就活学生のバイブル『面接の達人』の著者が、高校時代を充実させるコツを、自身のエピソードをまじえてアドバイスします。 府立三国丘高校一年のとき、学校の行事は全部欠席して東大一直線の極端なガリ勉君だった著者。しかし、担任の先生から協調性のなさを注意され、信頼していた父から「なんとかならないか」といわれたのをきっかけに、親は食事をさせてくれてパンツも買ってくれる親切な他人と割り切り敬語で話すようになる。学校行事や生徒会、クラスの係、クラブ活動に燃える高校生に変身! 学校生活のすべてをイベントのように楽しく実行していく。 男9人でまわした交換ノート。立ち上げたクラブは空手部、映画研究部、短歌クラブ。修学旅行にはクラスの旗を徹夜でつくり、送辞も答辞も引き受けた。 気がつけば、高校時代にしたこと、覚えたことはいまの仕事につながっていて、高校時代は未来の予告編だという。高校時代を一生ものにするヒント満載。
中高生に向けた「YA心の友だちシリーズ」。大人の自分にも生きるヒントになるので、子どもたちに勧めながらも、自分でも読んでいます。
こちらで紹介されているアドバイスは、
「高校生にはすごい力がある」
「やらないよりもやって失敗する方がいい」
「無駄に感じても、必ず意味がある」
などなど、大人がそうだなぁとつくづく感じることばかりでした。こういったことは親が伝えてもなかなか聞く耳を持ってもらえないので、こんな本で知ってくれるのがいいなと思います。
「生きているだけで儲けもん」は親としても、もう一度心におきたい言葉でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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