5歳から小学校低学年の子どもたちが読むのにぴったりの幼年童話シリーズ「おはなしのくに」から、記念すべき10冊目のお話の登場です。
あるところに、ぶうくんというこぶたがいました。ある日ぶうくんはお風呂に入りたくなくて、まるはだかのままうちの外に飛び出します。あわてて追いかけたのは、セッケンとタオルとあらいおけ!丘の上まで逃げたぶうくんがすべって転がりたどり着いたのはなんとおおかみの家、どうなるぶうくん!?「おおかみ」と「ぶた」の関係といえば、昔からおおかみは悪者だってことが多いけど、このお話に登場するおおかみは、なんとお風呂が大好きなんですって。さて、お風呂が大嫌いなぶうくんとおおかみの間でいったいどんなことが起こるのでしょう。おおかみとぶうくんのやりとりが見ものの「ぶうくんとおふろ」のお話と、ぶうくんが森のこわいおばけと対決する「ぶうくんとおばけたいじ」の2編が収録されています。
お話を書いたのは、『目をさませトラゴロウ』はじめユーモアいっぱいのお話でいつも私たちを笑わせてくれる小沢正さん、絵を書いているのは、あの『くまの子ウーフ』の絵でおなじみ、他、多数の絵本を生み出されている井上洋介さんという、とっても贅沢なコンビ。おかしくて愛らしいこぶたのぶうくんは、どこかのだれかに似ているようで魅力たっぷり。お子さんへの読み聞かせにもおすすめです。どうぞ親子で一緒に笑って下さいね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
元気いっぱいのこぶたのぶうくんのお話を2編収録。「おふろのきらいなぶうくん」ある日、お風呂の嫌いなぶうくんは、はだかんぼのままお風呂場から逃げ出しました。すると、セッケンやタオルがおいかけてきます。どんどこどんどこ逃げた先は、なんとおおかみの家。ぶうくんはいったいどうなるのでしょう?「ぶうくんのおばけたいじ」ぶうくんの家のそばにある森に、おばけが出るといううわさが立ちました。みんなこわくて近寄れません。そこでぶうくんとうさぎくんは、おばけたいじに出かけました。そこで出会ったおばけとは…?
1年生の子にいいかと思って与えました。
1人で読んでいましたねー。
私が個人的に好きな「目を覚ませトラゴロウ」の作者の方のお話だったんですねー。
こぶたのぶうくんに親近感・共感する子はいそうだなーと思えました。共感するのはひょっとして親!? (みちんさんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
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