●●内容紹介●●
焦らないで、だいじょうぶ。 悩まないで、だいじょうぶ。 子どもをよく見ていれば、だいじょうぶ。 子どもは子どもらしいのがいちばんよ。
名作絵本「ぐりとぐら」の生みの親は母であり、数多くの子どもを預かり育てた保母でもありました。毎日がんばるお母さんへいま伝えたい、子どもの本質、育児の基本。「いざという時、子どもは強い」「ナンバーワンは、お母さん」「がみがみ言いたい気持ちを本で解消」……45のメッセージを収めた、心がほぐれる子育てバイブル。
●●目次●●
はじめに
1 お母さんが知らない、保育園での子どもたち どの子もみんなすばらしい問題児 子どもはたいがい臭いものです お母さんのお弁当をどんなに喜ぶか、見せてあげたい 「お母さんのお腹には切った跡がある」って、それが自慢なのよ 子どもはなかなか紳士です 子どもは自分丸出しで生きています 子どもの言うことは全部ほんとうです 私はもう一回、子どもになりたいとは思いません
2 「りえこせんせい」が子どもに教わったこと 子どもはお母さんの鏡です ナンバーワンは、お母さん 子どもは見れば見るほどかわいい 保育のポイントはどうやって遊ばせるかです 想像力豊かな子は遊び上手です 小さい子に「待って、後で」は通用しません 子どもはすばらしい先生です 遊びは本分、生活であり学習です
3 子育ては「抱いて」「おろして」「「ほっといて」 いざという時、子どもは強い 子どもをうちに閉じ込めないで 二四時間、一緒にいることはないのよ 心を傷つけたら、すぐ手当てをしてほしい 赤ちゃんのときどうだったという話はつまらない 子どもはお母さんの弱みを突いてきます わが子にもにくたらしいところがありました どこのうちでも早期教育をしています わが家は三権分立 心を寄せあって楽しめるのは、幼児期まで ケガや命にかかわる危険は叩いてでも教える
4 本は子どもと一緒に読むもの 「読み聞かせ」でなく、子どもと一緒に読む こわい話には安全地帯を用意して くだらないものを読むのは時間の無駄です 安心の場から子どもの読書は始まります 赤ちゃんは赤ちゃん絵本、と決めつけないで 本を読むにはエネルギーが必要です 子どもにおもしろい本は、大人にもおもしろい 見ているつもりでも、見落としがいっぱいある わが子とも毎晩本を読んでいました がみがみ言いたい気持ちを本で解消 いい作品にはいいお母さんがいます
5 いいお母さんって、どんなお母さん? 子どもがドンとぶつかってきて、よろめくようではだめ お母さんの得意とするものがひとつあれば十分 いろんなお母さんがいて、いろんな良いところがある 子どもの心を無視する親が問題です 子どもが一番いやなのは夫婦げんかです 子どもとつきあうには石頭ではだめ いいお母さんは、子どもの喜びに敏感です
おわりに
中川李枝子全作品リスト 装画・挿画出典一覧
知人からプレゼントで頂きました。本当に胸に響いてくることばかりで、思わずサイドラインをひいてしまったところも。内容ごとに短くまとめられているので、すぐに読んでしまいました。
子育て観も子どもへの見方も少し変わりました。
子どもの目線になって、子どもの思いが書かれているところがたくさんあり、自分がいつの間にか忘れていた子ども心が分かったような気がしました。子どもにとって大切なことは何なのか、改めて考えさせられました。そうだよな・・・子どもの頃ってこうだったな。と子どものことがかわいく思えるようになりました。
(ちょこちょこチップさん 30代・ママ 女の子2歳)
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