ペンギンだって あきらめない ペンギンだって すべれるんだ とべるんだ!
【おこさまへ】 ペンギンのこ ドッジは とても こわがりです だけど しろくまから もらった スケートぐつが ドッジに ゆうきを くれたのでした がんばれ ドッジ がんばれ ドッジ だいかいてん だいジャンプだ!
【おかあさま おとうさまへ】 泳ぎが苦手で、とてもあわてんぼう、かわいいアザラシも怖くてしかたがない なんにもできない主人公のペンギンが、一念発起! シロクマのコーチに出会って、スケート大会で大活躍する物語です。 がんばるペンギンは、スピンだって、イナバウアーだってできます。 大ジャンプで、空を飛びます。
【著者からのメッセージ】
こんにちは! 絵本作家の塚本やすしです。
ぼくはとても臆病な子どもでした。 跳び箱もうまく飛べないし、鉄棒もだめでした。 夜、一人でトイレにも行けませんでした。 おねしょもたくさんしました。 でも、友達や先生や親のはげましで、すべてを克服しました。 そんな思いを、この『アイススケートペンギン』にこめました。
主人公のドッチも臆病です。 でもがんばって、がんばって、がんばる。 そんなドッチです。 どうぞ、ドッチのお話をお子様に伝えてください。
塚本さんの絵が大好きで手に取りました。
こわがりであわてんぼうのドッジにしろくま(イケオジ!)がスケート靴をくれます。これを履けばたちまちくるくると滑ることができる魔法の・・・・ではないんですね。「きっとゆうきがわいてくる」靴なんですって。
しろくま鬼コーチと毎日たくさん練習します。
勇気をもつこと、一緒にがんばってくれる人がいること。そしてあきらめずに努力すること。大人にも沁みます。子どもたちにもこのメッセージが届きますように。 (Flappeさん 50代・せんせい )
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