想像してみてくださいね。 「ねんねのおと」って、どんな音なのでしょう。
森にすむエゾリスのみんとちゃんがベッドに入ります。 ねんねの時間です。 「おやすみなさい」 すると……
スースー ガオーン グー ククク
これはぬいぐるみのくまちゃんの「ねんねのおと」。 いったいどんな夢を見ているのでしょうね。 今度はスリッパ、テーブルの上のえほん、いすの「おと」まで聞こえてきます。いすの上で一緒にねむっていたひざかけの「ねんねのおと」は……
スヤスヤ ムニョムニョ スー フワンフワン
ああ、なんてひざかけらしくて、柔らかい響きなのでしょう。 気がつけば、みんとちゃんのお部屋のみんなは、すっかりすやすや眠っていて、色々なおとが聞こえてきます。昼間のことを思い出しているのかな、それとも夢も見ないほどぐっすり眠っているのかな。みんとちゃんもそろそろ寝ましょうね。 みんとちゃんの「ねんねのおと」は……?
自分の身のまわりの子たちは、どんな「ねんねのおと」を立てるのでしょう。想像するだけで愛おしくなっちゃいます。音で楽しむねんねの時間。なんだかちょっと新しいですよね。ママの優しい声でよんでもらいたい絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねんねのじかんだよ、みんとちゃん。
北の森にすむエゾリスのみんとちゃん、ねんねの時間が来てベッドに入ると、 どこかから誰かの声が聞こえてきます。起き上がって見回してみると…。 お昼の楽しい時間を思い出し、静かな夜の時間に親しむ。 読み聞かせても、一緒に読んでも楽しい、寝かしつけ絵本です。
2歳児に読みました。
けっこうお気に入り絵本なようです。
ポット、カップ、テディベア等、みんとちゃんの身の回りのものがみんとちゃんよりも先にねんねしていきます。ねんね気分が盛り上がるかな?
うちの子はねんね気分になるというよりも、クッキーやどんぐりを指さしては「これほしい」と言っていました(笑)。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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