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次々と真犯人につながる足跡を見つける「6人の探偵」たち。
自転車のタイヤ跡とか、真犯人がジョー・ビル・ピートを犯人にしようとする悪だくみを逆手に取ったペンキで指紋を取る方法とか、
目撃者の誓約書まで取ってきたりと、解決編はドキドキしっぱなしで一気に読めちゃいます。
問題はいろいろとありましたが、この物語で一番素敵なことは、町中の人たちに泥棒と船流しの嫌疑をかけられたとき、
ジョー・ビル・ピートの三人の親たちは誰一人として、子どもたちを疑わなかったし、「オオバンクラブ」の仲間のトムやドット&ディック、その保護者達も、彼らをちゃんと理解し、信頼していたところが大きいと思います。
私も自分のと子どもたちに対して、この子たちの親のようでありたいなぁと、改めて思いました。
さて、この本は小学校高学年以上のお子さんたち対象です。
とっても楽しいストーリなのですが、こうした名作を対象のお子さんたちが手に取ることが少なくなってきた気がします。
物語の面白さ・楽しさを少しでも子どもたちに紹介していきたいので、
このシリーズもそのうち、高学年か中学生くらいの子どもたちにブックトークで使ってみたいと思っています。
(ほんとに面白いですよ〜。興味のあるお子さんは是非読んで!!) (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子16歳)
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