ムーミン谷を舞台にしたムーミントロールたちが活躍する美しい絵本シリーズ「ムーミンのおはなしえほん」第六弾! 今回登場するお友だちは、一卵性双生児のちいさなかわいい二人組、「トフスラン」と「ビフスラン」です。
春の一番はじめのあたたかな日、旅にでた親友のスナフキンの帰りが待ちきれないムーミントロールを見かねた友だちのトゥーティッキが、すぐにスナフキンを見つけられるようにと自分の大切な望遠鏡をムーミントロールにかしてくれました。おかげで、無事にスナフキンの姿を一番最初に発見することができたのですが、夏の終わりまでという約束であずかった望遠鏡が、ある日なくなってしまいます。
なんとなく好奇心旺盛なトフスランとビフスランがあやしいのでは?とおもいはじめるムーミントロールでしたが・・・。
ムーミン谷のお友だちの中でもかなりユニークなトフスランとビフスラン。 名前から噛んでしまいそうになるのですが、二人の話す言葉はもっと不思議なのです。「こんちは、トーミンムロール。まナフキンを スつあいだ、いっしょに いてあげるわ。」だとか「あれ? なれは、そんだい?」とまるで暗号みたい。二人の言葉で言うと、「きょうえんぼう」が今回のキーアイテム!
毎回、北欧独特の色彩の美しさに目が奪われるこの絵本シリーズですが、見返しもまるで美しいコートの裏地のようなかわいいテキスタイル風の柄になっています。
あらためてムーミンママのさりげない助言とムーミントロールのおっとりとした優しさ包まれる素敵なお話です。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
春になりました。ムーミントロールは、親友のスナフキンがムーミン谷へ戻ってくるのを楽しみにしていたのに、なかなか帰ってきません。友だちのトゥーティッキが、スナフキンがきたら遠くからでもわかるよう、望遠鏡をかしてくれました。最近谷にやってきたトフスランとビフスランは、望遠鏡に興味津々です。スナフキンも帰ってきて、楽しい夏がすぎ、秋になったある日、ムーミントロールは、望遠鏡がなくなっていることに気がつきました…。 大好評シリーズ第6弾。
ムーミントロールシリーズ全部好きですが
特にこの絵本がすきです
フィンランドの国の季節感を感じます
やっと春がくる=スナフキンが帰ってくる
どちらも待ち遠しい。
こどもはそれを感じてるのかわからないですが、
トフスランとビフスランがことばを言い間違えるたび
笑いがおこり、もう一回!といわれて何度も読んでは
笑います。
これは言い間違えるというのがわからないと
面白さがわからないので、ここで笑えるのは
言葉の成長を感じました。
ママとしては日本語訳で言い間違いを表現するの
大変だったろうな・・・なんて制作のことを考えてしまいました。 (テラニィさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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