昭和二十年代(一九四五年〜)以降の現代史を、昭和編・平成編各四巻で池上彰先生が解説していくシリーズ。昭和編第二巻で見ていく「昭和三十年代」は、経済白書が「もはや戦後ではない」とし、日本が発展していった時代。日本の国連加盟、新安保条約調印、東京オリンピック開催などのできごとが次々に起こる一方、世界では冷戦が激化していきます。マンガ家・森田拳次先生による描き下ろしイラストも収録。
[ここがポイント] ◎ 池上彰先生の監修・著によるわかりやすい解説。 ◎ マンガ家・森田拳次先生の描き下ろしによる豪華カラー挿入画。 ◎ 当時のようすをつたえる写真を豊富に掲載。 ◎ 巻末には用語集、年表、さくいんを収録。資料性に富み調べ学習にも最適。
昭和30年代は、現代日本に向けての基礎的な時代でしょうか。
社会、国際情勢、文化、様々なことがコンパクトにまとめられていて、凝縮感の素晴らしさを感じました。
私にとっては、ちょっと過去形時代ですが、多くの親にとっては、昔のことになるのでしょうか。
子どもとともに現代を振り返るのにとても良い本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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