2015年11月から2016年10月までに刊行された絵本・児童書の中から、
ご協賛いただいた各出版社イチオシの作品を紹介!あなたの気になる、好きな作品はありましたか?
今年は、みなさんから応援コメントを大募集いたします。絵本とともに、2016年を振り返ってみませんか?
ウタちゃんのクスノキ救出大作戦!
作: みその たかし / 絵: さとう そのこ
ウタちゃんは小学校に入学したとき、お母さんからずっと昔から校庭に植わっているクスノキのことを教えてもらいました。それからというもの、ウタちゃんはクスノキとお友だちになり、毎日クスノキの横に座って「今日は逆上がりができるようになったの」「うさぎちゃんが死んじゃったの」「お友だちができたけど、けんかしちゃったの」といろいろとお話ししました。やがて、クスノキのそばで暮らしているセミさんやアゲハさんやヤマバトさんとも仲良くなりました。ところが、ウタちゃんが6年生になった時です。古くなった校舎を建て直すことになりました。工事にあたってクスノキがじゃまになったので、クスノキを切り倒すという話が持ち上がりました。それを聞いたウタちゃんはびビックリギョウテン。ウタちゃんのクスノキ救出作戦が始まります。
寄せられたコメント
4コメント
#えほん祭2016 工事なら仕方ない、、って大人の自分は思ってしまうけど 一人の女の子がクスノキを守ろうと立ち上がります。勇気を出して一歩踏み出すことが大きな力に!思うだけでなく言葉に出して行動にうつすって大変だけど大事なことですよね。
バーバショコラさん
#えほん祭2016
1本の木を通じて人と動物の物語が始まる、そんな素晴らしい絵本です。たった1本の木でも人にとても大切な思い出が有るし、動物たちにとっても虫たちにとっても大切な木です。物や生き物を大切にする気持ちをこの本がとても分かりやすく教えてくれます。胸が熱くなる1冊です。
ピンクちゃんさん
#えほん祭2016 伐採されることになったクスノキを救うため、女の子が行動する実話をもとにした絵本です。ウタちゃんが小学校に入ってから毎日たくさんお話をしてきたクスノキは、虫や動物たちの生活も守っていました。大事なものを守るために、行動したウタちゃんの優しさに胸が熱くなります。
ciciさん
#えほん祭2016 ひとりの女の子の踏み出した一歩がクスノキを救うことになります!読んだあと、心がとてもあたたかくなりました。
ロアルダールさん