第1話「木の下の妖怪」源太が学校から帰る途中、一人の老人がじっとこちらを見つめている。この人が今回の依頼人、大黒さんだ。実は最近、庭の年老いた桜の大木を切ろうと決めて以来、その木の下に正体不明の者がが現れるという。その者の招待とは!? 第2話「火の玉合戦」日曜日の朝、源太が連れてきたのは、会社に人魂やら火の玉やらが出るので会社を辞めたい、という宮地青年。会社の中で赤い火の玉と青い火の玉がケンカする理由とは? 第3話「夏の夜の夢」タバコ屋の房江ばあさんのお店でアイスキャンデーのアタリ某をくれたおばあさんが出会った、虫の大群に埋もれた男の正体とは!? 三話収録。
シリーズの最終巻ですが、まだまだ続編が読みたいです。
特に好きだったのが、3話目の「夏の世の夢」。
おばあさんの忘れ物を届けに行った源太、そこで虫の大群に襲われている人を見て、、、。妖怪と通して社会問題にも踏み込んだ作品だと思います。
このムジナ探偵局シリーズが続くように、妖怪たちにお願い! (すきっぱーさん 30代・ママ )
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