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人々に生きる力とよろこびを与えてくれる一本の菩提樹。その木を心のそこから待ち望んでいたひとりの少女の身におこったふしぎな出来事を、北欧を代表する児童文学作家と画家が、美しい絵本にしました。人間の営みにとって大切なものを問いかける力強い作品です。
6歳の娘と読みましたが、かなり難解でした。
「菩提樹がしらべをかなで、ナイチンゲールがうたう」というフレーズが何度も出てきて
自らの癒しの象徴として表現されていますが
6歳にはかなり抽象的すぎ、一応最後まで聞いていたものの
「がまんしていた」と本人は言っていました。
気持ちをやわらかく強く持つということ、
自分で自分を癒す事・・・こういうことは、現代の大人たちが求めるものかも。
ぜひ大人にお勧めしたい一冊です。 (やこちんさん 40代・ママ 女の子6歳)
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