「おべんと おべんと クマさんのおべんとう サンドイッチを ぎゅぎゅっとつめて どこでたべる? だれとたべる?」 わらべ歌のようなリズミカルな文章にのって、動物や人間たちが色々なお弁当を作ります。完成したらそれを持ってお出かけ。夏にクマさんが、秋におばあちゃんが、冬にねずみさんが作るお弁当は、誰とどこで食べるためのものでしょう? お弁当の中身にもヒントがあるかもしれません。親子で想像してからページをめくってみてください。そして、待望の春がやってきて、たくさんのおにぎりを作った子どもたちが向かった先は……? お弁当は一人で食べてもおいしいけれど、誰かと食べるとまた格別のおいしさ。アルミ板から切り出すというユニークな技法で描き出す四季折々のお弁当の中身も、見ていて楽しいものばかりです。読み終わったあとは、きっとお弁当を作って外に出かけて行きたくなりますよ。
『おねぼうさんはだあれ?』や『つるかめつるかめ』など、あずみ虫さんの描くキュートでおしゃれなイラストがだいすきなので、こちらも読むのが楽しみでした。
くまさんがお弁当を作っています。2種類のサンドイッチとデザートのヤマモモをリュックに詰めて、「どこでたべる?だれとたべる?」と出かけていきます。
桜の咲く丘でおべんとうを広げる。これからのお花見の季節にぴったりのおはなしだったので、とてもうれしかったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
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