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わんぱくだんシリーズ。物置小屋はわんぱくだんの秘密工場。がらくたで作ったロボットにハートの飾りを入れたとたん、3人はロボットの世界へ。
うちの幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに大人気、と聞き、
借りてきてからというもの、すっかりわんぱくだんのとりことなった息子。
読み応えや、メッセージ性、繊細さというものには少々かけるかもしれませんが、
その分、夢がいっぱいつまった内容になっています。
文章や、ストーリー展開が分かり易いので、子供もどっぷりと本に入り込むことが出来るようです。
けん・ひろし・くみのわんぱくだん三人組。
今回は、物置で、ロボットを作ることにしました。
この三人が作ったロボットがいきなり動き出してしまうのですから、もう息子の目はキラキラです。耳や鼻から、蒸気出てきそう。
三人で作ったロボットは、みんなをロボットの国へ連れて行ってくれます。
なんだか、読んでいると、昔を思い出します。
空き箱やカンでロボットを作ったり、家を作ってみたり基地を作ったり。
大人から見れば、単なるガラクタだったのだと思いますが、
なにせ、子供なものですから、頭の中がもう、夢だらけ。
ロボットなんかは、今でいうところのモビルスーツもかくや、という風に、目には映っていました。
うちの息子も工作好きなもんですから、このへんの感覚は分かるのかもしれません。
だから、夢を丸ごと詰め込んだような、わんぱくだんは彼の心をとらえて離さないのでしょうね。
まさに子供の夢そのままの絵本です。
子供も面白い本ですが、大人も子供時代を思い出して、懐かしく思うかもしれません。 (ルートビアさん 30代・ママ 男の子4歳)
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