんな、テレビではみられないチコちゃんの一面も見てもらえたらうれしいです。
【文溪堂・編集担当】
絵本ナビに寄せられたレビューの中に、実際に絵本を読んで、チコちゃんを大好きになってくれた子がいました! その声がこちらです。
チコちゃんを知らなかったわが子までチコちゃんファンに
この本を読むほとんどの人がテレビ番組を観ている人だと思いますが、わが子は反対で、この絵本からテレビ番組を観るようになりました。というか、この絵本で「おかむら〜」のセリフがツボで大爆笑! 2歳なのでまだまだ内容は難しいと思うのですが、チコちゃん見たさに食い入るように観ています。(ぼんぬさん 40代ママ 女の子2歳)
最後にシリーズ全4冊の注目ポイントを、1冊ずつ一言で紹介しましょう。
みどころ
好奇心旺盛で何でも知っているチコちゃんは、こうして誕生した!
チコちゃんが「いってらっしゃーい といって お別れするときに てをふるのはなぜ?」という素朴な疑問をもったのは、あれは、3歳の時だった…。知られざる“エピソード:ゼロ” が絵本になりました。
出版社からの内容紹介
何でも知っているチコちゃん。でも、チコちゃんにも、知らないことを一生懸命考え調べた過去があった…。チコちゃんの知られざる“エピソード ゼロ”。
今回は「ごちそうさまって、なに?」という素朴な疑問を持った3歳のあの日のこと。
みどころ
テレビ番組「チコちゃんに叱られる!」でおなじみ、永遠の5歳の女の子、チコちゃん。
今日は大事な疑問を解決に、ひとり大坂へ向かいます。
会いに行ったのは、保田時男教授。
そして、気になって仕方がない、あの質問をしました。
「おとうさん、おかあさんと一緒に過ごせる時間はどれくらい?」
チコちゃんが大人になったら、お父さんとお母さんもいなくなっちゃうの?
ひとりぼっちになっちゃうの?
それまで、あとどれくらい時間はあるの?
保田教授は、コップのジュースに例えて、わかりやすく教えてくれました。
おいしいジュースのように、飲めば飲むほど減ってしまう。
お父さん、お母さんと一緒に過ごせる時間は、成長すればするほど、減っていってしまうものだと……。でも、減るばかりではないことも、教えてくれます。
「なぜ、ひとと わかれるときに てを ふるの?」、「ごちそうさまって なに?」に続く、シリーズ3作目。チコちゃんの「なぜ?」は、大人でも答えることの難しい問題を、改めて考えさせてくれるきっかけになります。
チコちゃんと一緒に、大切なことを、家族で考えてみませんか?
みどころ
テレビでおなじみ、永遠の5歳の女の子、チコちゃん。
公園で、あることに気づきました。
ペットを連れて散歩している人がいっぱいいるのです。
さっそく調べてみると、日本のペットのイヌやネコの数は、小学生の数の約3倍もいるんだって。
でも、チコちゃんは不思議に思います。
「ひとは なぜ ペットを かうの?」
飼っている人たちに聞いても、「かわいいから」「いやされるから」という、ありがちな答えばかりで、納得がいきません。
そこで、心理・認知科学の専門家・川合信幸教授に聞いてみました。
すると、返ってきた答えは、とても驚くべきものだったのです……!
「なぜ、ひとと わかれるときに てを ふるの?」、「ごちそうさまって なに?」「おとうさん おかあさんと いっしょにすごせるじかんは どれくらい?」に続く、シリーズ4作目。チコちゃんの「なぜ?」は、子どもも大人も一緒になって、ひとつのことをじっくり考える、大切なきっかけになります。
チコちゃんのように、「なぜ?」と思える感覚を大切にしたいと思う絵本です。
そして7月20日に、「絵本 チコちゃんに叱られる」シリーズ最新刊『チコちゃんに叱られる ちきゅうおんだんかって なに?』が発売されます!
第5弾では、既刊4冊とはチコっと変わった方向で「ぎもん」の答えが描かれるということで、絵本の魅力をたっぷりと特集します。次回の連載は、発売日の7月20日(火)に更新!
お楽しみに♪
中村美奈子(絵本ナビライター)
※掲載されている情報は公開当時のものです。