「自分がどこから来たのか」は永遠のテーマです。でも答えはいたって明快です。自分は母さんから生まれたのです。母さんと父さんがある日出会って、結ばれ、そして私が生まれました。 その母さんも、昔は赤ちゃんでした。大きくなり、娘になり、父さんと出会い、恋をして、結婚し、また赤ちゃんを生んだのです。
初めて両親の若〜い時の写真をみせてもらったときには
ちょっぴり私や兄妹達に似てたり、今とは違うお母さんやお父さんの姿に
恥ずかしいような感じを持った事を覚えています。
さて、我が家の子どもたちは?
子どもたちは自分たちが赤ちゃんだったときの写真やビデオを
よく出してきては見てるのですが、やはり私たちが幼い頃の写真を見ると
少し恥ずかしい様子。
でもね、あなた達のお父さん・お母さんも同じようにちいさい
時期もあったし、小学生の時期もあった。そして、大人になって
あなた達のお父さん・お母さんになったのよ。
そんな風に過ごした事と同じようにお母さんがまだお母さんになる前のお話しを
お母さんの写真を通して綴られています。
自分が生れてきて事の不思議、うっすら理解できたかな?
娘がもうすこし大きくなって、お母さんになる前にもう1度
一緒に読み返したいな〜。そう思う、素敵なお話しでした。 (かおりせんせいさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子5歳)
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